カテゴリ:カテゴリ未分類
はいはーい。
仕事が進まなくて、眠れない~♪ 全くもって思考がどっか違う方を見ているようです。 以前にお知らせしていた【雑誌】が予定をくりあげて、 この6月29日(予定)に発売されることとなりました! ズバリ、映画の本です。 「ハリウッド超大作」というテーマで、今回は2作の映画をピックアップ。 DVDも2枚ついている、角○書店から発売される創刊号。 さーて、私の名前はどれでしょう(笑)。 ======================================================== キミは私の頬に手で触れた。 笑えない私の泣きそうな顔をみて、私の右手をそっととると、 愛しいものを見つめるように私の手の甲を見つめて、 またこれ以上ないくらいに優しく唇を寄せた。 鼻の先と、その柔らかな唇を押し当てられている、 ほんの数秒のあいだ、 私はまるで自分とキミしかそこにいないような気がしていた。 どうしてもそこが、公園の入り口で、 花見客がひっきりなしに出たり入ったりするところとは 信じられないくらいに。 キミは、私がキミの唇の感触をしっかりとこの甲に感じて 記憶するだけの時間をかけて、キスをしてくれた。 少なくとも、私にはそれだけの時間だった。 「ありがとう」 と私は、もう何度目かの言葉を口にして、 キミの躰に腕を回して顔を寄せる。 キミの頭の温度が私の右頬に伝わってきた。 キミの躰に、自分の躰をくっつけて「またね」の挨拶をする。 そして私は想う。 キミはあのとき、何を感じていたのだろうと。 どんな想いで手をとったのかと。 ======================================================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|