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misty247

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2008.09.01
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 am9:35、スタート5分前。スタートの列に並んで「エイエイオー」のイベント。
 正面に見える伊吹の空はすこしずつ晴れてきて、気温も肌に感じるほどぐんぐん上昇してきた。厳しいランになりそうだ。


▲エイエイオー!とドンドコ♪デンデケ♪

 エイドは、神社・一合目・二合目・三合目・五合目・八合目・山頂にある。去年は開会式で、熱中症の注意がしきりに警告され、500mlのペットボトル1本を持って走ったが、最後まで飲まなかった。今年はゼリー飲料1パックをポーチに持つだけにした。
 陣太鼓が打たれ、am9:40、スタート!

 去年は渋滞にいらつかされた。それで次回は舗装路の続く一合目まで全力で飛ばそうという作戦を立てた。それは富士登山競走の馬返しまで飛ばせ、というのと同じだ。しかし、最初から筋肉に乳酸を溜め込んでしまうと、後までずっとそのツケを払わされる。最初に飛ばすのは走り方としては非効率なのだ。ポジションのメリットはそれを補って余りあるか? 私はここにきてポジションにこだわるのは損な気がして、無理のないペースで走った。
 歩く人を少しピッチの早い歩きの足で抜かすのは、狭い山道では難しい。しかし、歩く人を走る足で抜かすのは、狭い山道でもときどき機会がある。周りが歩いてしまう箇所でも、常に走れる力を溜めておいて、抜けるところで少しずつ前に出る。この作戦でポジション優先と同じ程度の結果になるなら、走っていて楽しい方法を選びたい。


▲R551を北に、三之宮神社へ向かう

 伊吹山を正面に見て、セメント運搬路をくぐる。伊吹の空は青空になっていた。
 農道の交差点を横切ると、ほどなくして神社に到着。階段を駆け登り、境内を右に折れる。


▲三之宮神社の階段を登って境内を抜ける

 ここに一つ目のエイド。まだ早いなと思いつつも景気づけ(?)に1杯いただいた。


▲1番目の三之宮神社エイド

 右手に『伊吹山(日本百名山)登山道入口』の標の立つ道を見送って、坂を登るとゴンドラの山麓駅。それも過ぎると静かな林道に入った。積荷のある車でも登れる一定の緩やかな傾斜を求めて、道は山間を複雑に蛇行している。日向と木陰がまだらを描くさまも、大蛇の皮のよう。


▲林間の道をうねうねと登る

 上と下にランナーを垣間見るヘアピンカーブをいくつも通り、鉄製の無骨な藤棚を何度かくぐった。あれはゴンドラからの落下物ガードらしい。3回目をくぐると傾斜はフラットになり、じきに一合目だ。
 伊吹高原荘の前を通り過ぎると、前方の視界が大きく開けてスキー場の下に出た。 ここが一合目。エイドがあった。


▲2つ目のエイドは一合目

 草原の斜面を登るランナーの列が続いていた。少し登って振り返ると、ここからでももう琵琶湖が見え、対岸の比良の山並みが望めた。ここまでで25分ほどかかった。馬返しのちょうど三分の一ぐらい。ということは、一合目に遅くとも22分、理想を言えば20分で到着したい。これは来年の課題だ。
 一合目から土の道となる。ここから積極的に前へ出る走りをする予定。筋を一本ずらして歩かずに駆けた。歩くのと大差ないスピードだが、それで半分ぐらいまで頑張った。来年は上まで走り通せる脚力で臨みたいものだ。 <つづく>


▲一合目の先は広い草原の斜面

 






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Last updated  2008.09.02 18:11:09
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