庭の四季

朝から暇をみつけては、
ピラカンサスの木、ハコネウツギの枝を刈り込みした。
明日は雨の予報なので雨が降るまでに
完了したいと思った。
ハコネウツギを切っていると
隣のマンションの管理人さんが
話かけてきた。
ハコネウツギは枝々に可憐な花を咲かせ
見ていてもあきない。
ほどほどに枝を刈り込んでおかないと
隣に迷惑をかけてしまう。

管理人さんよりビワの葉について
いいお話を聞く。7-8枚の葉を煎じて熱いうちに
タオルに汁を染み込ませ（やけどに注意）
患部にあてると腰痛や膝の痛みに良いと。
煎じた液を数日使用するそうだ。
痛みがひどく歩けなかった親戚の人が
ビワの葉で元気になり今では山登りを
楽しんでいるそうだ。

我家では葉を軽く湯がきお風呂に液とも浮かべる。
風味を楽しむなら煮込み過ぎるより軽く湯がくほうがいい。
ビワの葉が打ち身にいいのは知っていたが
長く煎じた液をホットでシップするのが
効果的だと知った。

以前ハコネウツギのふるい枝を切った時、
空洞だったので
“さすが！空木”と思っていた。
今回、かなりハコネウツギの枝を切った。
しかし、どの枝も空洞ではなかった。

今日再認識出来た事
どの枝を切っても空洞なのは、単純にウツギなのだ。
山行の会に入っていた頃
清楚な白い花をつけるウツギを観察した。
細い枝までも空洞だった。
単にウツギと呼ばれるものは別名“ウノハナ”として
「夏は来ぬ」にうたわれる花（樹木）でもある。