ルンビニ公園のオオトカゲ
ルンピニ公園のミズオオトカゲです。初めて何も知らないで見る人は、ぶったまげるかもしれません。私は初めて何も知らないで見たときは、そんなに驚かなかった記憶があります。食べることも出来るらしい。でかいのは2メートルクラス。恐竜みたいな雰囲気もあり、肉食で、鳩だろうが大ナマズだろうがニワトリだろうが窒息させて丸呑み。最近は残飯も漁るらしい。そんなもんがいきなり公園に普通にあちこちにいたら、そりゃ驚く人もいるでしょう。ルンビニ公園では、よく捕まえて地上に引き上げて、大ナマズや巨大フナを食べてるシーンを目撃します。そんなやつ、日本だったら排除の対象だ。水辺に生息してるんで、バンコクでも池のある公園や空き地みたいなとこには必ずいますね。タイは宗教上の理由から、殺生は好まず、自然のものは、そのまま放置する傾向にありますが、だからと言ってゴキブリやドブネズミくらい放置しないで退治しろよと思う。釣りなんかまずやってるの、よほど田舎でないとやってないし、猟銃を持ってパンパンなんてしない。本当に食べるときしか殺生しない。リスが増えすぎて、木がガリガリになってんだろうが!まあ、タイ人のそういう宗教観は好きですが。そんなミズオオトカゲですが、珍しく今回は行きませんでしたが、コロナ禍前は毎回のように見に行ってました。見た目と違っておとなしく、臆病で近寄ると逃げてしまうくらいヘタレです。コモドドラゴンとは大違い。タイはおとなしい動物が多い。日本みたいに凶暴なクマやイノシシやスズメバチみたいのはいませんものね。コブラと緑のヘビとサソリくらい注意してればと。日本でもこのオオトカゲ飼うことが出来ますよ。何万円かで爬虫類ショップで売ってます。たぶん、届け出くらいは必要かと思いますが。性格は前述した通り、ウサギ並みにおとなしいので、なかなか人間には慣れないでしょうが、扱いにくいというわけでもないようです。ただ力は半端でないし、鋭利な爪もあるし、暴れたりするとたいへんです。外で飼うと冬は死んでしまいます。餌も生餌を常に鮮魚店とかで買いに行かなくてはなりません。飼育ゲージも風呂場並みにデカくて水もないとストレスためてしまいます。飼育ゲージは、力は半端でないので、かなり頑丈でないと。小猫や子犬は喰われます。食い付いて毒を注入するらしく、捕まったらタヌキくらいは喰ってしまいそう。冬は暖房ガンガンに入れないと。本当に好きな人の世界です。こいつをルンビニ公園とかで見ていると、不思議と癒やされるんですよね。だから最近は見にルンビニ公園にコロナ禍前は良く行ってました。次回の訪タイは、こいつを見に行こうかなと思ってます。