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2004年08月12日
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カテゴリ:KNOPPIX
掲示板で、Martyさんから、以下のような質問をいただきました。この日記は、その回答です。

[質問]
自宅ではノートPCでHDDレス+USBメモリ128+CD-ROM起動(XFCE)+VNCServerでWinXPから利用しているのですがこれもPoorマシンで良くフリーズします。ここで毎回rebootする際にそのマシンのrootsehellコンソールでVNCServerを起動させるのが面倒なのでinetdの方法や、runレベル登録など色々試したのですが残念ながらだめでした。既に1年近くこの状態で進まないのであきらめ、起動時にtelnetが上がればの手段に切替えたのですが、これまたtelnetを自動起動できる方法で詰まっています。本当に誰も相談できず、この場を借りて記させて頂きました。もし良かったらご教示のほどを・・・。


[回答]
VNCとtelnetdでは自動起動の仕方が違います。

telnetdはHowto3-2で解説しているftpdと同様な方法で自動起動できるかもしれませんが、やったことが無いので何ともいえません。
KNOPPIXでは、telnetよりsshを推奨しています。sshなら、KDEメニューから[KNOPPIX]->[Services]->[Start SSH Server]があります。使い方は「KNOPPIX "Start SSH Server"」でググると、いろいろ出てくるようです。

VNCはsambaと同じ方法で自動起動できます。ただし、/etc/init.d/vncserverは自前で作成する必要があります。
sambaの自動起動の方法はKNOPPIX実験室のHowto3-1で説明していますので、参考にしてください。

実は、私も、昨年の5~6月頃にVNCを良く使っていました。このため、2003/6/24にKNOPPIX実験室を第0.1版として開設したときから数ヶ月間、VNCサーバの設定ファイルもアップしていました。しかし、560KBもある、KNOPPIX実験室としては巨大なファイルだったので、Webサイト容量不足で悩み始めた頃、真っ先に削除したファイルも、これだったように思います。

このときアップしていたファイルを久々に使ってみたら、KNOPPIX-3.4-20040517-20040629版でも、使えますね。
更新日付から見て、KNOPPIX-3.2-20030415-20030430版を使っていた頃に作ったものと思いますが、それが、まだ使えました。

ただし、自動起動は使っていなかったので、自動起動用のファイル/etc/init.d/vncserverは使えないものが入っていました。
このファイル、元々は2002年頃にLive Linux2で作ったものを移植したものなので、使わない自動起動用のファイルは、Live Linux2用のものが、そのまま、残っていました。そこで、KNOPPIX用の/etc/init.d/vncserverを作って差し替えました。

あと、KNOPPIX 3.4でのVNCのログオフ・停止処理にも問題がありました。VNCをログオフ・停止したいのに、システムの方がログオフ・停止されてしまいます。VNCの方は、中途半端な状態になって、以後、使えなくなってしまいます。

Martyさんのように、コンソールの代わりにVNCを使うのなら、かえって便利に使えるかもしれませんが。

一応、/etc/init.d/vncserverを差し替えただけの設定ファイルをKNOPPIX実験室のHowto1-2にアップしましたので、試してみてください。
FAT32インストール環境を構築(KNOPPIX実験室のHowto1-1参照)してあれば、これらのファイルを以下のパスに配置しておくだけで、VNCが自動起動されるようになります。

/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/tbz.d/patchvnc-3.3.2r2.tbz
/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/sh.d/patchAutoVNC.sh





過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら

KNOPPIX実験室







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最終更新日  2004年08月12日 09時55分02秒
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