カテゴリ:社会
政府は12日、省エネ家電の購入者に付与する「エコポイント」を、環境保護に取り組む企業が発行する商品券や、地域振興券とも交換できるようにする方針を発表した。
これまで、ポイントは次の省エネ家電の購入時に使えるとしていたが、「幅広い商品と交換できれば消費者が使いやすくなり、経済も活性化する」(経済産業省)と説明している。 15日以降に購入した商品が対象となるエコポイントと交換できる商品の要件は(1)省エネ・環境配慮に優れた製品(2)公共交通機関のプリペイドカードや、環境寄付などをした企業が発行する全国で使える商品券(3)地域振興券や商店街の商品券など--の3点。 制度の裏付けとなる09年度補正予算案の成立後、要件に合う商品を公募。第三者委員会を設置して早ければ6月中に選定する。 実際にポイントが交換できるのは7月以降になる見通し。 また、ポイント数は製品の大きさなどによって統一。 1ポイント=1円換算で、エアコンは6000~9000点(買い替えの場合は3000点追加)▽冷蔵庫は3000~1万点(同5000点追加)▽地上デジタル放送対応テレビは7000~3万6000点(同3000点追加)が付く。 ポイントは購入額の5%(テレビは10%)が目安。販売店によって価格が違うため、不公平感が生じないよう統一する。 毎日新聞 2009年5月12日 東京夕刊 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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