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週末はまた名古屋の実家へ。
今回は父も母も在宅の状態で、父が管理する家計に関わる手紙や書類の整理を妹と二人で。 山積みになったダンボールや紙袋に入った古新聞、チラシ、雑誌、DMに混じって大切な書類の入った封筒や、きちんと整理してあっただろうと思われる通帳類、保険関係の書類などなど… 一つ一つ開封し、中を確認して、都度「お父さん、これはとっておいたほうがいい?」と確認を取る。 妹も一緒に作業。「これからは明らかにいらない物は私がどんどん捨てておく。解らない物は一まとめにしてお父さんに確認したりするけど、なにか対応が必要な物が出てきたらお姉ちゃんに任せるからお願いね」「ん、事務的な手続きが必要な物とかは私のほうが得意だと思うから。できるだけ1ヶ月に1回。無理な時でも2ヶ月に1回ぐらいのペースで帰ってくるよ」 何だか仲良しの姉妹に戻った感じ。 私が実家に戻っていると、普段は絶対に父や母に顔を見せないらしい姪も「ねぇ あのさぁ」と寄ってくる。 本当はみんな一緒の空間にいたいのだろうな と思う。 1階が大分片付いてきたので「ここがひと段落したら上も手伝うから片付けようね」と妹に言ったら「YKがね、使わなくなった机を外に出したり、古雑誌や漫画を捨てたりし始めたの。家の中の空気が動き始めたんだよ」と。 前回実家に帰った時にも大騒動になったが、やはり父が「デイはここ、ショートはあっち、こっちじゃ落ち着かないし訳がわからなくなる。疲れるからどこか一箇所にまとめてもらえないか」と言い出した。 もともとそうしたかったのだが、父も母もこれまで世話になったデイを辞めるのは心苦しいから と言うので今のような状態を強行してきたのだ。やっと「父の希望」により同じ施設でデイとショート利用を進めることができる。 問題は母。 「社長さんが、私にあそこのデイでお茶を教えたらお給料くれるとおっしゃったのに、お父さんをやめさせるようなことをしたらその話がなくなっちゃう。私の生きがいを奪わないでほしい」と大騒ぎ。 というか もっと問題なのはデイの社長(と職員の方)。 よほど母に利用者契約させたかったのか、「うちでお茶の教室をやってくれたら月に6万円払う。そこで一人か二人は弟子入りしたいと言う人が出てくるだろうから、家でも教室が開けるようになるよ。ぼく達も弟子になるからね」なんて 夢のまた夢のような話をして 母を喜ばせたため、前述のような騒ぎに。 現状 母は利用者契約をし、自分のお茶道具を山ほどデイに運び込み、お茶の教室らしき物をやらせてもらっている。というか 週1回その日だけおやつの時間のお茶が母の点てたお抹茶になる という状態。 最近になってやっと「こんな内容でお給料いただいたら申し訳ないから もっと本格的な指導ができるよう 社長さんやスタッフの方と打ち合わせをしたいと何度も何度も申し入れをしてるのに皆さん忙しいからとずっと無視されてるの…」 「もしかして 私は 調子のいいことを言われてだまされて利用者契約させられたってこと?」とショックを受けているが…。 あ、4月からすでに16回「お茶の日」をやっているそうですが、お給料どころかお抹茶代も持ち出しのままで精算してもらっていないらしく。それで母に「お給料なんて払う気無いと思うよ。でも 大好きなお茶ができるから良いじゃない」と言うと「そんなはずは無い。ちゃんと社長さんは6万あげるっておっしゃったんだから。きっと今は様子見なのよ。会社だって試用期間ってあるでしょ。それよ」と聞く耳持たず。 世間知らずに認知症も混じっている母をだまして悲しませる施設ってなぁ~ ただ、お給料をもらうもらわないに関わらず、点てたお茶を皆さんに飲んでもらっているうちに「家に帰ってお道具や教本を引っ張り出して久しぶりにやってみました」なんていってくださる利用者の方も出てきたそうで明らかに母の気持ちに張りが出ているのは事実。 「お茶ができるからっていわれても、お金を払って介護施設を利用するのはいや」というので「じゃぁ 利用契約解除しても良いよ。お母さんが好きにすれば良いんだよ」というと「もうしばらく様子を見てみる」と。 どんな形であれ、どんな場所であれ、やはりお茶に関われるのはうれしいのだろう。 ま、あとは 父が他の施設に移ることを妨害しないでさえいてくれれば。 今回の掃除で、父と母それぞれの名義で使えるお金がどのくらいあるかも解ったし、生命保険の契約内容も確認できた。ついでに、春に事故で廃車にしたはずの車がちゃんと廃車の手続き完了していなかったこともわかりその場でディーラーさんに来ていただいて手続き完了(これで 自動車税が返ってくる)。 次の課題は、父の施設変更と、母が嵌っている健康食品の通販をやめさせること~~~~。何せ多い時は月に40万近く使っている。このまま放っておくと数年で父と母の資産はゼロになっちゃいますっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月28日 23時21分06秒
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