890789 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

misty247

misty247

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.10.14
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 慈尊院の奥から山道に入ると、しばらくは柿畑のなかを歩く。桃、柿、ミカン、梅干は和歌山の特産物である。柿の実りの時節、色づいた柿が道に枝を伸ばす。

高野山町石道_柿畑
▲柿のなかを歩く

 李下に冠を正さず、柿下でパッキングしなおさず。もしかしたら渋かもしれない柿に手を伸ばさなくとも、この辺りの林道では農産物の無人販売所が所々にあり、安いところでは、スーパーのチラシ特価でも比較にならないほどのお得価格で売られている。それらは外観がすこし黒ずんでいたりするが、中は綺麗で、種なしで甘い。
 観光地のそばにある販売所、有人の販売所は安くない。安く買うなら、山の方、無人の販売所がおすすめだ。無難に買いたいなら、「やっちょん広場」というファーマーズマーケットもある。ここでも土産物屋よりは安い。橋本方面へトレッキングに来た際は、格安の農産物販売所を押さえておいて、買いものをするのも楽しみのひとつであろう。この日、私は爆安でたくさんの柿を買って帰った。

高野山町石道_柿
▲百円で6個入りはざら。多いと10個も。

 「大門(おおもん)」が高野山の入り口だから、分岐では常に、大門を指す道標を選んで歩いていく。最初に登りが続くが、展望台を過ぎると、ずっとなだらかな道が続いた。
 最初の十町ぐらいは、あった、あったと町石を確認していたが、そのうち景観の一部になった。山腹をうねうねと進む道が続いた。同じような景色がずっと続いた。畑の道で振り返れば紀ノ川の展望が得られたが、林間に入るともう展望はなく、草花も寂しい。
 町石道は有名なトレッキング・コースではあるが、景観や周囲の雰囲気を楽しみながら歩ける道ではない。どちらかというと変化に乏しく単調な道である。

高野山町石道_続く道
▲こういう道が何キロも続く

 鳥居がふたつ並ぶ「二ツ鳥居」を過ぎ、ゴルフ場の脇を通り抜け、車の音が聞こえてくると60町石の立つ「矢立(やたて)」である。慈尊院から120町、約13km。高野山ドライブウェイを横切る場所で、ここには茶店や自販機がある。逆にいえば、慈尊院からここまで自販機ひとつないということで、とくに夏場はこのことに留意せねばならない。
 矢立を越すと、7町石近くの大門まで53町、約5.8km。矢立で2/3クリアだ。 <つづく>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.19 07:49:04
コメント(2) | コメントを書く


PR

Calendar

Profile

misty247

misty247

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X