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本物からの晩餐招待断る＝「クィーン」で英女王演じたH・ミレン
5月7日2時7分配信 時事通信

【ロンドン6日】英紙メール・オン・サンデーは6日、映画「クィーン」でエリザベス女王に扮し、アカデミー主演女優賞に輝いた英女優ヘレン・ミレンが女王からバッキンガム宮殿でのディナーに招待されたものの、映画撮影による多忙を理由に辞退していたと報じた。
　同紙によると、王室高官は「女王が映画で自分に扮した人物をディナーに招待するのは前代未聞だ」と述べるとともに、「（ディナーの日取りが）都合が悪いと断られるのは予期していなかった」と語ったという。
　一方、ミレンは同紙に対し、5月1日の同宮殿でのディナーに招待されたことを明らかにした上で、撮影中であり、スケジュール変更もできなかったと説明した。同紙によれば、ミレンは現在、米国内で「ナショナル・トレジャー2」の撮影に入っている。
　ミレンは2月のアカデミー賞授賞式でのスピーチで、エリザベス女王について、半世紀にわたり威厳を保ってきた女性として敬意を表したほか、その義務感、ヘアスタイルを称賛していた。