2010/06/26(土)21:55
楽観的な介護者さん
昨日、新ケースの契約に訪問した。事情があって、他ケアプランセンターから 引き継いだケース。 要介護4の妻を高齢の夫が介護している。夫婦二人暮らし。他市に住む息子さんも来てくれ、立ち会ってくださった。 契約だけで、すでに40分経過。続いてアセスメントをしたいが、あまり長時間になっては利用者さんも疲れる。サービスは、これまで通り 週2回のデイサービスだけでいいと希望されている。 今日のところは、主要なところだけ 簡単に聞き取りしてあとはまた 追々にアセスしていこうと思った。 ところが話を伺えば伺うほど、「このサービスの利用状況で大丈夫か?」心配になってきた。いろいろあったが、一つだけ言うと 浴室の環境。高齢の夫が入浴介助しているのだが、手すりが全くついていない。危険すぎる。 初対面から、いきなりで申し訳ないけど、これは必要ですよと息子さんにも設置を強く勧めた。しかし、息子さんは「分かってはいるのですが、父がいらないというので 無理やりもできないから・・・」と。 夫は何でも「大丈夫。大丈夫。いらん。いらん。」と楽天的 かつ とても頑固な様子。 他にも、いろいろ問題が見え隠れしていたのだけれど、初対面のケアマネがいきなり、これまでの生活をかき乱すことも また問題。 これから少しずつ時間をかけて信頼関係を築いていき、少しでも長く ご夫婦が自宅で一緒に暮らせるように心して支援していきたいと思う。