世良高原農場 チューリップ祭
みやびフレイ ブログ きっと今日よりちょっといい。あしたのための処方箋 より以前に Youtube で見たチューリップ畑の映像がとてもきれいだったので、広島県世羅町 世良高原農場のチューリップ祭へ行ってきました。ゴールデンウィークで大渋滞ゴールデンウィーク期間中とあって、駐車場へと続く道では数百メートルに渡って渋滞。時間が早めだったので、きっとこれでもマシだったのだと思います。(帰りに見たときは1km近くになっていました。)交差点からの合流で、渋滞の列に横から入る形になってしまい、少し申し訳ない気持ちになりながら、チューリップを楽しみにしていた高原農場へ到着しました。入口の門を抜けると一面のチューリップが・・・と言いたいところですが、こじんまりとした入場券売り場と小さな門を抜けた先にあるのは売店とレストガーデンと言うただの広場。右手の奥に、いま見ごろのチューリップの花絵があると係の人が誘導していました。チューリップ畑まではまだ少しお預けです。3分ほど歩いて、小さな橋を渡るとそこには200mから300mほど(?)の奥行きのある広大な敷地に、チューリップで描かれた花絵が。用意された展望台に上ってみましたが、なかなか「絵」と認識するのは難しいですね。それよりも一輪一輪の花を愛でたくて、早々にチューリップの元へ移動しました。250品種75万本のチューリップ65000平方メートルの敷地に75万本と言われてもピンときませんが、花の色や大きさ、花びらのふちのギザギザ、開き方、背の高さなど本当にいろいろな種類のチューリップがたくさんあって、自分好みのチューリップを見つけられるのが楽しいです。今日私がいちばん気に言ったのがこのチューリップ。残念ながら名前が書かれていなくてわかりませんでしたが、白と淡いピンクの織り成す可愛い花が印象的でした。きっとあなたも可憐な一輪のチューリップきょうは広大なチューリップ畑のきれいな風景を見てきたのですが、当然ながらチューリップを楽しむ多くの人がいて、広告に見るような「素敵な写真」を撮ることはできません。そして、少し遠めに見る分にはたくさんのチューリップが咲き乱れているように見えるのですが、近づいて一本一本の花をみると、少し「疲れ」が出たような斑点や満開を過ぎて、少しくたびれた感じのシワも。あなたが他人を見るときには、同じように周りの素敵なところだけを見て、「自分はダメだ」と思ったりしていませんか?でもよく見ると誰にでも長所も短所も、そして弱い部分や、人には見せられない部分があったりするものです。チューリップ畑の広大な風景も素敵ですが、私は1本1本の花をとても愛おしいと思います。まだ開きかけたつぼみだったり、周りを圧倒するように咲き誇る大きな一輪だったり、少し小さめにひっそりと開いている花だったり、その様子はさまざまでも、それぞれが一所懸命に咲こうとしている様子を私は美しいと感じます。今日あらためて、たくさんの花も良いけど、庭に咲く一本一本のチューリップを鑑賞したいと思いながら帰ってきました。せらふじ園も見ごろチューリップ縁から少し離れた場所にある、せらふじ園のふじまつりにも足を延ばしてきました。こちらも駐車待ちの車がたくさんいましたが、ふれあいロード沿い観光農園の駐車場が広くて、駐車スペースは見つけやすいかもしれません。チューリップに比べるとふじの花は大人向けでしょうか。淡いピンクや薄紫のふじ棚から降りてくる香りは、しばし人の多さを忘れさせてくれるほど心地の良いものでした。それにしても、つる性のふじが曲がりくねったつるを何本も絡み合わせて一本の樹のように立っている様子はまた不思議なものですね。機会があったらぜひ行ってみてください。今日は芝桜とネモフィラがきれいだという花夢の里には行きませんでしたが、いつか行ってみたいと思います。