ひらめきハート満天丘  花村実葉         

2014/03/27(木)00:08

即興小説 『

小説(844)

  東京に行ってきた。 田舎に引っ越したら人工密度が少なくて、東京に行くと、駅ホーム、電車、歩道・・・人たちはぶつかり合いこすれあっている。  人間がでこぼこ粒子なら、ぶつかり合って、こすれあって、迸って火花を散らし、どこかが欠けて、弾けて形は変わる。 そんな風にして、個性が出来て、そんな風にして、まあるくなって、場所は、東京だろうが、埼玉だろうが、ニューヨークだろうが、ぶつかりあい、こすれあう。  重い荷物を持って肩はへろへろ、変な、おじさん、おばさん、綺麗なおねえさん、美男子の青年、ちょっと匂うおじさん。 他人同士が電車の中で接近し、ある男女はいちゃいちゃし、サラリーマンはお酒の臭いで眠気顔。 熟年のおじんさんたちは、緊張した面持ちで・・・帰宅後の心配している。  そんな都会に赴いて、渋谷を歩き、下北沢に行く。 楽しい道すがら・・・。目を見張るお店。 ユニークが売りの、様々商品。 人はまだ見たこと無い初めてのものに飛びつくんだね! 古い物には安心し、当たり前のモノには反応せず、見たことない、みずみずしいもの、イかすもの。へんてこりんなもの、そんなものが心を捕らえるんだから面白い! あなたも、わtしも~   

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