miwapie　ひとりごと

あれから1ヶ月が経ちました。思い起こせば、早いものです。

記録として、今回の病気の件、書き残しておきたいと思います。

内容的には、楽しいものではないので、スルーして下さって構いません。


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それは「ある日突然」襲ってきました。何の前触れもなく、本当に、突然に。

(1)風邪？

ゴールデンウィークも中盤の5月1日、身体の怠さを感じ、検温。38℃台の発熱。

頭痛や咳、鼻づまりもあったので「風邪かな？」と市販の風邪薬を飲み、安静に。

発熱は37℃台後半から38℃台前半で推移し、5月3日まで続きました。


(2)生理かな？

5月も中旬になり、何となく身体のだるさは抜けないまま、胸の張りが始まる。

2～3日後からお腹も張り出したので「あ、もうすぐ生理だな」と、胸とお腹の張りで

感じていた。「何となく張りが強い気もするけど、生理が終われば、これも納まるでしょ」

なんて、呑気に考えてた。


(3)あれ？何だかおかしくない？

5月下旬、いつも通りの感じで生理も終了。でも、何だかいつもと違う。お腹の張りは

納まらないし、便秘が続く。「どうしたんだろう？便秘のせいでお腹が張ったまま？」

ドラッグストアで、整腸剤と軽めの便秘薬を購入して飲むことにした。

整腸剤で、お腹の様子を見ていたけど、排便がうまくいかない。便秘薬を使うことに。

頭痛やだるさも相変わらず続いたまま。ついに更年期の症状が出始めた？



2010.08.20　万葉（FL） posted by (C)miwapie


(4)最初の受診。

6月1日。意を決して、普段のかかりつけの開業医へ出かけた。

「お腹のことだから…でも婦人科系かも知れないし、内科？婦人科？」迷ったけれど、

まずは行きやすい内科へ。「内科の病気じゃなければ、後から婦人科へ行けばいいし。」

軽い気持ちで内科を受診。

受付時に検温。あらら、37.2℃でした。もしかして、ずっと微熱状態が続いてた？

・簡単な問診

・横になって、腹部の触診

・検尿

・血液検査

・腹部レントゲン

・検便

初診で、これだけの検査をし、かつこの医院では設備がないので、市医師会の「公衆衛生センター」に

予約を取って、6月3日に腹部CTの単純撮影。


(5)転院。

6月3日のCT画像は、6月8日には結果が出て、かかりつけ医院で血液検査諸々の結果と

一緒に説明を受けた。

「腸や肝臓、腎臓等に問題はなし。婦人科系の病気が疑われる。医師会の婦人科医にも

CT画像は見てもらって判断してもらった。大きな病院で、詳しい検査を受けよ。」

とのことで、紹介状を書いてもらい、直近で可能な日に予約を取ってもらう。

「6月11日、9時」で予約が取れたとのことで、その日に受診。

救命救急センターを持つその病院は、設備も充実。

・簡単な問診（持参したCT画像のチェック）

・エコー検査

・内診（ついでに、子宮ガン検査も。）

・血液検査

担当になったDR.の見解は、「今見る分には、そんなに悪い物とは思えない」でした。


…それにしても、幸せそうな妊婦さんや産婦さんの間で待つ時間は、精神的によくないなぁ。




2010.08.20　グレイス（ER） posted by (C)miwapie


(6)検査三昧

6月25日、MRI検査。

造影剤を使用すると言うことで、自家用車はやめて、公共交通機関で通院。

…何というか、これ、すごい拷問で。言うなれば、道路工事現場で寝かされてる感じ。

「大きな音がするので」と、ヘッドフォンをさせられました。小鳥のさえずり、小川の

流れる音、波のよせる砂浜…そんな音がリラックスさせるために流されていましたが、

それを楽しむ余裕はなく、検査のために発せられるものすごい音が頭に響くばかり！

時間にして…40分くらいだったかな。もう2度と受けたくない、そう思いました（＞＜）

28日に、この検査結果が出て、

「卵巣腫瘍、しかも良性とは言えない。治療は手術しかない。」

（ただ、ほんの少しの望みは、「境界悪性」が疑われる。これは「良性」でもなく「悪性」

とも言い切れない状態、だと言われたこと。）

いきなりの告知。…駐車場に向かい歩きながら、涙が溢れてきて、車にたどり着くなり

車内でひとしきり、号泣。

6月30日、「リンパ等に転移がないか、その検査のためにCTを」と言うことで、また検査。

今回は、造影剤を使用した検査。


(7)術前検査＆治療方針説明

7月12日、手術を受けるにあたり必要な検査と、家族への説明が行われた。

・血液検査

・心電図

・尿検査

・レントゲン

説明は、今までの検査でわかった病状、これを根治するために手術は不可欠であること。

手術の範囲は、「最悪の場合」を想定して、広範囲の摘出とその際の副作用、それに対する

治療方法などをまず説明。後遺症や、抗ガン剤治療に関することも。

最悪でない場合は、「大きくなった、片側の卵巣のみの摘出」で済むと言うことも、もちろん

最後に説明を受けましたが。

…MRI検査で判明した卵巣は、20cmを超える大きさ。正常の物は5cmもない、小ささらしい。

再度のCT検査の結果では、「リンパ節への転移は、認められない」とのことで、少し安心。


（つづく）