カテゴリ:私の歩いた山と道
申し込んだのは一泊二日の強行軍で登るツアーだった。スケジュールは以下の通り。
30日 07:20 天王寺集合 バスで名神~中央道と移動 (途中サービスエリアで各自昼食) 17:00 富士スバルラインから富士山五合目に到着 雲上閣にて着替えと夕食 18:00 登山開始 23:00 八合目の白雲荘にて仮眠 1日 01:30 八合目出発 朝食お弁当 04:30 山頂・御来光 その後、各自でお鉢めぐりなど 10:00 五合目に帰着 11:00 フィットインリゾートにて入浴と昼食(バイキング) 13:00 お土産購入に御坂農園へ立ち寄ってのち帰路につく 22:30 難波で下車して解散 八合目の山小屋で一泊するのだがその時間は2時間半と短い。二泊三日コースだともっと余裕がある。前々日の深夜に大阪を発ち、夜中に高速を走って朝から富士に登り夕方に八合目着。山小屋で7時間半ゆっくり休める。登頂時間も多くとってある。 ただし御来光を拝するには、どうしても深夜に山小屋を出発して夜通し歩くことになる。いくら休憩を多く取っても生活サイクルが大きくずれるのは避けようがない。普段から規則正しい生活をしている高齢の方ほど変調をきたしやすいところかも知れない。 山中を駆けたり12時間ぶっ通しで歩いたりして、人並み以上に健脚だと自負する私は躊躇いなく一泊二日コースを選んだが、参加して正直これは大変だと思った。何が厳しいかというとスケジュール通りに行かないのである。上のスケジュールは理想をプロットしたものである、ということを肝に銘じておかなければならない。 近畿出発の富士登山ツアーの検討を始めたら、まず最初に一泊か二泊かを選択することになる。前日から睡眠時間を調節してバスの中で熟睡できるようにし、山小屋の仮眠は寝なくても持つようにすれば一泊二日でも大丈夫だろう、と考えて私はその通り実行したが、もうへとへとになった。 ▲五合目の雲上閣。そこは雲中であった。6/30 17:00 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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