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庵思案

家主の菜園

家主は数年前に何をおもったか、野菜作りを始めたのである。庭の一部をフェンスで囲い、例によって計画だけはおおらかに、手入れができるかできないかは考えないで、野菜の専業農家を目指すようにつくったのである。小生と老母は新しい開拓地ができたのと、囲いの中の一部の残っている藪(家主はチェーンソーが修理次第すぐになくしていまうといっていたが)にどうもハリネズミや何かのモグラの棲家がありそうなので、家主が囲いの扉を開けると、一斉にこの藪に向かって突進するのであった。しばらくの間はイチゴが少し植っていたが、小生らがその横で小便するのを相方が見つけ、「野生の狐や色々な動物が入ってくるし、病気ももっているらしいから、中世の修道院にあるように畑を上げて作り直さないと、獲れたものは食べれないよ」と小生らのことは一切言及せず、家主に計画の練り直しを勧めたのである。家主は狐や野生の動物の病気のことは知っていたらしく、珍しく「よし、来年の天気のよい時にやろうか」とあっさり、畑の計画は延期されたのである。その後は小生らの快適な狩猟の場所となっている。「今春には手入れをはじめるぞ」と家主は相方に今朝も言っていたが、相方の返事は「一つの囲いだけでまず始めたら」と幸いにも菜園計画はまだまだ実現されそうもない。
中世の修道院にある菜園
菜園
baner



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