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カテゴリ:塾の毎日(塾で起こったことを中心に)
中1生の段階でしっかりとした学習の習慣を作っておくことはとても大切なことだ。
最近は、必要な時だけ塾に行く、という風潮があるようで、中3のこの時期から塾通いをはじめる生徒も多いらしい。大手の塾はそうした生徒をごっそりとかかえ込むという。申し訳ないが私にはそうした生徒をおあずかりし、合格に結びつけていく指導をできる自信はない。 中3のこの時期。ここから学習習慣を身につけさせることはほぼ不可能だ。もちろん、そうした習慣は家庭での指導によっても身につく。そんな生徒はこの時期からの塾通いでも全く問題がない。ちょっと試しに以下の項目についご自分のお子さんの日常をチェックしていただきたい。 【 】勉強をしているときの姿勢は良いか? 【 】相手の目を見てきちんと挨拶が出来ているか? 【 】筆箱の中には赤ペンが入っているか? 【 】出来なかった問題にしっかりと赤の×がついているか? 【 】出来なかった問題をしっかりと解き直しているか? 【 】ノートはきちんと漢字を使って書いているか? 【 】ノートの文字は濃く書かれているか? 【 】ノートの文字は丁寧に書かれているか? 【 】算数、数学のノートは途中式がしっかりと書かれているか? 【 】わからないことはそのままにせず調べたり、聞いたりしているか? とりあえずこの10項目あたりがしっかりと出来ていればお子さんはぎりぎりまで塾に行く必要はないでしょう。しかし、半分も○がつかない状態であれば、早くこうした学習習慣からしっかりと身につけさせてくれる学習塾に通わせるべきです。 良い塾というのは、勉強を教える塾ではなく、学習習慣を身につけさせる塾だと私は考えています。今、中1生にこうした学習習慣を身につけてもらうために毎回の授業で彼ら、彼女らと闘っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.23 00:44:06
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