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ネオリアヤの言葉

ネオリアヤの言葉

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2004/03/15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
以前、鼻を骨折したことを書いた。
小説コメントとして載せたのだが、
今日はその詳細である。
(↑なんだもうネタ切れか?)

明後日から待ちに待った修学旅行!
という五月のある晴れた日常。
女子の体育の授業は、三年の一学期が始まって以来の
≪ハードル≫である。

きちんとした跳び方をマスターした運動の苦手な私としては、
高跳びについでようやく、≪ハードル≫競争が得意種目になりつつあった。
(↑体重が軽かった時なので…自分で書いてて何故か哀しひ)

「30分からテストするからそれまで練習しとけよー!」
と担任でもある体育の先生が叫ぶ。
ちなみに女性である。二児の母である。
学級目標を≪愛しあってるかーい≫に認め、
本来であれば「さようなら」である終礼の挨拶で、
先生「愛しあってる、かーい」
生徒「いえーーーーーーーーい」
と叫ばせてしまう、学校で一番ステキな先生。
たぶん札幌市内、いや日本で一番であろう。

話を戻す。
「アヤ、飛べるようになったか?」
先生に声をかけられ、
「はい♪ 完全マスターだから、見ててね」
(↑すでに調子に乗っている)
「おぅわかった」

私は親友と並んで、
(↑この先生のクラスになって親友ができた。今でも、親友である)
スタートラインにつく。
ハードルの数は全部で10本。

別に大会に出場しているわけではないので、
スタート態勢はフツウに直立前傾である。

1本、2本、加速をつけながら、
基本姿勢を意識しつつ跳ぶ。
並んで跳んでいる親友を少しずつリードし始め、
あとひとつでゴール!!!!!!

その瞬間である。
後ろ足になっている左足が、たぶん、バーに引っかかった。
(↑たぶんじゃないから、転ぶのである)

そこからは全てがスローモーション。
「あ・・・・・」
両手を前方に伸ばしたままの視界に、
グラウンドの土が近づき、その一粒一粒までクローズアップ!
そのまま顔から無事着陸、フィニッシュ!

「10点、10点、10点、10点、10点! ネオリ、
本大会初、史上初の最高得点で金メダルだーーーーー!!
ニッポン優勝ーーーーーー!!!!!!」
まさに、史上初である。

念のため断っておくが、着地点では眼を閉じた。
そのくらい私にもできる。

自分のなかでの沈黙が終わり、
「いったーーー」
と直撃した鼻を押さえると血が出ていた。
しかしどうやら、いわゆる≪鼻血≫とは異なる場所から出ていた。
「?」
手を離した私の顔を見るなり、結局私に負けた親友が
(↑まだ云うか)
「アヤ、鼻折れてるよ」
がびーーーーん。

……云われるが速いか、
私の鼻が、ドラえもんのビッグライトを当てられたように、
グン、グン、グゥワン、グゥワワンと膨れ上がっていくのがわかった。
本当に、ビッグライトの映像そのものである。
これは冗談ではない。

こ、これが骨折というものなのか…痛い。痛すぎる。

その後、形成外科に連行されてレントゲンを撮った。
「あーほらココここ。ここ、複雑骨折ね。いやーぱっくり♪」
ぱっくり♪ 
ってあんた医者だろ。
なに呑気なこと云ってんだよ。
こっちは明後日から修学旅行に行けるかどうかの
瀬戸際に立たされてるんだ。もっとちゃんと説明してくれ!
(↑これもどうかと思われる)

私「あのー」
医者「なに?」
私「明後日から修学旅行なんですが、行けますか」
半分泣き出しそうになりながら、痛みなんかどうでもよかった。
もう本当にそれだけで頭はいっぱいだったのである。
医者「え、行くの?」
もっと他に心配することがあるだろう、という表情だった。
(↑そりゃそうである)

結局、無事に修学旅行に参加したのであるが、
鼻を骨折したのだから、当然、
眼と鼻の周り半径10センチ以内は全て青あざでいっぱい。
添え木をする必要はなかったものの、
気休め程度の眼帯でその痛々しさを誤魔化せるはずはない。

アルバムはできれば見ないほうがいいのである。

ちなみに、形成外科から学校に戻った終礼時、
事件を嗅ぎつけた生徒たちが…
「ネオリのやつ、砲丸の玉、顔に落としたらしいぜ」
「鼻の骨折だけですんだらしい」
おいおい…
それじゃ骨折じゃ済まんだろ、顔面陥没である。
(↑授業で砲丸をやっていたのは男子であった)

後日、
「アヤ、スーパーマンみたいだったよ」
と爆笑しながら云う親友に、
私は返答ができないのであった。




*****



『テツジ』。

  私は、
  あなたとの距離をうまくとれなくなることが怖かった。
  同じように接することはできないくせに、
  何かが変わることも、
  何も変わらないことも厭でたまらない。

これがこの小説の全てであり、
私の作品のなかに登場する女性の多くに共通する部分。

そうやって、
自分の変わらないところや
変わっていくところを
つぶさに見つめ、感じることが
恋愛であり、愛すること。




*****



トラウマとなってハードルであったが、
高校の体育でもやはり登場…。
なんとか克服し、体育は3(五段階評価)でパス。
もう二度と、跳ぶ必要がないことを祈るばかりである。





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Last updated  2004/03/15 09:11:37 PM
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