満城尽帯黄金甲を見た!な厦門生活
ずいぶん前の話ですが、厦門開明電影院で見ました。ウチの近くの思明電影院もあるんですが、見た目がねぇ~なので、いっつも映画は蓮花の開明電影院へ行ってしまいます。厦門の映画館は安い。封切り直後は高かったりするけど、ボクが行った時は20元でしたからね。上海や北京は常時、60元とか80元もするけど、それに比べれば格段と安い。厦門に来てから、DVDよりも映画を見る割合が多くなった感もしますね。日本に居る時は頻繁に行っていたので、それに比べれば、安いわな。ちなみに日本は割り引き使っても1,500円(100元相当)。厦門は安いと実感。感想は、マジ良かった。です。感じ方は人それぞれと言うことで。総合評価でGood!です。100点満点で80点以上は付けても良いかな。出演は、チョウユンファ、コンリー、ジェイチョウ。チョウユンファ大好きなんですよ。昔、「男たちの挽歌」ってシリーズがあって監督がMI2やペイチェックのジョンウー。当時は知らずに見てたけど。その時の主役がチョウユンファ。小学生か中学生くらいだったけど、えらくハマッて、西武警察とかも流行っていた影響でプラモガンが流行ったんだよねぇカッコ良かったですよ、チョウユンファ。そしてゴットギャンブラー。ヤツは、我が地元のブームを読んでいたのか、我らを追うように、この映画に出ます。当時、私達、仲間内でBJやポーカーが流行っていたんです。で、この映画も皆で見ました。チョウユンファ、本当に縁があります。だから僕の中では、アンディラウとかジャッキーチェンよりもチョウユンファの方が馴染みがあるんですよね。ジョイ・チョウ。中国で有名な歌手ですね。学生が大好きな歌手ナンバーワンでしょうか。昔で言うと、吉川晃司的感じです。(もう2回~Byモニカ)でもボクには周傑倫の方が馴染みがあるわ。周潤発ってチョウユンファなんだけど、知った時がチョウユンファなんでこっちの方が親しみやすい。ジェイの方も、こっち来てから知ったタレントなので、ジョウ・ジエルンの方が親しみやすいねぇ。ジェイ、とか言うのは何だか照れるわ。監督はチャンイーモウ(張芸謀)これは何度かネタにもしてるけど、やっぱり、「我的父親母親」邦題:初恋の来た道このインパクトが忘れられないわな。餃子を持って走るチャンツイイー。ブログで何度書いたかな…最近は、「英雄(HERO)」、「十面埋伏(LOVERS)」と言ったアクション系のイメージが強いかな。「単騎、千里走る」がどれだけ有名かは解らないけど。コンリーって誰?って感じなんですが、中国では有名な女優らしい。以前、趙薇を書いたときにあった、中国四大女優よりも格上の位置づけのよう。どうやら、吉永小百合までは行かないけど、松坂慶子くらいの格はあるのか…と言った顔ぶれで撮った映画のよう。とにかく良かった。そして、この映画は他人の携帯の話し声や雑音に気にせずに是非、映画館で見て欲しい!とも思った。映画は大スクリーンでちゃんとした音響の中で見ると良い映画は完全に入り込めます。上映時間も短く感じるしね。厦門の開明電影院は、中国語字幕と英語字幕が付いていたので、見ることは可能だと思います。ボクは英語ダメなので、中国語頼りでしたが。中国での映画鑑賞マナーは本当にヒドイです。携帯は鳴りまくるわ、上映中に電話に出て席上で話すわ、ホントに最悪です。エンドロールもまともに見せてくれません。上映前に携帯の電源を切る行為やマナーモードに切り替える動作を見たことがないです。それだけ浸透してないのが現実です。今回もモロ隣の人が電話が鳴っただけでなく、応対してました。しかも、現在可以阿!とか言ってます。多分、相手は「今、大丈夫?」とか聞いたと思いますが…こっちは半ギレしそうです。電話が掛かってきたから仕方が無いって言うのが理屈なら、せめて外に出なさい。直ぐに終わるとか言う問題じゃありません。マナーです。※ここで語っても仕方無いっすね。。。昔、ある友人が言ってました。外国人用って無いの?確かに気持ちは良く良く解ります。ボクも来たての頃は思ってました。これも生の中国を体験してると言うことになるでしょう。何だかんだ言っても、良い映画は映画館で見るものだとボクは思ってます。それが映画館に通う価値であるはずです。マナーの悪い中国人は15億人中、ごく一部かも知れません。でも我々日本人も(彼ら曰く)その一部の中国人を見て「中国を判断している」ように中国人もごく一部の日本人を見て、「日本を判断している」のです。日本人でなく「日本ってそういう国なんだぁ~」と言う判断です。まぁ私(我々)が言う「中国ってよぉ~」ってのと一緒です。その当たりの行動は、やはり意識すべきでしょうね。映画本題の話は後日ってことで「(一部)ネタばらし」します。