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受付をしてゼッケンとTシャツとガイドブックを貰った。この大会は距離によって3種に大別される。2.4キロと4キロと8キロである。
国道9号線沿いの北条オートキャンプ場がスタート地点。8キロのコースは、黒松の林のなかを東へ移動しながら2キロ走る。海岸へ出て浜辺を西に4キロ。折り返して2キロ戻り、北条オートキャンプ場へと帰ってくる。
車のなかで、帰りに寄る温泉を本でチェックしていると開会式開始の9時40分になった。選手への注意事項と招待選手高橋千恵美選手のトーク(前回写真)を聞きながら軽くアップをした。スタートは10時。10秒前に10m手前から歩き出し、ジャストでGO!というスタート方法だった。
▲スタートライン
1分前。10秒前。前へ歩いてください。START!
8キロなので前半から飛ばした。
少し前に近所の池周回コースで10キロのタイムトライアルをした。45分だったから10キロ未満ならキロ4分半は維持できる。砂地だからキロ5分の40分でゴール出来たら上出来だなとスタート前に考えた。砂地は蹴りがきかないというが、踏み込んで沈むのはたかだか数センチ。少し効率が悪いだけで、足さえ回していればそうロスもなく進むだろうと通常の1割減程度に考えていたのだ。
今から思うとなんという甘い考え! 40分は砂地RUNを知らない私の無謀な目標であった。
▲松林のなかを快走
数百mの舗装路を走って松林に突入。木の根につまづかないように注意しながら駆け抜けた。
2キロ走って選手間が十分にバラついたあたりで、視界が開けた。前方に海が見えた。いよいよ砂地だ。
▲いよいよ砂浜に突入
砂地に3歩踏み込んで、砂地RUNを知らなかった私は驚いた。上体だけが先行して転びそうになった。こんなに違うのか!? 抜き足を引っ張られているような感じである。
強く蹴りだしているのに、体は前に進まない。そのギャップに感覚が慣れるまで少しの時間がかかった。
少しでも硬い所はどこか、前走者の踏み跡はどうか、もっと土手はどうか、いろんな走り方を試してみた。
水の上を歩く方法 ―― 右の足を踏み出して、その足が沈まないうちに左の足を出し、今度はその左足が沈まないうちに、右の足を出す。
なんだったかなぁ、こんなハウツーがあったよなぁ。ロスを減らす方法はないものか、試行錯誤の果てに、こんな記憶の断片までも引きずりだしていた。 <つづく>
▲砂浜RUNは予想以上に足の負担大!
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Last updated
2007.12.05 01:56:08
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