2006/05/14(日)00:10
■ユーザビリティーが大事。
■音楽を押すですか。
先日ドコモがケータイ夏モデルを発表した。
ドコモは「音楽を強く押していきたい」らしい。
どこか、他キャリアの後を追っていく印象しかない。
しかも、今回のドコモの音楽の仕様を見る限り、
それほど強く押せてないという現実が見える。
プッシュ型の音楽配信コンテンツというのは新しい事だが、
それに対応している端末は1機種。
着うたフルに対応する機種は2機種。
SDを介してのオーディオ機能は充実しつつある。
それは嬉しいことだけれど、
リスモみたいなインフラ整備はない。
「音楽押し」は、私には「ちょっと無理がある」ように見えた。
ドコモは、クレジット事業にも力を入れていくらしい。
何年も前から構想があったよーで。
でも、ちょっと不安かなぁ。いまいちまだはっきり分からないけれど。
もうちょっと、詳しく調べようかなーと思う。
今回の新機種発表、数日前から楽しみにしていた。
けれど、いざ発表されてみると、
どーも、目新しいものもなく…あんまり楽しくない。
PS3の発表みたいだなと、少しだけ思った。
業界全体が、飽和している感じも受ける。
ナンバーポータビリティーを前に、
必死に囲い込みをしたい携帯各社。
技術的革新も停滞している感じなのかな。
「新しいものを詰め込めばいいということではない」
ということは分かっていても、携帯のお話も、
一つの壁が前にあって、それを越える手前までに来てるのかなー。
3.5G、4Gまでの間にはまだまだ時間がある、壁がある。
自分が、携帯電話に対して熱がなくなってきただけなのかも。
使えればいいし、もう十分に使えるレベルにある。
音楽を携帯で聞く必要はないし、
クレジットだってカードがあればいい、
スイカ、フェリカ、急ぐことはない。
連絡手段としてのウェイトが大きい。
付加価値に、人々がついて行けない現実があるのかな。
デジタルな進化が進めば進むほど、
敷居の高さの個人差がものすごく大きくなる。
難しいと思うんだよねぇ。
バイオメトロニクス認証?セキュリティー?
ミュージックチャンネル?SD-BINDING?
ワンセグもそう、ハイデフもそう。HDMIもそう。
PSPも、PS3もそうなんだろうな。
デジタル機器、デジタルの使い方や仕様が明らかに難しい。
使えるごく一部の人が喜ぶのか、分からないと嘆くのか。
そういう時代の中で、DSのタッチペン一つでなんでもできる
UIの発見、使いやすさ、わかりやすさ、敷居の低さ。
Wiiのリモコンだってそう、振ればボールが飛ぶ。簡単だ。
なんか、そんなことも携帯電話にも当てはまるんじゃないかなと、
書いている間に思った。詰め込めばいいってことでは、ないということかな。