2014/11/11(火)02:29
即興小説 『大きいことはいいことだ』
即興小説 『大きいことはいいことだ』 大きいことはいいことだ・・・♫ 子どもの頃、そんなCMがあったっけ! だからってわけじゃないけど、大きくなりたくて、 足を長くして、いつも大股であるいていた。 長い足で、海だって、またぐ、またぐ。 万里の頂上だって、大股でひと越えさ。 大きいことはいいことだ。 足が長いと、目の前の壁だって越えることが出来るんだ。 ツケ足だけどね・・・ 自分のモノじゃ無くたって、越えられたらいいわけさ! 何でも、越えてきた。 オレは何でも越えてきた。 あるとき、目の前に真っ黒なマグマが現れた。 ビビったよ。 オレはこれを越えようとした。 すると、黒いマグマは、いきなり、バーンと弾けた! これはビックバンか!!! しばらく意識を失ったよ! もの凄い轟音だった! 気が付つくと、オレはスペースシャトルに乗っていたんだ。 たくさんの壁やビル、海や山・・・ 数え切れないくらい越えてきたんだ・・・ それが、今、宇宙へ 飛び出そうとしている。 そうか~、宇宙は越えるものじゃ無いんだなぁ~ 宇宙に飛び出して、 そうしてさ~ 思いっきり飛び下りる・・・・ これが、人生でやりたかったことだったって・・・ たった今気が付いたよ! さあて、みなさまは、どうでしょうか? 明日も良い日を~ わたしは、今晩ノイズが酷くて眠れそうにありませんが・・・