みやび
☆34
詩859
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雅やび 更新お知らせ18
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November posted by (C)みやびまた 今年も訪れる十二ヶ月のうちの特別な。毎日の こよみ 捲るたび嫌いな寒さが 増すけど日 いちにち とおひさまが 短くなって 後ろ髪だけど夏生まれの わたし厚手の洋服 手が伸びちゃうけどそんなの 全部 許せちゃう十二ヶ月のうちの特別な。さあカウントダウンを 始めよう今日から
2008.11.01
十余年 posted by (C)みやび十余年積み重ねた 想い出は薄紙の織り片耳よせて 聴いた鼓動薄紅のいろ十余年はこんなにも やさしく和紙に包まれて失せることなく 褪せることなく
2008.10.26
ルルル posted by (C)みやび青空の 絃のうえ音符が跳ねるマ行で はじまるわたしの 音程ナ行で おわるあなたの 音程ねえそこでハーモニーしてる青空の そこでならふたりかなでかなえ
2008.10.15
photograph 「フリー写真ブログもってって!」匂い花はいくつも あれど無数に紛れて しまっても遥か彼方と なってしまっても幾年月日が 経ったとしてもたとえ枯れたとしても
2008.10.12
photograph 「フリー写真ブログもってって!」どんなになってもあなたは わたしの 永遠のすたあスポットライトは私がずっとずっと照らし続けてあげる
2008.10.09
いちばん星 posted by (C)みやび分け入って深いそのところいちばんの そのありかタカラモノキラリ誰にも見せない 触れさせない汚させないガラスのカケラでもそれでもわたしには消えることなく私の てっぺんに輝くいちばん星
2008.10.01
飴玉 posted by (C)みやびその空間はたったの 数十センチもう少しで擦り合うようなともすればほんのわずかの体温を知るようなどこまでも続くたったの 数十センチたぶん 私達はそれをずっところころと 転がしながらはしゃぐようにじゃれるようにだけどこの空間は ちぢまることなく両方の頬を行き来する 大きな飴玉のように転がしつづける
2008.09.14
たらり posted by (C)みやび気まぐれのようでさりげなくやさしいコトバはとても短くとても少なでだけどそれで いいそれが いいのゆびの先からつぅっと しみこんだらぐるりと ひと巡り傷だらけのそこ辿りついたら 一滴だけたらり
2008.09.13
普遍 posted by (C)みやび転がるように笑った あの日も泣いて泣いて泣いた あの日もそして今 この瞬間もそれは 間違いなく東からのお日様ときみの存在は☆
2008.09.12
ね。 posted by (C)みやび夢でも 逢えないもちろん青空でも 逢わないそれなら闇夜なら 逢えるのそれも 叶わない恋心はとうの昔に 海の泡どこまで 潜れば見つかるの背びれも 尾びれも何にもなくちゃそれも 叶わないそれでも何にも 変わらないカタチ とかシルシ とかコトバ とかそんなんじゃ ないんだよねね。私が 私に 念を押す
2008.09.10
ふたり posted by (C)みやび“はじまり”その時から一緒のような気がするふたり同じ空の下に いたことほんの ほんのなのに“はじまり”はその出逢い じゃなくてその ずっとずっと前からのことふたりその ほとんどは違う息をしてるけどねこんな声が聞こえるふたり“はじまり”そのとき 確実に手 繋いでいたんだもん。☆
2008.09.01
うれしくて涙が出そう posted by (C)みやびうれしくて 涙が 出そうものすごく 小さなことだけどそんなこと こそ心に響くのねえひょっとしたら私の心を映す ヒミツの鏡でも持っているのねえなんで 見えない私が見えるのいつも そう偶然だけど 偶然じゃないうれしくて笑顔と 涙と 鼻水が一緒に 出ちゃった
2008.08.24
photograph 「フリー写真ブログもってって!」ともに仲良く 並んで歩み離れることなく顔を合わせば笑顔かわし慈しみあい微笑みあいあるときは“たけくらべ”のようでもあるけどひとつ悲しいかな離れることはなくとも近づくこともなく永遠にこのままでよじれながらで
2008.05.10
誰もがうれしい言葉はとてもすてきな言葉 だけど私だけが うれしいと 感じる それはゆらり ゆらりのなんてことない言葉 ちょっとだけすてきなコトバ
2008.04.21
その名がこころの中で 甦るのはときどき おおかたは意識の下に 覆い隠し日常をくりかえす それが約束 あの日 交わしたせつない約束
2008.04.16
すごくうれしかったけど 少し甘くて苦いコーヒー味 だって肝心な言葉はたったの何文字か
2008.04.15
いつか見上げた桜もこの季節 いつもちょっとだけ はずしてしまうそんなわたしたちに似合う もう少し もう少し待って待っての 名残の季節さくら後ろ髪
2008.04.12
むかし むかしその昔のふたりのメロディ 口ずさめばするする するりと時は巻き戻し 笑った顔も落とした涙もせつないkissも みんな みんなふたりのメロディ もう一緒に口ずさむことのないけど それは ふたりだけのメロディ
2008.04.11
photographフリー写真ブログもってって!いくつかある さくらの想いどれも 忘れがたくどれも せつなくだけどもし ひとつだけ選ぶとしたらあんなに泣きたかったのに人生で唯一涙を隠すことができたあのそうあの日も こんなふうに薄紅色さくらは何事もないように咲いていたんだったわ
2008.04.04
この季節にこんな気持ちでこんなふうに 空を見上げる 西を向いてだから東を向いてね それは 十年というゆらり ゆらりの 時の恩恵
2008.03.27
どきどきもない “運命の人”だなんて思ったこともない 一緒にいるとか いないとかそんなのたいしたことじゃない それが大切だって思ってるうちは違うのよ たいせつなことはもっと目にはみえないそこにある だから憂うことなどなにもなし 私ら 憂いてる暇なんぞないのよ~!そんな人間らしいたわごと 言ってるヒマあったら ねこかんっ!ねこかんっ!寒くても 花粉でも 雨でも 風でも ねこかんっ!とりあえず 猫森に持ってってあげてくれ~~~!by とある公園のキジ
2008.03.23
とても わかりにくいそのやさしさは深くて 深くてあのときの私には辿りつけなかった だけど今なら わかる 真正面でまっすくに瞳 向けていろいろ入り混じったこころ少しだけ見せて 青空と白木蓮のもとさよならのその言葉
2008.03.22
もう 夜の街路樹で泣くだなんてことも 見送る流線型の傍ら泣くだなんてことも 空港のゲートで小指絡めて泣くだなんてことも どれも二度とないことだけど どれもこれもみんなたいせつな宝物 宝物となったこと それが誇りささやかな プライド
2008.03.21
封じ込めてたいとしさも せつなさも 押し留めていたときめきも 哀しさも 春嵐が呼び覚ます “おまえは ぶんちょうみたいな やつやなぁ” ずっと隠れてたそんな言葉すらも飛び跳ねた きのうの春雷
2008.03.15
ともに過ごした時があんなにわずかで あっても もちろんこれからも そうであっても 恋心だけの私達であっても なにも変わらない この恋心揺れうごくことなく消えることなくまた燃え上がり燃え尽きることなく たぶん ずっと これからもこのままで かすかに ゆれゆら恋心のままで
2008.03.13
はっきりとは見えない 掴めないだけど確かにここにある これまでもこれからも だからせつなくなんかない それはまるで今朝のごとく 春が霞
2008.03.11
朝焼け 見つめかなたをおもう あれもこれもどれもみんな みんなきらきら 宝石箱に大切に並べたらもういちど封印して こころのまんなかにそっとおく
2008.03.09
いとしさもせつなさもみんな つまったこの箱をそっと開けてみた この扉の向こう 自転車 ふたり乗りして土手を疾走した受ける風はこの季節の風 泣きながらその流線型を見送ったつつまれた風もこの季節の風 好き 好き 大好きどんなに年月過ぎても やっぱり好き
2008.03.08
北風にありったけの想いをのせてのせて “大好き” 春一番の砂ぼこりに こっそり 紛れ込んでたけど見つけちゃったよ “・・・・”
2008.02.29
時折中指の先で そっとふれる あたたさかはその温度がようやくわかるくらい 特別の言葉は いらないしわざとらしいぬくもりも 必要ない もしこのままずっと このままだとやけどしそうだから その手前で ゆっくり離す 離してもいい だって これだけで もう それだけで私の全身は こんな色彩
2008.02.25
お世辞にも上手いとは 言えないし甘い言葉ひとつもないし 携帯でも メールでもなく文字で 伝わったそれ たとえどんなに色が変わってもセピア色になっても 離さない
2008.02.21
“好き”そう 言ってみる “好き”もう一度 言ってみる “好き”何度でも 言ってみる 可笑しいほど ほぐれっぱなしの顔でこたえが返ってくる “だいっきらいさ” “好き”だって 言いたいんだもん“だいっきらいだってば” そのなんとも言えない その顔が見たくてまた言ってみる “好き”
2008.02.14
こんな日はそっと その名を言葉にしてみる そっと その名の言葉を 言葉にしてみる “上を見ろ 落ちないぞ” そんなこと言うから上を見てもつたってしまったじゃない しずく
2008.02.12
涙の匂い感知してくれたの こんなに離れているのにこんなに元気なふりしてたのに どうしてわかったの 思わず違う種類の 涙ぽろり
2008.02.11
一年待って わずか 半時間 それでも逢いたい逢いにゆく 瞳は 絡めても指すら 絡まさない 新大阪行きの 新幹線を見送る たったそのためだけでも
2008.02.09
その手 と この手たったの一度も繋がれたことは ないけれど でも知っているのそんなことより 大切なことそんなことより 暖かいもの 目には見えなくても傍にはいなくても“ある” それだけで
想い 浮かべたら笑み あっという間にちょっぴりももいろ春待ち いろ
2008.02.05
見つめたい瞳はどれ ふれたい指先はどの 語ってほしいくちびるはどこ 迷わずに答えることができる
2008.02.03
なにげなく手を 繋いだのに その手があんなにも 饒舌だから この手もこんなにも おしゃべりになってしまった 私達は 無口で人ごみの中 まぎれるように 繋いだ手だけが妙に絡みあう
2008.02.01
見てもいい夢だけ見る きっと夜の静寂も 恐れずにすむはず きっと朝のおひさまにも負けないはず もう彼方後ろなんて見ないはず
2008.01.26
からっ風のしっぽに立ち向かって 行くときはその大好きな笑顔を。 陽だまりの ひとやすみはそれより 大好きなちょっと 小難しい顔を。 逢えなくっても遠く離れていてもいつも 私のそばにある。 これで 完璧 この寒さなんてへっちゃらよね
2008.01.22
やさしい言葉で知らず知らずに眠りに 誘われる 浮かびあがるようで沈みこむようで とろけそうでとろけなくて 刻みこまれた記憶の中へ
2008.01.21
どんなテレパシーが 届いちゃったんだろう 萎れて しゅんと なってうなだれてぽとりと落ちそうな 少しの と 幾ばくかの とで そんな ちょっとで上を向くこともできたよ ありがとね
2008.01.20
確かなものなど何ひとつ ないのに 約束など交わして いないのに どんな約束事より確かに想える この言葉
2008.01.16
そのコンマ5秒に敵うものなんて 何もない 誰れも彼れももちろん私だっても
2008.01.15