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AEDとは、「ER」でよくあった、心電図が平行状態になったときに電気ショックを与えて心拍を回復させる最終手段のあの機器の、携帯版みたいなものだ。医療機関、行政機関、学校、交番、その他人が集う場所などに徐々に普及している。
・AEDの電源を入れる ・電極パッドを貼り付ける (水濡れ・胸毛・ネックレス・ペースメーカ等の確認) ・解析 (傷病者から離れる) ・指示があれば除細動(「皆、離れて!」と叫んで自分も傷病者から離れる) 除細動は3回までで、循環のサインを確認して、なければ1分間の心臓マッサージと人工呼吸をして、AEDの解析を繰り返す。 途中何度も出てきた「循環のサイン」とは、要は傷病者が「息を吹き返したかどうか」のことだが、これは、 ・気道を確保した姿勢で ・耳を口元へ近づけ呼吸の音を聞き、目で胸の動きを見る ・低い位置で5秒、高い位置で5秒(高い位置から足が動いていないか等、全身を見る) を行うこと。 胸の圧迫の位置は、一番下の肋骨から剣状突起を見つけ、そこを基点に手掌基部を重ねてのせる。心臓は左側と言われているが殆ど中央の左である。圧迫するのも中央の胸骨になる。 救急車が到着して医療機関に引き継ぐまで、以上を繰り返す。 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.03 23:57:31
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