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カテゴリ:時事
議員年金がカットされるの3月中に議員を退職・・・
そんなニュースをいろいろなテレビ局でやっていた。 どれも怒りの声を荒げて・・・。 そんなに大きな声で怒る必要があるのかな? それが自分の感想である。 年金が年額20~30万円減る・・・ これを気にするのは65歳以上の議員、下手すると、70代以降の議員であろう。 すなわち、もう、これで引退という議員だけなのだ。もしくは、もう1期か2期やってから引退するかと考えている議員達だけである。 むしろ、これによって、世代交代が進みやすくなるのではないだろうか。 この年金減額が無ければ、立候補をする可能性の高い連中なのだ。 それに、年金が減るから、さっさと辞めよう、という考えのどこが悪いのか・・・。 4月、選挙で何もない。だったら、3月で辞めてしまえということのどこが悪いのか・・・。 こんな事態が予想されるのがわかっているのなら、5月1日以降とすべきではなかったか。 こんなことに怒りをぶつけるテレビ局もレベルが低いと言わざるを得ない。 もっと深いところにメスを入れようよ。 今回の件に関しては、そういう議員がたくさんいたよ、ということで、終わりではないか。 それに、そういう議員を選んだのは有権者なのだ。 民主主義とは、政治家の行った失態や醜態について、有権者全体も責任の一端が生じるシステムなのだ。 議員を怒るよりも前に、そんな議員を選んでしまった自分たちが反省すべきなのではないだろうか。 それに、その議員達が自己の利益のために1ヶ月前に退職したとしても、ささやかなものだと考えてあげたほうがいいのではないか。それまでに、自己の利益のために政治をねじ曲げてたので無ければ。それまで、社会のために働いてきたのであれば、ささやかなプレゼントとして考えていいのではないだろうか。 それらを告発するプロ市民たち。彼らの方が、裏でどのような手段を用いているのかわかったものではない。 そもそも、日本のシステムが、政治家もプロとして、市民活動家もプロとして動いている。 政治家がプロであるのは、制度を持ってすれば変えられるが、市民活動家がプロであることを変えることはできない。こういう連中の方がやっかいだ。 しかも、信念なるものを持っている。信念なんて、持って欲しくない。 それを強く持っている者に限って、「正義」を口にする。 彼らの「正義」とは、自分に味方する者。「正義の敵」とは、自分に敵対する者。 重箱の隅をつっついて、あとはほっておく。マッチポンプっていう奴ほど憎むべき存在はないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.12 18:18:22
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