. 和屋　～wa ya～

[話題] カテゴリの記事

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  夏の始まり

  ちょっと懐かしい仲間で集まって、ビアガーデンへ。超雨男の参戦のためか、朝から1日本格的な梅雨空。夕方近くに上がったものの・・・油断ならない雲行き。もうひとり、参加保留の超雨男氏が来ることになれば、傘は必携、とメンバーには連絡してある。  いつもどおり、集合時間には集まれない仲間たち。仕切り役の私、集合時間より早めに会場に入ってポツンと待ちぼうけていたらマスターがビールをサービスしてくれた。「内緒だよ」の目くばせに、勿論ありがたく一人ビールを堪能する。くーっ、うまかーっ。 このジョッキを空けきらないうちに、一人二人と集まってくる。最初の言葉が「おつかれー」でも「ひさしぶり」でもなく、「あー、先にずるーい」なところが、何とも心地よかったりして。人数にはちょっと小さめのテーブル、鉄板を囲んでギュウギュウワイワイ。 本格的な暑さが来る前のこの時期のビアガーデンが、私達の夏の始まりの合図かも。   

  2009.07.08

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  秋なんです

  地球温暖化、今年は本当になかなか涼しくなりませんね。今日から衣替えだって言うのに、まだまだ半袖Tシャツの人ばっかりです。なんだか気分が盛り上がらない～ので、秋っぽいリースを飾りました。

  2007.10.01

• ガールズトークの舞台は

  女性スタッフちゃんが卒業。こじんまりと女性だけでプチ卒業式をしようという話になった。そこで今回の幹事を、この春からメンバー入りした新人リポーターに頼む。気楽な会だからねと強調して、「せっかくの女子飲み会だから、可愛らしいお店を選びましょう」といくつかお店の候補を挙げて、メールを送った。すると、入れ違いに彼女からのメール。「今日の飲み会ですが、○○というモツ屋にしようと思いますがいかがでしょうか」・・・忘れていた。今回の幹事さん、すごい男前だったってこと。女子学生時代からサラリーマンが常連の立ち飲み屋が行きつけという、豪快なキャラだったってこと。一応今日は卒業式なんだしモツ系が苦手な人もいることを伝えて、スペイン料理の店に変更してもらったんだけど。「気の置けない仲間とのリラックスした時間」のイメージの仕方にも色々あるんだなぁと勉強になりました。彼女おすすめのモツ屋は、また違うチャンスに連れて行ってもらいましょう。さて、そのスペイン料理の店は、個室ごとに大きなテントで目隠しされていて、他のお客さんの視線がまったく気にならない。恥じらいをなくした女子たちは大いに飲み食べ、ガールズトークに花を咲かせておりました。トイレに立った時に、すれ違った隣のテントのおじ様に「実に元気のいいお嬢さんたちだねぇ、話がよく聞こえてますよ」と笑われてしまう。いやはや、はずかしい。

  2007.09.13

• 終戦の日

  終戦を「記念日」とすることに違和感がある。記念日って、いいことに使うイメージがあるから。自分の誕生日が長崎の原爆投下の日のせいか、子供の頃、戦争教育に熱心な先生の指導の賜物か、演劇で顔にケロイドのある被爆者を演じたことがあるせいか、８月はやはり戦争について思いをはせてみます。自分の中に明確なものはなかなか見えてこないのですが。今年はすっかり高齢化した元兵士たちの今についての報道に強くひかれました。元米兵が来日して、元日本兵たちと対面し、語り合ったというニュース。戦地で脱走した元日本兵が、戦争が終わっても日本に帰国することができず海外で年老いているという話。「私の人生はつまらないものだった」と語る老人。日本の知人に手紙を書けば、戦争に関する話題ばかり。６０年を経てもなお、戦時教育の感覚を持ち続け、自分を恥じ、脱走した汚名から逃れられずにいる人生。戦争は、国家から強制された人生なのに、にも拘らず６０年たった今も、自分にとっての意味を、あの時の真実をと、心の中に埋まったままの地雷をひとつひとつ取り除くような作業を個人でおこなっていることが、苦しくて。個で国家を論じてはいけないのかもしれないけれど。国家のために個が苦しむのは間違っていると、知っているはずなのに。ぐるぐるぐるぐる、まとまらない思いが頭をめぐる。体験していないことでも、痛みを感じる心をもっていたい。

  2007.08.15

• 人生最後の日にしたいこと

  同い年３人娘で暑気払い。最近話題の天ぷらバーへ。屋台風のつくりなのだが、今日は完全に扉を取っ払ったオープンスペース。かすかなエアコンなんて効いてないも同じ。まぁ、女３人で化粧が取れても関係ないでしょと、大いに食べ、かつ飲む。極薄付きの衣にさくっと揚がった野菜たち。美味でございまする～♪おろした本生わさびを落とした泡盛が、また絶品でしたよ。「人生の最後の日には、もう絶対思いっきり食べてやるんだからね」と現在ダイエット中＆失業中の食いしん坊子。この一言がきっかけで、人生最後の日には何をしようかと盛り上がった。地球最後の日になるか、自分だけが終焉を迎えるのかで事態は変わると思うのだけど。地球が最後の日なら、私は、大事な人に会いに行くと思う。伝えるべきことがあるから。新井素子氏の「ひとめあなたに」の影響大です（笑自分だけのおしまいの日なら・・・意外と普通に暮らしそうだな。そりゃぁ多少の暴飲暴食はするだろうけれど、普通におきて散歩して仕事して、テレビ見て眠って・・・そんなことをつぶやいたら「暗い！！」と叱責された。人生はもっとアグレッシブに、最後の日にこそ暴れてやるんだというレストランサービスのスペシャリスト。最後の瞬間まで旅行に行って素敵なものを見続けたいというのは、フリーのディレクター。３人３様の生き方があるわけですね。勿論正解も３通り。日々の悩みも愚痴もあえて語らず、楽しいお酒を飲むことに徹するこの仲間が好きです。

  2007.08.12

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  一方的な請求

  先日、こんな葉書が届いた。何事？　宛名も、住所も、私に届いたものに間違いないけれど、いかんせん心当たりがない。やたらと難しい漢字が並んでいるけれど苦労して解読してみると、どうやら契約不履行というか支払いが滞っているので訴えられてますよ、ということらしい。？？？？　？？？？　　？？？？？？疑問点は多々あり。まず私、一体『誰に！？』訴えられてるのか。詳細を聞いてみようかな、と電話してみる。しかし、土曜日だったので電話は通じず。おまけにこんな脅し文句が連なっているにも拘らず、裁判取り下げ日時までの期間があまりにも短い。この葉書、土曜日に届いたのに翌月曜日が締め切りなんて、ありえる？おまけに「個人情報保護」の文字がありながらも、「連絡なき場合は勤務先へこの文書を送りますよ」の記述も並んでいて、どっちなんかい！とつっこめる。第一、個人情報保護なら、こんな文書葉書で送ってこないでしょう。住所と送り主について、調べてみた。住所を地図検索してみると、すごいところにある。永田町のど真ん中。憲政記念館にポイントが合わさっている。さらに「財団法人」をキーワード検索してみると、出てくる出てくる「架空請求」の文字。やっぱりね。自分に身に覚えがないと思っていながらも、もしかしたら家族の誰かが私の名前を使ったんじゃないかと考えてしまったり、複数のローンを抱えている人ならばちょっとドキッとしちゃうのではないだろうか。私だっていつもニコニコ現金払い、だけじゃなく、カードの支払いも多いから、未清算のお買い物もあるのだ。電話がつながっていたら・・・どんな会話になっていたんだろう・・・ちょっとだけ好奇心もありつつ、やっぱり怖いので、ニュースデスクに「こんなん届きましたけど」と提出。これ以上は私は関わるまい。っと、数日後、今度は住民税・県民税の支払い通知が。開いて、その数字に目が点。　　・・・・・高くない？？？前回の確定申告、その前の所得をちょこっとだけうわまっていたんだけれど、それにしてもさ、昨年度より３倍の税金ってさ！！！そういえば、住民税ってあがるんだったね。おまけに定率減税も廃止されたんだったね。これは・・・架空請求じゃないよね　(ーー;)払いますよ。　私は善良な市民ですから。

  2007.06.20

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  夕暮れの桜

  近所の公園屋台も出ます。　ライトアップもされます。にぎやかな町の名所。青空が少しずつにじんでいく時間が好きです。携帯カメラの限界。　色はきれいに出ませんね。でも、今年の記念の一枚なので、ここに留めておきます。

  2007.04.14

• Baby, don't cry

  関東在住の親友から、無事出産のメールが「やっと」届いた。「産休に入りました。毎日退屈～」って連絡をもらってから随分たっていて音沙汰もないので、逆に良くないことでもあったのかと連絡もできずにやきもきしていたのだ。彼女曰く『ガッツ顔の男の子。親ばかだけどハンサムだよ♪』　どんな子だ（笑同級生の出産は今年に入って二人目。毎回、母になった彼女達の凛とした美しさに、はっとさせられる。「いや～、あんなに痛いものだとわね」と言いながら、出産という偉業を成し遂げたものだけが知る至福があるんだろう。そして、毎回思う。赤ちゃんってちゃんと父親と母親の成分を受け継いで生まれてくる。よく血液型が同じ別の男性の子を・・・なんて筋書きのドラマがあるけれど、そんなことできっこないよって思う。どっからどうみても二人の子でしかないなーって思うもの。新生児でも顔は全然違うし、日増しに似てくるし。身近なハッピーニュースの一方で、テレビから流れてくる複雑なニュース。「天使のゆりかご」と呼ばれる匿名であかちゃんを預けるスペースの設置。（通称でも”赤ちゃんポスト”とは呼んで欲しくない）タレントの向井亜紀さんの代理出産の子供の親子関係を認めないニュース。アメリカ大富豪の赤ちゃんの父親を判定するDNA鑑定の結果。守られるべき・優先されるべきものは何か、社会が作ろうとしている幸せと真実は何か、胸が痛くなることばかり。どうか、少なくとも私の知りうる赤ちゃんたちが幸せでありますように。そのためにできることなら、微力な私にできることがあれば・・・

  2007.04.11

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  さくら・サクラ

  4月に入ったって言うのに、こちらでは雪が舞っています。でも各地から桜の便りが届いています。桜のある風景には、私もやっぱり特別な思い入れがあります。素敵な頂き物。吉野葛と和三盆で作った桜の干菓子です。（１つつまんでから写真を撮ったので　変な隙間があります）お菓子にはこんな句も添えられていました。願はくば花の下にて春死なん　その如月の望月の頃　西行和心　良いですね。

  2007.04.04

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  ３０段の雛飾り

  町の人形博物館で、３０段の雛飾りが展示中。一般の方々に呼びかけて、お人形を集めたそうです。ずらりと並ぶお人形は壮観です。時代によって、いろんな顔のお雛様がありますね。布雛もかわいい。子供の頃、お雛様大好きでした。ぼんぼりにほんのりと照らされたお雛様を飽きずに眺めた記憶があります。もし、我が家のお雛様がこの中に一緒に並べられていても、私はうちの子を見つけで出す自信があります。

  2007.02.24

• 歴史占い

  友人から教えてもらいました。歴史占い私は「阿仏尼」でした・・・なかなか、当たっているかな。当たりすぎて笑っちゃったのは、父が「石川五右衛門」。超マイペースの頑固者だって。その通り、ははは。あとは、その対策を書いて欲しかったんだけれど、それは本を買ってねってことなのね。

  2007.01.14

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  やっぱり落語を見ようっと。

  お正月気分も抜けず、折からの寒波でだらだら自宅で過ごす一日。これと決まらずにチャンネルの梯子をしている時に耳に止まったのは、落語。NHKで林家たい平さんの出演の番組をやっていた。たい平さんといえば『笑点』の若手メンバー。フレッシュなイメージだけれど４２歳とは！でもって、プロフィールを拝見すれば、個性的で華麗な経歴がずらりと並んでいてまたびっくり。題目は『紙屑屋』二代目若旦那が道楽の末に勘当され、出入りの職人の厄介になる。何時までも居候は出来ないので、紙屑のより分けの手間仕事をはじめた。ところが字が読めて道楽者で、芝居も音曲も達者な若旦那は、紙屑を一枚一枚広げては、役者の声色を真似て読んだり、都々逸を唄っての大騒ぎ。物真似に花火、浪曲まで、たい平の持ちネタが惜し気も無く披露される爆笑の一席。これが実に面白くて。『笑点』では、短い時間の中でのテンポや他の出演者との役割分担、番組として「たい平さん」のキャラを果たしているんだろうと初めて思った。一人高座に上がったたい平さんは、枕から観客の掛け声に反応して笑顔で返し、右を左を見渡して力強い声でぐいぐいと世界へ引っ張っていく。お馴染みの古典の話のようなのだが、すでにCDも３枚もリリースしているという自慢の歌声やモノマネなどをふんだんに盛り込んで、観客はその話芸に感心するやら感動するやら。圧巻は、舞台の床の響きを利用して花火の音を作るシーン。「座ったままで床を蹴って」音を作ることができるんだぁ！「アクロバットな落語｣というのを初めて見ました（笑やっぱり噺家さんは落語を見ないとと思ったと同時に、もっともっと色んな噺家さんを見たい欲求に駆られました。

  2007.01.06

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  ベビーサイン

  先日、ローカルニュースで「ベビーサイン」の話題が取り上げられていた。口の筋肉の未発達な１～２歳児は、会話こそ十分にはできないが、感情は随分複雑になっているという。そこで会話以外の方法・手話でコミュニケーションを図るのが「ベビーサイン」。実際にベビーサインの講師でもある女性とその子供を取材していたのだが、確かにびっくり。「自転車に乗りたい」「牛乳が飲みたい」「もっと」「痛い」などを子供が手話で表現している。子供たちは口では思うような言葉を発することが出来ないが、あーとかうーとか言いながら、手を使って具体的な内容を示していた。もちろん、親子で手話を使いこなせるようになるまで、根気強いトレーニングが必要だとは思うけれど。すごいなぁ。これまで知りえなかった赤ちゃんの感情を深く知る手がかりになるかもしれない。人間の記憶ってどのあたりから始まっているのかとか、聞いてみたい。胎児の記憶ってあるのかな・・よく出産時のことを話す子供がいるとかいうじゃないですか。俗世の記憶にかき消される前に、聞いてみたいよねぇ。赤ちゃんのいない我が家では、こいつにも手話を使いこなして欲しい。でも、これはわかる。お気に入りの人形を自ら持ってきたときは「おやつをちょーだい」のサイン。最近やけにうにゃうにゃと鳴くのだけれど、この辺の細かいところを一度じっくり聞いてみたいもんです。

  2006.11.29

• ロゴＴシャツに注意

  私の職場は、基本的に服装自由です。営業さんや記者さんはスーツだけど、ディレクターやカメラマンは動きやすさがモットー。ダッシュできない格好でどうする！って怒られるくらいだから。夏は圧倒的にＴシャツ。今夏は○ニクロのコラボＴシャツが人気。何枚も買っている人も多いんだけど、やっぱり同じ日に同じデザインのものを着ているのはなんとなくばつが悪い。そこで、いつの間にか出来上がったルール。「一番初めに着てきた人に、そのデザインの着用権利を与える」キュー○ーのはＡさん、○ーミヤンはＢさんって感じで、他の人は休日用に回してと暗黙の了解。Ｔシャツと言えば、もうひとつ。ゲストに来ているフランス人が、眉をひそめて忠告してくれた。「前回来た時、（誰か忘れちゃったんだけれど）フランス語の入ってるちょっとパンクな感じのＴシャツを着た人がいたんだけど。そのフランス語、なんて書いてあったと思う！？もう、超恥ずかしい性病の名前がでかでかと書いてあるんだよー。あんなのフランス語わかる人が見たら、人格疑っちゃうよっっ。止めた方がいいって言っといてよ」あーららーら。そういう恥ずかしいことはありそうだわ。時々外国の人でも変な漢字の書いたＴシャツ着てる人見かけるもんね。それにしても性病とは恥ずかしい。意味を知らないって怖いわぁ。

  2006.07.10

• サッカーよりもケーキよりも・・・

  世間は朝からＷ杯一色。日本人はこんなにサッカーが好きだったのか。新聞もテレビも、巷の話題もサッカーばっかり。某社では朝から侍ブルーのユニフォームを着こんで仕事している人もみかけた（勿論内勤の人）。私には、みんなの熱狂がちょっと信じられません。いや、日本チームに頑張って欲しいとは思いますよ、勿論。でも、この熱狂がね。「今日は日本戦だから」を合言葉だけど、私はそれどころじゃなくってさ。今日は「ナレーション祭り」。朝からスタジオに缶詰め状態で、若干意味不明な長文をぶつぶつと唱えて数時間。練習時間を含めると起きている時間の半分以上、ナレーションに費やしているのだ。何しろ使い慣れない専門用語の羅列で、頭の中で新しい単語がぐるぐる回っている感じ。余計なことは考えられない。今日は我が妹子の誕生日でもあるのに。彼女の誕生を離れたこの地から祝おうと、今日は近所のケーキ屋さんの今月のお勧めを買うつもりでいたのに、ナレーションに時間がかかってそれも叶わず。某居酒屋でみんなで観戦しようという誘いやら、会社で居残って観戦しようという誘いも数件頂きましたが、そんなことに時間を費やしてはいられないのですよ。明日のナレーションの準備にまだ数時間かかりそうなんだもの。ここでわーわーやってたら、明日大変なことになってしまいます。サッカーの熱狂よりも、お誕生日祝いよりも、今日はナレーション祭り。一人ぼっちで。頑張りまーす。

  2006.06.12

• カッコウが鳴いている

  朝早くからカッコウが鳴いている。　　我が家のすぐそばで。大体あの辺の木々だろうと見当はついているものの、なかなか姿が見えない。今朝の散歩でもそんなことをぼんやり思っていた。今日の番組のテーマが「行けたらいいな」丁度サッカーワールドカップの時期でもあるので、ドイツに行って試合を観戦したいなんて声が多かった。そんな中、カッコウになぞらえて届いたメッセージ。『うちの庭でもカッコウが鳴いています。彼らのようにユーラシア大陸を放浪してみたい』と。カッコウとユーラシア大陸とは？？早速調べてみると、私は知らなかったのだが、カッコウは渡りをする鳥なのだ。冬の間は東南アジアやアフリカ大陸の辺りで生活し、春になると日本へやってくる。まさにユーラシア大陸を横断しているわけだ。へえぇ。それはすごいじゃないの。何千キロと飛び続けた旅鳥たちが、今、恋人を探して鳴いているのだ。そんなタフな奴だからこそ、他の鳥の巣にしのびこんで家主の卵を捨てて、自分の産んだ卵を温めさせる（托卵）わけだ。ちなみに、寂れた様を表現する時につかう「閑古鳥」はカッコウのことだそう。どっこい、彼らは恋愛は自由奔放で精力的なようだけれど。面白かったのは托卵についての資料に、『最近は預けた先の鳥に（自分が産んだ卵でないことに）気づかれ、孵化する前に巣から落とされる事例が増え、個体数が減少している』というくだりがあったこと。ほほう、鳥の世界は今でも学習が進んでいるんだ。さて、カッコウは種を守るためにどう出るのだろうか。

  2006.05.26

• 「しるこサンド」騒動

  ご存知ですか？　しるこサンド。発端は、三重県出身の某スタッフの「あー、しるこサンド食いたい」の一言から。懐かしいねぇ、しるこサンド。自分から進んで買った記憶はないけど、母のお菓子箱の中に入っていたのかな、子供の頃は良く食べたもんね。ところが、一同は目をぱちくりさせて「なにそれ？」ええっ？知らないの？しるこサンド。普通のお菓子じゃん。「しるこが挟んであるサンドイッチ？」「って、そんなのおいしいの？」「ビスケットではさんでても、おかしいんじゃないの？」だから、普通のお菓子だってば。ＨＰで見てみようよ。松永製菓・しるこサンド愛知県のメーカーと知って、名古屋出身のボスにも聞いてみる。「はぁ？そんなもんしるか。小牧なんて俺のふるさとの隣なのに、知らない名物なんてない！！」だから、名物って言うほどのものでも・・・しるこサンドを知る人は社内に二人だけ。しかもろくでもないお菓子ってことになっている。これは皆のために一度は手に入れてご披露しないといけないなぁ。帰りに寄ったスーパーのお菓子売り場。探してみると隅っこに２袋だけあった！しるこサンド。な～んだ、長野にもちゃんと売ってるんじゃないの。翌日さっそく会社に持っていって、皆さんで試食会。ボス曰く「なんだ、普通のビスケットじゃないか」だからそう言ってるじゃないですかぁ。ちょっと固めのビスケットに薄い餡が挟み込まれていて、小豆が使われているから「しるこ」なわけで。素朴な庶民の味。だから、あっという間に完売しました♪　よろしかったら皆さんもお試しアレ。

  2006.04.27

• うさうさ脳占い

  「女性自身」（４月４日号）で見つけた、１０秒でできる自己分析の記事。著者は二枚貝さんという変わったネーミングの方で、本が出ていてちょっとしたブームにもなっているそうだ。チェック１：両手を組んでみる。親指が下になっているのは右？左？チェック２：両腕を組んでみる。下にきているのは右腕？左腕？これで自分の脳の働きが右脳寄りか左脳寄りか、わかるそうだ。右脳の「う」左脳の「さ」で、「うさうさ脳占い」。ウサギちゃんとは、関係がないのね。で、私はインプットもアウトプットも左脳を使っていることが判明。「女性自身」の記事によると、何事も理論や理屈で判断してしまう性格で、融通が利かないタイプだとか。うーん、当たってるかも。相手を論破してしまうことも度々あるので思っていることの６割程度しか言わないように、とか、理屈っぽくならずにとりあえず踊ってみるくらいの寛容さが必要だって。あんまり詳しく書くと著作権の侵害になってしまいますが、ネットでも結構ネタがひろまってます。指や腕の組み方って、意外とみんなバラバラなことにもびっくり。何人もの人でやってみたけれど、結果が分かれたのもおもしろかった。もっと右脳を鍛えるトレーニングしないとなー。

  2006.04.05

• ヨーヨーの日

  今日は４月４日でヨーヨーの日、なんだそうだ。何故か某スタッフのロッカーの中にヨーヨーが５個も入っていた。（昨夏、コカコーラでペットボトルのおまけについていたもの。捨てられずに持っていたらしい。）ということで、にわかにぷちヨーヨー大会開催。「スケバン刑事」世代の私ですから、一応たしなむ程度には経験していたはずなのだが、久しぶりにやってみると身体はすっかり忘れていて、すぐに糸が伸びきってしまう。あれれ？びぃ～んと伸ばして、ぴたっと手のひらに吸い付くように戻ってこなくちゃいけないじゃん。２０代の若者たちは、男女ともまったくのど素人。かすかにやったことがあるという子もいたけれど、夢中になったと言うほどでもないみたい。ここで登場するのは３０代後半から４０代の先輩方。こちらは体が覚えてますから。犬の散歩だとか、ブランコだとか、お手の物。某先輩は不器用そうに見えるのに、ヨーヨーやお手玉、剣玉をやらせると、周りがびっくりするくらいお上手だったりする。豊かな子供時代を経験してこられたんだなぁ。「昭和の子供」としてはこの辺の遊びが下手なのはどうも許せない、と、皆競って練習を始める。昔取ったなんとか、できないとは言いたくないのだ。上達するかなあ。

  2006.04.04

• 卒業式の唄

  この季節になると毎年話題になるのが、「小学校の時、この唄歌った？」♪うららかに～春の光が降って来る～　良い日よ～良い日よ～良い日　きょうは～　　仲良く遊んでくださった～６年生のお兄さん～　おめでとう（おめでとう）　おめでとう（おめでとう）　おめでとう卒業式で、全校生徒と先生を交えて繰り広げる２０分くらいの壮大なオペレッタ。卒業式に向けて１ヶ月以上歌いこんで、それを６年間続けたんだから、もうしっかり身体の一部として身についている。かけ合って歌うって面白かったし。退屈な式典のお楽しみだった。私は山口県の出身だが、長野県の学校でも歌っていたと聞いて、職場でみんなで歌って盛り上がった。同じ年代でも学校が違うと当然うたったり歌ってなかったりしているので、探すのが面白い。３７歳のディレクターも今でもしっかり歌えたし、１８歳のアルバイトちゃんも歌っていたといっていた。イマドキは流行歌を卒業ソングにすることが多いみたい。それはそれで、ひとつの時代の象徴としていいんだろうけれど、時代を超えて楽しめるこのオペレッタはなくならないでほしいなぁ。

  2006.03.16

• 個人的確信って？

  不思議な言葉を聞いた。『個人的確信』なんでしょうね、これ。これは、言葉として成立するんでしょうか。だって、他人を糾弾するような事柄についてなのに。「神様は存在していると思います」とか、「私は彼が好きです」とか、そういう類の話じゃないのに。放送でしゃべる一言一言について、もっと繊細であれと心がけているし後輩にもそう伝えている。でも、この台詞も練りに練っての発言なんだっけ。いやはや、恐るべし・・・。

  2006.02.28

• ココロとカラダ

  NHK教育で「ＥＴＶワイド　女性のうつ」の再放送を見た。「うつ」の経験のある人たちが集まり体験や本音を語りながら、「うつ」についての理解を深めていこうという２時間。芸能人代表として音無美紀子と萩原流行夫妻が出演。私だって単発的な症状は結構あると思う。女性特有のバイオリズムには年齢を重ねるごとに振り回される。なんだかひどくイライラするなと思ったら・・・感情も生理現象なんだと知ることができる。私の場合は連続しないですぐに日常に復帰できるけれど。今回このテーマを興味深く見たのは、やはり近くに同じ悩みを持った人がいるからだ。客観的に「うつ」現在進行形の人を見ていて、理解できる時もあるし、それはわがままじゃないのと思うこともある。正直な話。「うつ」の人と付き合うためには、その人を否定しないこと、無理強いしないことという。しかし、それをまっとうすることは本当に難しい。なんというか・・・常にこちらの愛情を試されている感じ。その重荷がさらなる「うつ」を誘発してしまいかねないと思う。夫や家族の献身的な愛情で解放されたと語る人は多いけれど、その役を特定の誰かが引き受けるのではなくて、家族から地域・職場と範囲を広げていけないものだろうか。「個」の生活ではだめ、もっと社会的な人間のつながりが必要なんだろうな。夜、養老孟子氏が出演している番組で、ひきこもりは日本人が圧倒的に多いこと、他人種に比べ傷つきやすい遺伝子が存在することなどを紹介していた。なんだ、私の繊細な感情は遺伝子のいたずらですか。ココロとカラダのバランス、取りづらいのは時代のせい？自分のせい？

  2006.02.25

• 彼女たちの選択

  最も旬な女優たちを起用した資生堂「Maquillage」と連動したドラマ「ウーマンズ・アイイランド～彼女たちの選択」を見ました。物語の原作は、林真理子。ストーリーも映像も、オンナゴコロをしっかり捕らえる仕掛け満載のドラマでしたね。公私共に輝く女になるのは大変だ、輝き続けることも大変だ、恵まれているように見えても結構大変なんだって事も実はわかってもらいたい・・・女性は決して満足することはないのです。『女のピークって、いつ？』『女のピークは、毎日、今日、この一瞬』４人の女性の４通りの生き方。そっか、私もここから頑張らないとね。春に向けて口紅でも新しくしてみようかな・・・そんな気分にさせてくれる２時間でした。折りしも、『私は美人』（酒井順子著）を読んでいるところでした。ヤンキー美人、ミスコン美人、所属美人・・様々なシーンで『美人』と言われる人たちの特徴を分析し、持ち上げつつもこっぴどくこきおろすという内容で、何もここまでひどく言わなくてもと苦笑しながら読んでいます。女性は分類好き、分析好き。何通りもの分類の中から自分のタイプを探し出し、生き方の指針を求めるのが好き。そして違う人生のシュミレーションの中に浸ってみるのも好き。だから、こういうドラマや本がヒットするのでしょう。しかし、どんなステレオタイプの人生でも雛形通りではないはず。だからみんな、いつも迷って悩んでいるのです。今日は４月からの人事についてちょっと驚く発表がありました。「ショックでした・・・」とボスにこぼすと、「だって彼女の生き方を俺が遮ることは出来ないだろう。本人も望んだことなんだ」と。今日この瞬間がピーク、と言いながらもちゃんと未来を見据えているんですね。

  2006.02.24

• 豪雪地域の皆様へお見舞い申し上げます

  雪の多い信州に住んでいます。市街地でも年末年始はたっぷり雪が降りました。私の住む地域でも共同購入の除雪機を使ったり、業者に頼んで雪の片づけをしてもらったりしています。この大雪に喜んでいるのはチビわんこばかり。お散歩がいつもより何倍も楽しいらしい。スケート場のように凍り付いた路面あり、膝丈まで雪の道もあり、まぁいい運動にはなりますが。でも、今日ははしゃぎすぎて側溝に落っこちてしまいました。路肩に積み上げられた雪山を登って遊んでいたら、急に崩れてしまったんです。気温が上がって雪も緩んできていましたしね。お隣のお宅は、玄関前に「頭上注意」の看板が出ています。屋根の構造上、雪が落ちてくる危険があるんだとか。とがったつららも危ないねと話していらっしゃいました。本当に豪雪地域の皆さんの危険度はこんな程度ではないでしょう。慣れているといっても今や被災地ですから。雪と共に暮らす人々は、この時期こそ観光客を呼び込むイベントなどがおこなわれますが、人々の生活も困難な状況に開催を検討しているところも多いとか。除雪ボランティアの皆さんが応援に駆けつけてるとか。行きたい気持ちはありますが、お隣のおばあちゃんより先にへばってしまう私みたいなへっぴり腰では却ってお邪魔になるだけかなと二の足を踏んでしまいます。慣れていない人間にとっては雪かきって本当に大変で危険なものですものね。私たち、放送の仕事でも、困難な生活を強いられている皆さんのすぐそばで「雪景色っていいですよね」「雪って楽しいね」的放送はしないようにしようと改めて申し合わせをしました。同じ長野県でも中部南部はほとんど雪が積もっていない状況。放送の全てを豪雪の皆さんへのお見舞いに当てることは出来ませんが、皆さんのご無事を心から祈っています。全国的にも注目されている豪雪の状況。孤立した集落の様子をいち早く伝えるために、報道関係のクルーが続々と現地に乗り込んでいるとか。中継車を置くスペースの確保さえも、この雪では困難でしょうね・・・。

  2006.01.11

• 誕生日

  無事、３１歳になりました。日付が変わると同時に、おめでとうメールをくれたのは２０年来の親友。ハートでまっかっかの画面だ。いつも変わらぬ愛情をありがとう。先週末、一足お先にお誕生日会を開いてくれた先輩。テレビ局の女性陣からはみんなで、某高級化粧品のパックと寄せ書きをプレゼントしてもらった。ありがとう、ありがとう。頑張って桃井かおりの肌を目指します（笑）。さっきまでそ知らぬ顔して仕事してた人が、仕事が終わるや否やにこにこしながら近づいてきて「おたんじょうびおめでとう」って声をかけてくれたのもうれしかった。この街に来たときはね、知り合いなんか一人もいなかったのに。こうして誕生日を気にかけてくれる仲間ができたことがなによりもうれしかった。大好きなケーキ屋さんからもバースデーケーキを届けていただき、独り占め。こういうときって「ありがとう」以外の言葉がみつからないね。３１歳のmiwaの人生は、ここでこの仲間たちとともに、紡いでいくのだ。どうなることやら。本日のBGM♪　森山直太郎　「今が人生」

  2004.08.09

• しろくま

  今夏、しろくまがブームらしい。コンビニにも、ファミレスにも。ただ、最近出回っているのはちょっとボリュームがありすぎて、お姉さんついていけないわ。もう少しこじんまりと、値段も安くして欲しいなあ。しろくま＝練乳とフルーツたっぷりのかき氷鹿児島の名物ですよね。山口県出身の私には子供の頃からカップアイスで親しんできているものだけれど、意外と長野のひとは「しろくま」を知らない。以前、鹿児島に取材に行くと言うライターの知人が、鹿児島の美味しいものって何？と聞くので「もちろん、しろくま」と答えた。「？？？？」彼女はしろくまのことは初耳だったらしい。私は自信を持って教えてあげた。「しろくまっていうのはね、鹿児島名物の珍味でして・・・白熊の肉球なんですよ。現地でしか食べられない貴重なものですからね、現地のスタッフに聞いて是非食べてきてくださいね！！！」かくして彼女は旅立ち･･･そして素直に行動したそうだ。「沖縄のミミガーみたいなのを想像して、本当に肉球だと信じてたのにぃ。みんなに大爆笑されたじゃないの！！」うふふ。ちょっといじわるだったかな。でも本物のしろくま、大いに気に入っていただいたそうだから、まあいいか。今年は色んなバリエーションのしろくまに出会えそう。皆さんは、もう試しましたか？本日のBGM♪　アントニオ・カルロス・ジョビン「イパネマの娘」

  2004.08.06

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