カテゴリ:介護ニュース
◆ 委託と配置転換で改善
限られた収入で介護職員の待遇改善を図るには、運営の効率化が欠かせません。 介護報酬が平成18年度に全体で2・4%減になったのを機に、練馬区社会福祉事業団は自前で提供していた食事を外部委託にして経営を効率化しました。 そこまでには、どんなプロセスがあったのでしょうか。 「介護報酬が下がるので、1年後に食事を外の業者に委託する方針が出ました。辛いでしょうが、介護職への転向をお願いできませんか」 平成17年夏。練馬区社会福祉事業団の五十嵐一治・事務局長(当時総務課長)は正規職の調理員十数人に個別面談を続けた。 「結局、首を切られるということですか」。法人内の配置転換は解雇ではないが、職員の反応はさまざまだった。「中には同期で入職した方もいて辛かった。でも、限られた収入でやるには、理解してもらうしかなかった」と五十嵐事務局長は振り返る。 事業団が食事の外部委託を具体化した背景には、介護報酬減で法人収入が特養とショートステイで7000万円減になる見通しだったことがある。 HPのつづき・・・ 2008.11.12 08:15 産経ニュース 高齢者福祉施設給食は、厚生労働省が定める介護高齢者福祉施設と、老人福祉施設などが含まれます。 従来、入居者は食材料費負担分を標準負担額として780円を負担していたが、2005年10月の介護保険法の改正後は、入居者の標準負担額(食費)が1,380円と大幅に増額されました。 介護保険施設では入居者の負担増を抑えるために、自前調理からコスト削減が見込める給食業者への委託の流れが目立ってきています。 有料老人ホームの場合は、食費は全額自己負担であるが、食事は有料老人ホームを選ぶ重要なポイントでもあり、イベント食などの提供も重視されるため、建設時点でノウハウを持つ給食業者へ委託を決め、厨房や食堂の設計を給食業者と行うことも多いといいます。 特養の食事の質の維持については、委託業者を変えているのも目立ちます。 通所サービスにおいては、施設で作っている所もありますが、お惣菜屋でおかずを配達してもらい、施設で盛り付けている所も多いですよ! 施設で食事を作っている お惣菜屋に発注 結局 利用者としたら、「衛生上問題もなく、美味しければ」 良いのですよ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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