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一日一冊:読書日記… 本のソムリエさん
2006年06月04日
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カテゴリ:源氏物語
『「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック』を読んでみました。
私にとって一番知りたかったことは、江戸時代以前にかかれた源氏絵を本などからスキャンして私のサイトで挿絵として使ってよいのだろうかということでした。しかし、この点については、あまりにあっさりと問題ないと書かれていて、拍子抜けしてしまいました。

それは、2006/1/6発行の初版第1刷のp104にあります。
----ここから----
【質問】
浮世絵画像を利用または加工したものを、自作の芸術作品として発表したいのですが、著作権問題はどのようになるのでしょう。
【回答】
 浮世絵そのものは、一般的には保護期間が過ぎており、日本の文化として誰でも利用することができます。(中略)
 しかし「元の絵」をどこから仕入れるか、使う場合には注意が必要です。
 たとえば、本などの出版物からスキャンする場合、(中略)「絵」単体なら問題ありませんが、ページをまるごと、そっくりそのままスキャンしたり、解説を掲載したりするとアウトです。(以下略)
----ここまで----

これは、以下のようなことをするだけなら、問題ないといっているのだと私は理解しました。

(1)本から源氏物語絵巻の絵だけをスキャンして、私のWebページの挿絵に使う。
(2)美術館で買った色紙や「トランプ源氏物語」(どちらも、江戸時代の画家の絵が使われている)から、絵だけをスキャンして、私のWebページの挿絵に使う。

この場合、出典の明記も必要なさそうですね。質問が「自作の芸術作品として発表」になっているためです。
しかし、実際には絵だけではなく、絵の名称、画家名、年代などのデータは掲載すると思うので、これらには引用が成立するよう、出典は明記するつもりです。

もっとも、現在でも絵入源氏物語の挿絵は使っています。これは、渋谷教授が江戸時代に出版された絵入源氏物語を所蔵しており、それをスキャンしたものをWebで公開されていたため、転載の許可をいただいたときに一緒に包括的に許可をいただいたものと理解していたためでした。
実際には、この理解に若干のすれ違いがあり、それが問題にならないか気になっていたのですが、上のQAからまったく問題にならないことが判明し、安堵しました。

さあ、これからは ドンドン コピーするぞ~。
でも、まだ一抹の不安が・・・。似たような問題に悩んでいる(いた)方、是非、コメントください。



この本には、もう一箇所、同じ問題に触れたところがp167~168にあります。そこも引用しておきます。
----ここから----
10 著作権保護期間切れについて
【質問】
(前略)50年経過していても、スキャンして、サイトに掲載するというのは不可なのでしょうか。
(中略)もし、掲載したい場合は、著作権が切れていても、きれていなくても、許可を取る必
要があるということなのでしょうか。
【回答】
 ご質問の使い方であれば、まず大丈夫だと推察します。保護期間が切れたものであれば、許
可を取る必要もありません。
 有名な「幕末の江戸城の写真」で説明しましょう。
「幕末の江戸城の写真」は著作権保護期間が切れた写真です。これらの写真は、本や写真集か
らスキャンしてご自分のサイトで公表することができます。
 あれ??、写真集の著作権は?、という疑問ですが、著作権保護期間が切れた著作物をたんに
コピーしただけのものは著作物とは言いません。したがって、本のページをまるごと公表する
と本の著作権を侵害することになりますが、写真の部分だけを公表する分には構わないわけで
す。
(以下略)
----ここまで----


同じ本の中で、もう一箇所、関連の記述を見つけました。p266にある以下の記述です。
----ここから----
 では、江戸時代に撮影された写真を出版物からそのままスキャンし、アップした場合はどう
でしょうか?
 写真の解説部分、本のページのレイアウト方法は出版社の著作物ですが、写真そのものは(中略)著作権法の保護対象外です。さらに、出版社は元の写真を複製して本に掲載していますが、元の写真を忠実に複製するだけなら著作物の創作とはいえないので、写真だけならアップしても問題ありません(ただし、元の写真の管理権の問題が生じる可能性はあります)。
----ここまで----
 ここで「元の写真の管理権の問題が生じる可能性はあります」とはどういうことなのでしょう。気になります。そこで、先ほど著者のWebサイトに行き、掲示板で質問してきました。回答が得られたら、この日記で紹介します。


2006/6/9 追記
著者のWebサイトの掲示板で回答をいただきました。近日、それを紹介する日記を書きます。






最終更新日  2006年06月04日 14時34分12秒
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