Bookworm

2007/10/29(月)12:11

雨にも負けず・・・。

生活(347)

 10年も乗りつづけた愛車とさよならして新車の納車の日。  雨だから日を改めましょうか?を、一蹴。  娘たちが帰る頃にはもっと降るだろう・・・。  学校は文化祭の初日だ。  私も出かける。  (母友が、娘の演奏をぜひ見たいと連絡くれた。明日は、仕事なので雨でも行きます。・・・と。  嬉しい。覚えていてくれたのね。)  すべては、姉と車やさんにお任せして出かけた。M(--)M  帰り道、最寄駅の近くには、スイミングスクールがある。  私の前を、その帰りらしき3歳くらいの女児とおじいちゃんが歩いてた。  雨足も、風も強く、傘も飛ばされそうだ。  幼児は子供用の高そうな雨コートをしっかり着て、可愛い傘を手に持ったまま。  おじいちゃんは傘をしっかり持ち、早足で歩く、歩く、歩く。  それを小さな長靴が、小刻みにせわしく追う、追う、追う。  (おじいちゃん、少し、ゆっくりと・・・。手でも、引いてやればいいのに・・・。)  時折り、傘を煽るような風。  おじいちゃんは、しっかりと傘だけを握って。  そのうちに、女児は、  「あ~ん、つかれたよ~。」  おじいちゃんは、ホンのわずか振り向いて、  「早く歩け。」  メソメソしても泣かない。  仕方なさそうに、以前のような小刻み歩行を始める。  信号待ちだけが、唯一の休息になる?    この子の母は、傘もささないで戻って来た~。なんて小言、言うかな?  この風では、子どもに傘は無理だったと了解できるだろうか?  いや、おじいちゃんの早足。  それに離れず着いて、負けずに歩いて帰ってきた我が子の頑張りを褒めてやれるだろうか?  この子・・・しっかりした足取りだったもの。  強く、たくましく、いい育ち方。    いろんなことを想像して、私も、靴の中で足がグチョグチョになって。    夕方、次女が、そして、長女が。  迎えに来ての、電話もなしに制服の裾から水を滴らせて、玄関口で、  「雑巾~、ある~~!」  ですって。(上がり口に置いてあるのに、あほっ!)  何のために納車してもらったのだろう?  その後の苦労、手間(靴に新聞紙を入れたり、ドライヤーで乾かしたり。制服の襞をアイロンしたり。延べ、2時間くらいの作業でした。はぁ・・・。)と、比較するものって?(苦笑)          

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