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2017/08/18(金)14:03

神奈川県公立高校入試での2次選考ボーダー

神奈川県公立高校入試について(情報編)(70)

神奈川県の公立高校入試では、2次選考枠というのがあります。定員の10%に対して、学校成績を選考に用いず、当日の入試得点、面接得点、特色検査の得点で合否を決めます。面接点で差をつけず、特色検査がない学校では、当日の入試の得点だけで合否が決まることとなります。 以下の得点は、「カナガク」さんが公表した「今春入試での各高校ごとの2次選考のボーダー得点」です。 川和 426点 大和 390点 鎌倉 379点 希望ヶ丘 378点 市が尾 367点 横浜平沼 358点 松陽 348点 座間 346点 元石川 330点 湘南台 318点 瀬谷 300点 大和西 279点 荏田 209点 座間総合 173点 藤沢清流 187点 ここにあげなかった高校については https://kanagaku.com/archives/19543?wt=2 をご覧になってください。 入試得点は開示されていますので、模試会社にはたくさんの「正しいデータ」が集まっています。ここにあげられた数字は「ほぼ間違いない数字」といえるはずです。この得点をとれれば、今春入試では、学校成績がどんなに悪くとも志望校に合格できた、ということです。 もちろん、来春入試では、それぞれの高校の志願者倍率などによって、この2次選考のボーダーは大きく動きます。それでも、どこを志望校とするかの大きな基準にはなるでしょう。 どちらかというと、学校成績でのボーダーを見るよりも、この2次選考の得点ボーダーを参考にして志望校は決めていくべきでしょう。何といっても、この得点をこえられれば合格できる得点、ということなのですから。 また、それぞれの学校の難易度も、この2次選考のボーダーで考えるのが正しいとも思います。あれ、意外とこの学校はやさしいな、とか、逆に難しいな、といった判断ができるはずです。いずれにしても、あまりに学校の成績にしばられた志望校選択はするべきではない、ということです。

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