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雅の里 ~みやびのさと~

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2007年09月11日
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先週台風が関東地方を直撃するかどうかの日、双子は2回目のポリオ予防接種の日でした。
しかし、その朝、なんだか娘の様子がおかしい。

・・・はい、鼻水たらーり、の鼻風邪です。

実家婆に予防接種の手伝いに来て貰う予定を取りやめ、階下の同居婆に息子を見てもらって朝一で娘を連れて病院へ。

鼻も吸引してもらって風邪薬のほかに点鼻薬も出して貰って帰宅、昼食後、今度は娘を婆に預けて息子を連れてポリオ予防接種へ。

台風が近付いていたせいか、前回と違って3分の1くらいしか人がいなく、あっという間に終了。
天候が不安定なので、主人に保健所まで車で迎えに来て貰う予定が、双子の会ですっかり保健所に慣れ親しんでる息子が勝手にエレベーターの前まで私を誘導し、にこーっと私を見上げる。
・・・はい、エレベーターを呼ぶのね、パパのお迎えをを待っていられないのね。
受付のおばちゃんにも笑顔で「ばいばい」と手を振りとっとと保健所を出て行く息子。
おいおい、おまえ、馴染み過ぎ・・・orz

結局、家に帰りつくまで雨が本降りにならずにすんだけれど、ハーネスをぐいぐい引っ張って歩いて行こうとする1歳の息子に、道行く人がびっくりして見ていましたよ。
途中大通りや車の行きかう商店街ではさすがに抱っこしていたけれど、家の近くの散歩&買い物コースになると知っている道だけに、彼はがんがん走って行ってしまうんですよ。
・・・なんだか、遠い昔、実家でポメラニアンを散歩させていたときを思い出してしまった(爆)

で、家に帰り着いたら、双子を一人ずつとはいえ、半日面倒を見続けてくれていた同居婆ダウン。
ゴメン、ばあば・・・


で。
ご多分にもれず、一日おいて今度は息子が鼻風邪発症。
先週末は双子揃って通院しましたですよ。
さすがに高齢(80歳)の同居婆には無理させられないので、実家婆に手助けを要請。

娘は早期の手当てがよかったのか、鼻水もほとんどとまり、炎症も抑えられてきたとのことで、抗生物質は終了、痰と鼻水を押さえる薬だけになりました。
息子は微熱も出ていたため、ちょっと強めの薬を出して貰い、さらに恐怖の鼻吸引をして貰いました。

これで週末を過ごしたのですが・・・

娘は薬の副作用による下痢でおむつかぶれになり、排泄のたびに染みて大泣き。
結局風邪は治ったのに週明け月曜日に再診でした。
今まで産院で出産時に貰ってずっと使っていた亜鉛華軟膏と同じものにあせもを押さえる成分を追加した軟膏を出して貰って半日塗ったら、見る見るよくなり、火曜日にはほとんど治ってしまいました。
ああ、よかった。

息子は、まだちょっと鼻づまりが酷いので火曜日に再診→再度鼻吸引。
薬も吸収の早い液体に変えて貰いました。

2人ともこれで完治するといいなぁ。



ここで、ようやく記事タイトルの話。
前置き長すぎ、すまん。

実は、ここ2ヶ月くらい前から、娘の肌の色がなんとなく黄色っぽくなったような気がしていたのですよ。
まあ、真夏だし、日焼け止め塗ってるけれど多少は日に焼けたのかな?くらいに思っていたんだけれど、さすがに足の裏まで黄色いとちょっと「?」

そこで、土曜日の診察の時、思い切って先生に聞いてみたところ。
先生は開口一番、「野菜ジュース飲ませてない?」と。

夏場の水分補給&ビタミン補給にと、野菜ジュースをよく飲ませていたのは事実。
カゴメの子供用野菜ジュースを倍に薄めたものを、
 朝食・昼食の時、各50mlずつ
 夕食の時、80ml~100ml
くらいでした。

でも、先月末に保健所で栄養相談を受けたときに「野菜ジュースを飲ませすぎです。一日100mlまでに減らして」と言われていたので、ここ2週間くらいは夕食時に80ml~100mlとしていました。
その話をすると、先生が「はあ~」と納得したかのように頷いて。

「まだ飲ませすぎ。その3分の1に減らして。娘さんの症状は『カロチン症』といって、カロチンの過剰摂取で起こる皮膚の症状です。野菜ジュースが体にいいからってどんどん飲ませるお母さんが多いけれど、摂り過ぎはナンだってよくない。ジュースメーカーも体に良さそうってカロチンを過剰に入れすぎなんだよね。野菜はなるべく食事で取るようにしてくださいね。」

初めて聞く症状だけど、今すぐどうこうというものでもないので、ひとまず家に帰ってからさっそくググって見ました。


***********************************

 カロチンは体内でゆっくりとビタミンAに代謝されてゆくが,カロチンの過剰摂取がビタミンA毒性を引き起こすわけではなく,カロチン血症(カロチンの血中濃度が250μg/dL以上[4.65μmol/L以上])が起こる。これには徴候は通常ないが,皮膚カロチン症が生じ,皮膚(強膜には起こらないが),特に手掌や足底の皮膚が濃黄色になることがある。皮膚カロチン症は,おそらくカロチンのビタミンAへの転化の速度がさらに低下することにより,糖尿病,粘液水腫,神経性食思不振症も発症するだろう。
(http://merckmanual.banyu.co.jp/cgi-bin/disphtml.cgi?url=01/s003.html)

***********************************


うーむ、確かにいますぐどうこうではないが、気になったのは最後の1行の「神経性食思不振症」、これっていわゆる「拒食症」ってやつですよ。
ま、1歳児に明確な拒食はないと思うけれど、離乳食を食べたがらないのはもしかしたら多少は関係しているのかもしれない。
それと、糖尿病も主人の家系に多いので、これはちょっと要注意かも。

保健所での栄養相談でも、野菜ジュースは食後に飲ませるようにと指導を受けたんだよね。
食事の際、最初に野菜ジュースを飲ませてしまうと、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されて食欲不振になるから、と。
世のダイエットに励む方々が行えば体のためになるこの食事の仕方も、離乳食を食べたがらない娘には全くもってしちゃいけなかったところに、このカロチン症の話を聞いて、愕然。

速攻で野菜ジュースの飲ませ方を改善しました。
2人ともあまり飲みたがらないんだけど、食事の際にはお茶類しか出さないようにして、離乳食のメニューに汁物をプラスしたり。

娘の食欲も保健所の指導のあと野菜ジュースを減らした頃から少しずつ出てきたので、このままカロチン症そのものもうまく改善されていけばいいなぁ。


ところで、同じ食事をしている息子ですが、ほとんどカロチン症の症状はみられません。
これには先生もちょっと驚いていて、「うーん、双子の兄妹だけど代謝が違うんだねぇ」と。
でも、表には見えてないだけかもしれないし、何より、糖尿病の素地を植えつけないようにしないとね。


離乳食ってほんと、むずかしいいいいい~~~~~。





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最終更新日  2007年09月12日 02時11分30秒
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