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2004年04月14日
XML
カテゴリ:KNOPPIX
昨日、掲示板でhiroBさんに質問されたものですが、良いテーマなので、この日記で回答させていただきます。

基本的には、以下のことをすればアンインストール完了です。
(1)KNOPPIXを入れたパーティション(HDインストールの場合)またはファイル(FAT32インストールの場合、cloopファイルや他の関連ファイル)を削除します。
(2)元のブートローダを入れなおします。

その方法は以下の通りです。

1.KNOPPIXのパーティションの削除

KNOPPIXをHDインストールして使っていた場合、アンインストール後は、そのパーティションを削除して再利用したいですよね。
しかし、Windows 9xのfdiskでは、このパーティションを削除できません。(NT系のWindows(NT/2000/XP/2003)ならディスクアドミニストレータなどで簡単に削除できます)
そこで、Windows 9xの場合は、Linuxのfdiskやqtpartedなどをつかって、パーティションを削除することになります。

ここでは、qtpartedというGUIのパーティション操作ツールを使って削除する方法を紹介します。
Kメニューの「システム」の中に「qtparted」というエントリがあります。
#20040216-20040220版だと2つ出てくるのですが、この場合、アイコンの大きい下のエントリが正しいエントリのようです。
これを実行すると、以下のような画面が出てきます。
qtparted
#qtpartedの画面を採取するのに手ごろなHDが無かったので、30MBのメモリスティックを使いました。
#15MBのFAT32というのは本来はあってはならない規格違反のもので、Windowsでは作ることも使うことも出来ないのですが、Linuxだと作れてしまいます。
#qtpartedでも、このパーティションの動作は怪しい(この画面だって計算が合わないし・・・)のですが、そこは目をつむることにします。
一応GUIで、しかも日本語化されているので、操作方法はおよそ見当が付くと思います。ちなみに、「操作」メニューは以下のようになっており、基本的なパーティションの操作はqtpartedで出来るようになっているようです。
qtparted 操作メニュー

qtpartedの操作方法はすでに解説ページがインターネット上にいくつかあるようなので、Googleで検索してみてください。
「qtparted KNOPPIX」で検索すると、KNOPPIXのqtpartedを使って解説しているページがヒットするようです。

2.ブートローダを元に戻す。

KNOPPIXではブートローダにGRUBを使うことが多いと思いますが、ブートローダにアンインストールという考え方は無いので、ふたたび、以前のブートローダをインストールしなおすことで、元に戻します。

その方法は、GRUBを何処にインストールしていたかによって、異なります。

2.1 GRUBをMBR(マスタブートレコード)にインストールしていた場合。

Windowsの標準のブートローダをMBRに書き込むことで対処できます。
その方法は、PowerQuest/NetJapanのサポート資料「MBRをリフレッシュする方法で解説されています。

2.2 GRUBをPBR(パーティションブートレコード)にインストールしていた場合。

2.2.1 そのパーティションがWindows 98/Meのシステムパーティションだった場合

Windows 9xの場合は、PBRはMBRのように単独で書き込むことが出来ません。
したがって、もし、GRUBをインストールしていたパーティションがWindows 98/Meのシステムパーティションだった場合は、Windowsを再インストールしないと、元に戻せません。Windowsを再インストールした場合は、Uindows Updatesの多くは適用しなおしになるなどの対処が必要になります。ご注意ください。

2.2.2 そのパーティションがWindows 2000/XPのシステムパーティションだった場合

Windows 2000/XP の場合は、MBRにインストールしていた場合と同じ方法が使えるかもしれません。試してみてください。

2.2.3 そのパーティションがWindows のシステムパーティションではない場合

PBRは、そのまま放置し、アクティブパーティションをGRUBをインストールしていたパーティションからWindowsのシステムパーティションに変更することで対応します。
Windowsの標準のブートローダは基本パーティションの中からアクティブに設定されているパーティションを探し、そのパーティションのブートレコード(PBR)に制御を渡すので、アクティブパーティションをWindowsのシステムパーティションに変更するだけで、Windowsからブートできるようになります。
もっとも、この設定の場合、GRUBからはWindowsを起動できなかったはずで、LinuxとWindowsのマルチブートを実現するには、別途、PQBootやOS-2のブートマネージャのようなブート対象OS切り替え機能を持つツールを使っているはずなので、その場合には、特に設定変更する必要は無いはずです。

アクティブパーティションに設定する操作も、qtpartedで出来ます。「操作」メニューの「アクティブに設定」がそれです。GUIで簡単に使えるので特に説明しません。やってみてください。


更新2 2004/10/19
PowerQuest/NetJapanのサポート資料「MBRをリフレッシュする方法へのリンクが切れていたので修正しました。


過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら

KNOPPIX実験室







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最終更新日  2004年10月19日 17時31分03秒
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