|
カテゴリ:時事
日曜日、2時反語路、テレビを見た。
何人かの国会議員に今の社会問題と思われるもとを、町のアンケートから質問(?)、声当て(?)をしている。 まず、道路特定財源で・・・今のガソリン1リットルあたりの税金はいくらか? 結局、正解はなし。全然とんちんかんな金額を出している。 そして、いかにもと言う感じで、その使い方がおかしいんですよ。という。 宮崎県知事のような問題の本質を見極めない首長は、道路つくらなきゃ大変だ。もっと道路が必要だ・・・。というが、今の日本の現状は、道路を走る車のガソリンが高すぎて、乗り控え、軽自動車やリッターカーへの乗り換えといった自衛手段へと走っている。つまり、山奥に立派な道路をお金をかけてつくっても、そこを走る車がない、という現状であることを理解できないらしい。 中には、元鳥取県知事のような見識の高い方もいらっしゃるが、現実は、道路特定財源によって、公共事業を行い、ゼネコンなどを潤すことで、今はもう有効手段とはなかなかなりえなくなってきた、ケインズ型の景気浮揚策しかできない、ぼんくら知事が多い・・・。 そもそも、ガソリン税どうする、というよりも先に、ガソリンにかかっている消費税をどうする、といった問題が先であろうに、ここには誰も手をつけない。 現在のガソリン税、58.3円だそうだ。そこには、2.915円、約3円税金を、本来はかけてはいけない、いや、近代税制上絶対にやってはいけないことを平然と、知らんぷりして、それも、20年近くとり続けているわけだ。 本来なら、全員にその分の税金を返すのが本来であろう。 ここをしっかりとするだけで、3円ガソリンが安くなる。 国会議員が本当に国政のプロであるなばら、このようなありえない税制をただすことからはじめるべきではないだろうか。 誰もそこに言及しないのはなぜか・・・。 国会議員の見識のなさ、結局はお山の大将ということでえあろうか・・・。 そして、ワーキングプア問題。 義家議員、ヤンキー先生というのだそうだが、この愚か者議員は、結局、人間を色眼鏡でしかみていないことがよくわかる。それに、評論家ぶった言い方、分析は、国会議員としての資質ゼロ。かわいそうだから、誰か指摘してやれよ、っていいたい。あなたは勘違いしてますよって。上からの目線でしか見てませんよって・・・。 ワーキングプア、特に30代のワーキングプアを、高望みしすぎがこの年代の原因なんだ、とごく一部の人間だけを見て分析している。 しかも、バブル時期の先輩がよいところへ就職したのを追っているので・・・。ワーキングプアになってしまっている・・・というのが彼の考えのようだ。 バブル全盛期の年代は、現在、40代後半である。それを夢見ている30代、って構図なりたつであろうか・・・。 むしろ、30代半ばにとっては、就職氷河期の時代であろう。その人に向かって、おまえはバブル時期を夢見た高望みをしている。その考えは捨てろ・・・なんて残酷なことをまっとうな人間として言えるか? それに、ワーキングプア問題の最大の問題は、派遣会社の中間搾取の多さにあると言えるだろう。 派遣会社を通すことで、雇用の調整弁、福祉関係の軽減が会社にもたらされる。 だから、会社は、派遣社員に、直接雇用よりも高いお金を払う。 たとえば、時給1500円を相場にしている会社は、派遣会社に時給2250円くらい払う。そして、派遣会社は、労働者に時給1200円くらいを払う。 こういった、派遣会社の中間搾取がワーキングプアをもたらす。 だから、政府の対策はとんちんかんなものになる。 派遣会社に対しては、派遣を雇い入れる会社から支払われる賃金の75%以上を労働者に払わなければならない、とか、その会社のアルバイト・パート賃金より下回る賃金にすることを禁止するなどの法律が一番有効なのだろう。 とにかく、国会議員たち、さらに、そのブレーンたちよ、少しは考えろ。 それから、結局、タレント・有名人などからの政治家への転身は、その大半がちぐはぐなものであることはいつも感じる。 まともな政治感覚、本質を読み取る力が国会議員にあって欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.22 15:04:01
コメント(0) | コメントを書く
[時事] カテゴリの最新記事
|