ひらめきハート満天丘  花村実葉         

2014/11/11(火)02:29

即興小説 『大きいことはいいことだ』

小説(844)

 即興小説 『大きいことはいいことだ』    大きいことはいいことだ・・・♫   子どもの頃、そんなCMがあったっけ!   だからってわけじゃないけど、大きくなりたくて、 足を長くして、いつも大股であるいていた。          長い足で、海だって、またぐ、またぐ。       万里の頂上だって、大股でひと越えさ。   大きいことはいいことだ。   足が長いと、目の前の壁だって越えることが出来るんだ。   ツケ足だけどね・・・   自分のモノじゃ無くたって、越えられたらいいわけさ!       何でも、越えてきた。   オレは何でも越えてきた。   あるとき、目の前に真っ黒なマグマが現れた。   ビビったよ。   オレはこれを越えようとした。        すると、黒いマグマは、いきなり、バーンと弾けた!   これはビックバンか!!!   しばらく意識を失ったよ!      もの凄い轟音だった!      気が付つくと、オレはスペースシャトルに乗っていたんだ。      たくさんの壁やビル、海や山・・・  数え切れないくらい越えてきたんだ・・・  それが、今、宇宙へ 飛び出そうとしている。  そうか~、宇宙は越えるものじゃ無いんだなぁ~  宇宙に飛び出して、  そうしてさ~  思いっきり飛び下りる・・・・  これが、人生でやりたかったことだったって・・・ たった今気が付いたよ!      さあて、みなさまは、どうでしょうか?   明日も良い日を~   わたしは、今晩ノイズが酷くて眠れそうにありませんが・・・ 

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