石けんの起源「石けんと仲良く暮らそうBOOK」入門編 から少しだけ書き込みしています☆※ 人類と石けんの出会い。その最も古い記録は、5000年前のメソポタミア文明に遡ります。 前文には5000年前に石けんの存在があった事が記載されています。 石けんができた由来と、その当時は神殿で羊を焼いて神に供える風習があり、 その羊の脂が薪の灰(アルカリ)と混ざり石けんが出来たころから、サポー(sapo) が、ソープ(soap)の語源になったのです。 石けんの作り方は、昔も今も基本的に同じです。 動植物の油脂にアルカリを加えて、加熱すると石けんになります。 人類は長い間、木炭や海藻炭をアルカリに使い、石けんを作ってきました。 やがて18世紀になると、海水からアルカリ分のカセイソーダを 取り出す方法が発明されます。この発明によって、石けんは 大量生産が可能になり、安値で普及していったのです。 日本に石けんが渡来したのは室町時代のこと。1543年(天文12年) ポルトガルのキリスト教宣教師たちによって持ち込まれました。 また、初の国産石けんは1873年(明治6年)石けんとして発売されました。 --------------------------------------------------------------------- と書かれています。石けんの起源を調べる事も大変ですがここまでわかる石けん文化もとてもすごいですよね。 --------------------------------------------------------------------- ※ 石けんは、最もシンプルで安全な洗浄剤。 石けんの成分は、脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウムです。 脂肪酸ナトリウムは、天然油脂とカセイソーダで作られ、 固形や粉の石けんに。脂肪酸カリウムは、天然油脂と カセイカリで作られ、液状の石けんになります。 ところで石けんも界面活性剤の一種である事をご存知じですか。 よく誤解されるのですが、界面活性剤 = 合成洗剤では ありません。界面活性剤とは、混ざらない水と油の 境界線(界面)を混ぜ合わせる(活性化)成分のことで、 汚れを落とす働きがあるのです。 石けんは、自然界に存在する物質から生まれ、5000年前 から使われてきた最もシンプルで安全な界面活性剤。 一方、合成洗剤は、石油や油脂を原料に化学合成された 界面活性剤のこと。石けんと区別する意味で 「 合成界面活性剤 」と呼ばれています。 --------------------------------------------------------------------- 難しい言葉が沢山出てきたと思いますが。 石けんと合成洗剤の違いがハッキリしているのがとても良くわかりました。 小冊では、絵図もありますので違いも分かりやすいと思います。 --------------------------------------------------------------------- 次は、石けんの生分解性へ続きます。。。。 |