美竹姫のひとりごと・・・

2011/01/04(火)10:39

考えもの・・・

環境と安全(108)

若い世代の結婚は「HIJK」 Hしてから愛が生まれ… 結婚する前に妊娠する「できちゃった婚」で生まれた子が、全体の4分の1を占めるまで増えてきた。 出産した女性の年齢が若いほど、でき婚率は高くなり、15~19歳では8割を超える。 そんな若い世代の結婚事情は、「HIJK」とアルファベット4文字で表現されるという。 いったいどんな意味なのか。 20~30代は違和感なし、親の世代は抵抗感 テレビで有名人のできちゃった婚のニュースを聞くことは、珍しくなくなった。 2010年も、俳優の瑛太さんと歌手の木村カエラさんなど、結婚前に既に妊娠していたケースがかなり見られた。 厚生労働省は2010年12月9日、「出生に関する統計」を発表した。 この中で、「結婚期間が妊娠期間より短い出生」の項目で、できちゃった婚の実情を明らかにしている。 女性が結婚前に妊娠、その後出産した第一子の割合を見ると、2009年は25.3%。 4人に1人は、できちゃった婚で生まれた計算になる。 この割合は2002年の27.9%をピークに微減が続いているとはいえ、25%以上をキープしている。 年齢別のでき婚は、出産した女性の年齢が30~34歳では12.1%なのに対して、20~24歳だと63.6%に、また15~19歳では81.5%に跳ね上がる。 これだけでき婚が増えてくると、世間のイメージにも変化が出てくる。 結婚式場の紹介など結婚情報を提供する「でき婚.com」に聞くと、「昔ほどマイナスイメージは聞かれなくなった」という。20、30代になると、周囲にもでき婚の知り合いがいるため違和感はないが、「その親の世代は、まだ抵抗感を持つ人が多い」と話す。 結婚前に妊娠する風潮は、「HIJK」という4文字でたとえられる。 作家のLiLyさんが著書の中で、最近の若い世代の恋愛、結婚を表現したものだ。 「エッチ(H)してから愛(I)が生まれ、ジュニア(J)が誕生し、結婚(K)する」のだという。 妊娠がきっかけとなって結婚のタイミングをつかむ、という形も定着しつつあるようだ。 でき婚の44%が5年以内に離婚 一方、気になるデータもある。 「でき婚.com」が2009年、できちゃった婚をして5年以内の100人を対象に実施したアンケート結果によると、44%が5年以内に離婚したと回答したという。 一方、厚労省が発表した2004年度の離婚率は37%。 調査の実施時期や調査人数が違うため単純に比較はできないが、数値を比べる限りでは、できちゃった婚の離婚率は高い。 アンケートでは、離婚理由まで詳しく把握していない。 だが「でき婚.com」の担当者によると、「本当は結婚するつもりはなかった」というカップルの声があったという。 妊娠を契機に「仕方なく」結婚したものの結局耐え切れずに破局、というケースだ。 ライブドアが、できちゃった結婚についてネットリサーチを実施した。 「でき婚は悪くない」が54.8%で、「悪い」を上回った。 「当人が幸せになれば、それで良い」 「本当に子どもが欲しくてできたのなら悪いことではない」 とする人もいるが、 「結婚、離婚は自由だろうが、でき婚の場合、犠牲になるのは、選択権の無い『できちゃった者』(注:子ども)の人権」 「少なくとも推奨出来るものでは無い」 という意見もある。 という内容だ。 昨今、何かと話題に上がる題材ですね。 少子化問題の観点からすれば、反対ではない・・・なんて声も聞かれますが、本当にそれでいいのでしょうか? 幼い両親もしくは片親の幼児虐待。 乳児の放棄、遺棄・・・ 責任の無い快楽のツケによる命への冒涜が、身近かつ簡単になってしまっているような気もします。 若くして結婚しても、しっかりした考えの元に生活をしている夫婦がいる事も否定できませんが、目に付くのはマイナスのイメージばかり。 最大の問題は、でき婚がファッションのように取り扱われてしまっている事ではないでしょうか。 バツイチが当たり前のような風潮になった事も、これらのファッション化が理由になっているような気がしてなりません。 家族のあり方、命の尊さをもう一度よく考えて欲しいと思うのは、古い人間の考え方ではないはずです・・・・

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