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テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:松室麻衣
今日から3日間。
14:28分から黙祷をすることになりました。 これって全国的に行われているらしいです。 早速今日、ありましたが、ウチのスタッフは18歳~22歳くらいまでが9割なので、 みんな、あまり黙祷をしらないようです。 1名だけ最年長者の現場責任者の子(でも25歳)が、一生懸命やりかたを教えています。 大方が学校出たのでなく、15歳とかから出稼ぎに来ている子ばかりなので、 素養度が低いのです。 実際、その黙祷の時間である約3分間。 誰かが、 クスクス って笑ってました。 僕も黙祷を捧げていたので判らなかったのですが、耳に入りました。 すると、その笑い声がキッカケに他の子もクスクスってなったのです、 私が、流石に終わってから言おうとしたら、その責任者の子が私に、 少し時間貰って良いですか? と言って来ました。 私は、仕事は止まりますが、それはそれで大事なことと思い許可。 彼女の言ったことを記憶にある形で書くと以下の通り。 誰とは言わない。 でもこの黙祷が誰のために、何のためにしているのか判っているのか? テレビを見ていないのか。知らない、判らないで済む話で無いだろう? もしもこの上海で同じことがあった時、遠くで笑っていられて嬉しいですか? 被害にあった人は水も食料も医療にも困っているんだよ。 昨日元気だった家族や友達が、どうなっているかも判らない。 特に上海に出てきている人だって多いはず。 なのに笑えるのか? と言ってました。 心の中で拍手してしまいました。 毎日のように朝昼晩とニュースでひっきり無しに報道されていることは それだけ関心の高いことで、何かあった時に携帯のカメラを向ける群集心理とは 違うのだ、と感じました。 彼女らは、 本当に心から遠くの中国同胞を心配しているんだ! と実感。 こういう団結心と言うのは、日本人には無い心かも知れませんね。 これは絶対に悪いものでは無いと感じました。 会社で寄付金を集めたのですが、ウチの15人で何と3,000元も集まりました。 彼らの給料から考えると手取りの20%くらいは出してます。 なかなか若い子が出来ることでは無いと思います。 中国の良い所を見たかな?って感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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