カテゴリ:点字・点訳
◆ Mission5. 点字凹面を出力する ◆
データコンバータの出力データを何にするかで4つ案を出した。 A. "Braille" フォント B. ユニコードの点字領域にマッピングしたという"Braille6"フォント C. 和製NABCCともいえる日本ライトハウスの墨点字フォント D. ●で表記する A案。凸面も出力できるにこしたことはない。少なくとも開発者はデバッグで必要だ。"Braille"フォントのひとつで、凹面凸面両方ともOKというのは、簡素でよい。 B案。ユニコードの点字エリアについては、情報が皆無に等しい。文字コードと点字パターンの対応が規格化されていないかもしれない。"Braille6"フォントは先頭コードから2進数ビットにみて、点字パターンを配置している。これはこれで便利だが。 どうせマッピングするならユニコードかと、長いもの巻かれたくても、その中身がないのでは意味ない。 「一つ一つの点を、まるで水晶玉を磨きあげるように作りました。」と書かれてある、このフォントの美しさにはおおいに惹かれたけど。B案は見送り。 C案。墨点字フォントは2種類あり、ひとつは、点のないところに線を入れるフォントである。線入りでの出力も可能になるのはメリット。墨点字フォントはそれ単体でも利用価値があるし、ちょっと迷うところである。 D案。この手もあるぞ、と自分でひらめきを称えてあげた。フォントを使わない点では、簡素で悪くない。これまでの処理だと、Wordは単なるテキストエディタに成り下がっているが、ここでWordの本領発揮か。しかし、「Wordの本領」なるものに、あまりよい印象を持っていない。深入りすると泥沼の伏魔殿という気がする。直感的に、やめとこう。 ということで、ここはシンプルに、A案に決定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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