ありがとう、先輩諸姉。
学園祭、二日目。 本日をもち、高校二年のクラブ活動は引退となる。 9月ごろより、華やかな引退となるように、長女たち一年生が大いに活動してた。 朝早くから、深夜まで、明けても暮れても、マンドリン。 手抜きせずに丁寧にデコレーションの工作を内職するもので、何度、 「手際悪いよ。もっと、要領良くできないものなの?」 「そのくらい、勉強も一生懸命になればいいのに・・・。」 などと、小言が口に出てしまいまして。(端で見てる方がじれますもの。) 体重もずい分落ちたのか、痩せました。(睡眠時間、足りなさ過ぎ~!!) でもね。講堂での演奏を聞きながら、涙もろくなっちゃうんです。 なぜか、娘が立派に見えるんですよ。 そして、グチグチと、どうして怒ってしまったのか、可哀想な思いをさせてしまったと、反省してね。 クラブ室で、先輩たちの高校最後の演奏。 「朝も早くから、練習やら写譜で大変だったし、辛いこともあったけど・・・ マンドリンが好きだったから頑張れた。」 声詰まらせて、言うもんだから、保護者だって移っちゃいますね。(ポロリ) 送る後輩の演奏も、清らかに、爽やかに、・・・何度も聞いてる曲なんだけど、新鮮に感じます。 この先輩たちがいてこそ、娘たちがこの楽器に魅せられて、音色に惚れて、憧れて、そして奏でることができたのよね。 私には、教えることのできない大切なものを、残してくれて・・・ありがとう~!!