2015/03/02(月)09:51
着付けと煎茶道14
着付けと煎茶道の14回目になります
蓋付き茶碗点前
今までとは違う 蓋の付いたお茶碗ですつまり、蓋をあける動作がつく訳です訪問先で、このような蓋付き茶碗でお茶が出てくることがありますが特別何も考えずにいただいていたような気がします
~蓋のあけ方~左手を茶托に添え、右手で蓋のつまみを持ち水滴が飛ばないよう、そっと蓋を自分の方から開けて蓋についたしずくを中に落とし蓋を裏返して両手で持ち、茶碗の右側に置きます
何てことない所作ですが、イザとなるとなかなか出来ないものですよねマスターしておけば茶碗蒸しやお吸物・煮物など蓋の付いた食器にも応用できますね
軸 渓梅一朶香(けいばいいちだ かんばし)谷間の早梅が一枝咲いている様を表しています人が気付かないような所にも、梅が開花し芳香たる香りを 放っています~人生の有り様を溪梅に例えています
人生どこにいても花を咲かせることができるという意味
あるいは、誰かにほめてほしいと咲いているわけではなくただ無心にひっそりと咲いているだけ、ととらえることもできるようです
お菓子 静閑院 山の彩り 高校時代の友達の作品このお菓子もなかなかに美味しかった~! 白梅 侘助(わびすけ)渓梅一朶香・・・毎年々同じ時期に忘れずに咲く花々人が見ようが見まいが、精いっぱいに一生懸命に・・・
今回は、花に大切なことを教わったような気がして胸が熱くなりました~