Ｂｏｏｋｗｏｒｍ

　家の電話が鳴ったので、受話器を取る。
　しばらく、何も言わないので、「もし、もし」と言いやる私。
　すると、「鈴木さんですか？」と、たどたどしく聞き返す相手。

「違いますよ～。番号間違いではないですか？」
　そしたら、番号を確認するため読み上げるんですね。
　確かに、それは我が家の番号でした。
　
「でも、うちは、鈴木ではありません。もう一度番号を調べてみては如何ですか?」
（こう云うしかないですよね？！）

　しばし、考えているようでしたが。。。
　電話を切ったようです。（着信記録には携帯の番号が表示されていました。）

　しばらくしてから、お呼びの音が、また鳴るのよね。
　表示された番号と同じです。
　そして、受け取ってしまった私。
　交す言葉も、先ほどの電話と同じなんですよ～。。。
　一つ補足した感じの質問は、
「この電話番号は、借り電ですよね。マンションですよね。」
　何で、そんなこと聞いているのか、不思議でした。
　こちらも少し、警戒気味になります。（ムムム。。。）

　用件を相手が切り出さない？何のためにもう一度かけてきたのだろう？とか・・・。

　それっきり、電話は鳴らなかったのです。
　何だったんだろう？

　そう言えば、最近、電話の受け取り方も随分、変わったように思います。
　まず、先方が確認できるまでは、こちらから名前を名乗らない。
　↑コレって、○十年前の私が受けた教育とはまるで別物のﾏﾅｰですが・・・(爆）
　今の時代、暗黙の常識みたいになってきちゃったかなぁ？
　
　かけた相手が、用事があり名乗るべきなのにこちらを確認した後に、自分を名乗らないとは不審に思っても致し方ないかも。。。

　もう一度、子どもたちにも話合って、電話の現代版取次ぎ方を工夫してみなくてはと、一層、警戒心を高めてしまった私。（ちょっと、冷たい人になろう？？？）
　
　まわりで個人情報を強調するから、自然な話すらぎこちなくなってしまうことって、ありませんか？