2006/10/31(火)13:31
「さるぼぼ」と義父
秋になると決まって、亡くなった旦那の父を思い出す。
長年の趣味だった写真を、定年後には存分に楽しんでいた。
〇〇会員になり、上野の東京美術館で展示されている写真を、毎年、見に出かけたものだ。
この日のために、いろんな所へ撮影旅行に出かけていた義父である。
彼は、好翁爺(文字にするとこんな感じかな?)。孫を文句無しに可愛がっていた。
旅先で目につくものも、必ず、孫向けが中心だったようだ。そのセンスも良い!!
長女がまだ一歳くらいの頃に、飛騨高山の土産として頂いた物は、特別のお気に入り。
初めて出会ったさるぼぼに、何とも言えぬ情を感じる。
義父は、お守りだと言っていた。(万が一の場合に身代わりを果たすとかです。)
以来、さるぼぼは、よだれまみれとなる。
口が利けるようになって、遊びに出かけるようになってからは、
“赤い顔して、可愛いいよ。”
と、見せびらかしていたものだ。
おかげで。。。長女は、バービーだの、着せ替え人形を知らないまま育った。
どうですか? 素朴で、可愛いでしょ?!