2007/03/05(月)04:36
■レイトン教授とシリアスゲームについて - Vol.1
■レイトン教授と不思議な町
2月15日、「レイトン教授と不思議な町」が発売された。
ドラゴンクエストVIIIを開発したことで有名な
レベルファイブが「自社ブランド」を名打つ初めての作品である。
当初、まったく購入の予定はなかった。
しかし、大好きな大泉洋さんが登場するCM。
WEB体験版、各所の記事や評判。
電車内広告など、目に触れる機会が多くなり、
結果このタイトルを購入してしまったわけだ。
発売から世に流れた13万本は、完売。
3月頭には大規模な2次出荷が行われたようで、
現在は店頭に並んでいる頃であろう。
レイトン先生(教授)のお話をする前に、
今の日本のゲーム業界「シリアスゲーム」についての
お話がしたい。レイトン教授の良さを語る上で、
必要なところなので、お付き合い願いたいところ。
「シリアスゲーム」と聞き慣れない単語を使ってはいるが、
簡単に言えば「ゲームらしくないゲーム」のこと。
代表されるのは「脳トレ」「英語漬け」「漢字検定」等のソフト。
これらソフトウェアのことを、最近は総じて「シリアスゲーム」と呼ぶ。
■シリアスゲームの延長線。
今の日本のゲーム業界は、言うまでも無く
「DS旋風」という言葉に尽きるのではないだろうか。
つい先日、DSの販売台数が1500万台を突破。
PS2の倍近いスピードでの1500万台を達成した。
DSを牽引したのは、
新しい操作形態の「ハード」&マッチングされた「ソフトウェア」
であると考えられる。それに最適化されたソフトウェア群が
上記で説明した「脳トレ」に代表されるシリアスゲーム。
こうしたソフトウェアは、DS旋風にどういう影響を及ぼしただろうか。
続く。