Bookworm

2007/02/26(月)12:12

法要

生活(347)

 家の前にあるお寺で、先ほどから木魚を叩く音がする。  どちらかの法要だろうか?    旦那の義母の法要の時を思い出す。  先祖代々のお墓があるのは、富士宮。  親戚一同、新幹線で乗り合わせ行く。  この時によく出る話が、民謡にまで唄われる大きな酒蔵を、昔は持っていた、だ。  旦那の数代前のご先祖さまは、版画の刷り師で、その影響を受けた旦那の曾おじいちゃんが、酒蔵を人に任せ、放浪の画家に転じてしまったそうだ。  その話の続きかな?義父が存命中、あるゴルフ会社より、ゴルフ場を造成した後に登記簿を見たら、ホンのわずかは、家の持分だったらしい旨を伝えて来た。詫びるとともに、売買契約と永久会員入りしたとか。おかげで私のセットも、15年以上そちらのロッカーに保管されつつある。もう、捨てていいっすよ。はぁ~。  お寺も古い。  宗派の違いだろうか、本堂に座ると、各自の座布団の前に小型の木魚と経本が置いてある。  それを手に取り読み、一緒に木魚をたたいたりする。  住職の説法は、良い。  身も心も洗われるようだ。  富士を眺めながらの墓参りの際に、まだ4つになる前だった長女が聞く。  「ねぇ、どうして、みんなでガイコツを叩いたの?」  一瞬、???だったのだが、気づいて爆笑した御一行さまでした。             

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る