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カテゴリ:教育を取りまく現状(全国・一般)
大学の進学率についてみなさんはどのように考えますか?
現在、日本の若者の大学への進学率は60%(短大をふくむ)をこえています。 ![]() 上のグラフをみてわかるように高等教育への進学率は年々アップしています。十数年前は三十数%だったのですから、進学率はほぼ倍になっているわけです。また、大学の設置基準が緩くなり、毎年のように新しい大学ができ、新しい学部が100近くもつくられています。 ![]() 田中大臣が来春開校予定だった3校の大学の設置を不認可にしたことが波紋を広げています。確かに18歳人口が減っていく中、これだけ新設の大学、学部が必要なのかは議論があってしかるべきでしょう。経営がゆきづまってしまった大学もチラホラと出始めています。入学したけれども、途中でつぶれてしまう、などということもでてくるでしょうし、税金が投入される事態もありうるでしょう。 一方で、日本の大学進学率はまだまだ低い、という意見もあります。韓国/89%、フィンランド/87%、アメリカ・スウェーデン・ノルウェー/82%、オーストラリア・ニュージーランド/72%などと日本よりも大学進学率の高い国はいくらでもあるのです。 どんな国にしたいのか。そんな議論からはじめないといけませんね。
最終更新日
2016.08.02 21:37:44
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