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テーマ:イギリス大好き!(509)
カテゴリ:留学
イギリスはノッティンガムの大学で家具の修復の勉強をしていました。
英語が喋れない状態で大学に入ることになって結構苦労しました。ノッティンガムまで家具の勉強をしに行く日本人などそうそういるわけも無く、大学内で日本人は私一人でした。言葉が通じない状況に長い時間置かれるストレスを始めて知りました。 必死に勉強していたら、1年半ぐらい経った頃から気が付いたら普通に英語で話していました。 人間は何か不自由があると他の自由な機能が研ぎ澄まされることがあります。目が見えない人が音楽の才能があったり、手の不自由な人が足を器用に使ったりと。 私の場合は元々鼻が良かったのですが、イギリスで言葉が不自由になったので匂いを嗅ぐ能力が研ぎ澄まされました。 イギリス人は日本人よりも強い体臭を持っています。そこに研ぎ澄まされた匂いを嗅ぐ能力が加わるとどうなるのか? クラスメート達の体臭を全部覚えました。勿論殆どにおわない人もいるのですが。なので作業をしていたり、教室で本を読んでいてうつむいていている時に、側を通る人が起こす風に乗って漂ってくる体臭でその人を見なくても誰だかわかるようになりました。 だからなんだ?というぐらい役に立たない能力なのですが、本当に色々な種類の体臭がありました。なので西洋の人たちには香水を選ぶ楽しみがあるんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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