Bookworm

2006/10/31(火)13:31

「さるぼぼ」と義父

生活(347)

 秋になると決まって、亡くなった旦那の父を思い出す。  長年の趣味だった写真を、定年後には存分に楽しんでいた。  〇〇会員になり、上野の東京美術館で展示されている写真を、毎年、見に出かけたものだ。  この日のために、いろんな所へ撮影旅行に出かけていた義父である。  彼は、好翁爺(文字にするとこんな感じかな?)。孫を文句無しに可愛がっていた。  旅先で目につくものも、必ず、孫向けが中心だったようだ。そのセンスも良い!!  長女がまだ一歳くらいの頃に、飛騨高山の土産として頂いた物は、特別のお気に入り。  初めて出会ったさるぼぼに、何とも言えぬ情を感じる。  義父は、お守りだと言っていた。(万が一の場合に身代わりを果たすとかです。)  以来、さるぼぼは、よだれまみれとなる。  口が利けるようになって、遊びに出かけるようになってからは、  “赤い顔して、可愛いいよ。”  と、見せびらかしていたものだ。  おかげで。。。長女は、バービーだの、着せ替え人形を知らないまま育った。   どうですか? 素朴で、可愛いでしょ?!

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