きっと空が青い

2009/11/15(日)19:38

利用料の格差

仕事のこと(204)

介護保険の利用料って、基本的にどなたも一緒ですが入所した場合の 食事代・部屋代は、所得税額により4段階に分かれています。(自治体によって違うかも知れませんが) 老齢年金の収入だけなら、普通「2段階」で老健に1ヶ月入所した場合、(4人部屋で)5~6万円(介護保険料込み)です。 ところが、厚生年金を貰っている男性利用者など収入が多い「4段階」(免除なし)となり、月に13~4万円(介護保険料込み)いります。この「格差」に納得いきません。 担当者利用者のFさんの介護者である奥さんが体調を崩され、一時的にFさんは老健に入所する道を探っていました。 ところが、Fさんは厚生年金である為 食費・部屋代、全額負担で月14万円必要です。しかしながら、奥さんの生活もあり・家賃もあり、しかも離婚して戻ってきたウツ傾向の娘も、同居しています。そんなに払っては、家族が生活していけません。 食事代はともかく、自費の部屋代を 何故そんな額の設定にしたのか・・・?国のすることが理解できません。施設に必要な資金は、ほとんどを介護保険から賄えるようにできないものでしょうか・・。本当に必要な利用者さんが、使えないのです。 もちろん、そうなると 福祉施策に対する国のお金が沢山いるわけですが。 私たちが年老いた時はどうなっているかな と暗くなります。「誰もが安心して暮らせる老後」 なんて夢なのでしょうか。 

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