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2015.11.25
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今日は「平塚中等教育学校」にうかがってきました。miyajukuからは受験する生徒がでることはない地域ですが、県立の中等教育学校の様子を知る上では貴重な機会なので参加してきました。

平塚中等はもとは大原高校という学校で、その校舎と施設を利用して7年前に開校しました。神奈川県では同時に相模原中等教育が開校しています。この春に一期生が卒業してすばらしい進学実績を出しました。

国公立大 東京大/1名 一橋大/1名 東京工業大/2名 東北大/2名 筑波大/3名 電気通信大/1名 東京芸術大/1名 東京農工大/1名 東京学芸大/1名 横浜国大/8名 首都大学東京/9名 など43名(卒業生は147名)

私立大 早稲田大/26名 慶応大/9名 東京理科大/24名 上智大/7名 明治大/40名 青学大/13名 立教大/10名 中央大/41名 法政大/23名 など

一期生ですから現役生のみの結果です。浪人したのは十数名のみ。いきなりこの結果です。正直、ここまでの成果が出るとはわたしは思っていませんでした。そうした生徒たちがどんな6年間を過ごしたのか、そして、これからの県立中等教育学校がどこへ進んでいくのか、そんなことをお聞きしたかったのです。

対応していただいたのは永田教頭先生です。開校準備以来、平塚中等にかかわられている方です。隅から隅まで学校のことをわかっていらっしゃる様子です。そうした意味で、今日の訪問はとても幸運でした。学校のパンフをもとに、今の平塚中等についてお話をうかがいました。とにかく「しっかりとした学力をつける」という学校の方針が、強く、強く、伝わってきます。

6年間を2年ずつにくぎったカリキュラムです。高校受験がないメリットを活かした編成です。たとえば数学は、多くの私立の中高一貫校がつかっている「体系数学」というテキストを使っています。基本的に5年生までで数3までを終了し、6年次は大学受験を目指した実践的な演習を中心に。他の教科も、5年次までにセンター試験で必要な教科はすべて終わらせます。

英語の学習はさらに特徴的です。「使える英語の育成」が学校の指導方針。1年次は「聞く」ことを中心に。2年次は「イングリッシュキャンプ」という英語漬けの2泊3日のイベント。3年次は「スピーチコンテスト」や「イマージョンプログラム」という日本の大学に留学してきた学生とディベートなどをおこなうプログラム。4・5年次は「エンパワーメントプログラム」という英語での理科実験プログラム。

すごいですねぇ

部活動もさかんにおこなわれているようですが、基本的に中学生にあたる前期生は週に平日2日、土日のどちらか1日。高校生にあたる後期生も平日3日と土日のどちらか1日。活動はそのように決められているようです。授業も45分の授業が7限の16時まであるので、放課後の活動も必然的に限られるようです。理想的な部活動の形かとわたしは個人的に思います。

いわゆる学校行事も目白押しで、生徒たちは学校生活をいろいろな意味で精力的に過ごしているようです。来春も今まで通り、男女80名ずつの160名の募集。適性検査 : グループ活動 : 調査書が6 : 2 : 1 での選抜。在籍生の出身市町村は、平塚市/279名、茅ヶ崎市/144名、藤沢市/94名、小田原市/79名、横浜市/61名、秦野市/57名、伊勢原市/54名など。

県立の中等教育学校ができたとき、保護者の方は「私立の中高一貫校のような教育を受けられる県立校」という理解をされたと思います。今も、そうしたイメージでとらえている方が多いのではないでしょうか。正直、そうした理解は違うのではないか、とわたしは思っていました。しかし、今日の訪問で、私立の一貫校とはまた違った意味で、しっかりとした学力を持ったこどもたちを育てていく公立の学校なのだと再認識しました。

適性検査というもののは、一所懸命に努力をすればクリアできる、といったものではありません。そういった意味で、こうした学校を目指す、ということは、私立中学受験を目指すのとちょっと違います。しかし、ひとつの選択肢として、通ればわが子をしっかり育ててくれる環境が与えられる、といったとらえ方で挑戦しても良いかと思います。いずれにしても、とても良い学校でした。

やはり行ってみないとわからないことがたくさんあります。






最終更新日  2016.08.02 18:22:52
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