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2007年02月01日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
SPAM投稿が増えてきて、見つけるごとにいちいち削除していたのですが、最近は休眠状態でトラヒックがほとんど無かったので閉鎖することにしました。
もし、御用のある方、いらっしゃいましたら、メールでどうぞ。

しかし、掲示板を閉鎖すると、日記コメントも読めなくなってしまうのですね。こまったな。
日記コメントには残しておきたいものがあるんですよネ。

ドメインで制限する機能もあるらしいので、それが使えるか、ちょっと考えてみよう。






最終更新日  2007年02月02日 01時05分49秒
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2004年10月06日
カテゴリ:カテゴリ未分類
1年前、ある人から、パソコンをもらった。起動しなくなったので捨てて買い換えようと思っているのだが、その前に使えるか試してみないか、使えるようならくれるというのである。試してみたところ、私のところでは不思議と問題なく使えてしまった。

そのパソコンが、1年経って起動しなくなった。いや、まったく起動しないのではない。いろいろと条件があって、不思議な動作をするのである。

Windows 2000やWindows XPだとインストールは成功するが、インストール終了後、ブート途中でハングアップしてしまう。

Windows 98だとインストールもブートも成功する。しかし、使い始めて数分後にはハングアップしてしまうのだ。

KNOPPIXだと、CDブートとFAT32ブートで問題なく安定して使える。しかし、継続的ホームディレクトリを併用すると、やはり、使い始めて数十分後にはハングアップしてしまう。
私がKNOPPIX実験室で提供しているminirt24.gzだと、継続的ホームディレクトリの圧縮イメージ(knoppix.img.bz2)をRAMディスクに解凍してマウントする機能も持っており、これだと、問題なく安定して使える。

あと、電源投入後、数時間たって暖かくなってくると、どのOSでも、問題なく起動するようになる。

このパソコンはceleron 600MHzでWindows 98SEモデルの、今となっては少々古いパソコンだが、自宅のパソコンは、もっと古いパソコンばかりだったため、このパソコンを自宅のメインパソコンにするべく、手持ちの一番新しいHDDを投入した。もらったとき、HDDはバックアップのため抜かれていたので、そうしたのだが、これが効を奏して問題なく使えるようになったようだった。だから、これまでは、もとのHDDが劣化して使えなくなったのかなと思っていたのだが、どうも、そうではない可能性が出てきた。

上に述べた現象を総合して考えると、今回起動しなくなったのも、HDDの劣化が原因と思える。しかし、他のHDDに交換すると、症状はもっとひどくなる。もっとも、他のHDDはもっと古いので、より激しく劣化しているのかもしれないが、別のパソコンでは問題なく元気に使えているHDDである。どうもHDDの問題ではないかもしれない。

かといって、各WindowsやKNOPPIXに共通に現象が現れるので、ソフトウェアの問題でもなさそうである。

いま疑っているのは、IDE HDDインタフェースに何か欠陥があるのではないかということ。HDDが劣化して応答が遅くなってくると、タイミングが合わなくなるような欠陥があるのではないだろうか。そう考えると、1年前に起動しなくなったことも、今回起動しなくなったことも、別のより古いHDDに交換すると症状がひどくなることも、うまく説明できる。

とすると、この欠陥の対策は困難だが、別の新しいHDDを買えば、しばらくは、このパソコンを使いつづけられる可能性がある。

今、これを潮時に新しいパソコンを買うべきか、新しいHDDを買ってこのパソコンの延命を試みるか、思案中である。






最終更新日  2004年10月06日 16時31分27秒
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2004年08月03日
カテゴリ:カテゴリ未分類
先日は、Celeron 600MHzのマシンでのOracleの起動時間をメモリが320MBと384MBの場合について報告しましたが、今日は、Pentium IV 2.4GHz メモリ768MBのマシンで計ってみたので、報告します。

(1)データベースとリスナーの起動
320MB(600MHz):2分43秒
384MB(600MHz):2分17秒
768MB(2.4GHz):1分06秒

(2)Oracle 10g Database Controlの起動
320MB(600MHz):18分36秒
384MB(600MHz): 7分09秒
768MB(2.4GHz): 2分57秒

(3)Oracle起動時間合計
320MB(600MHz):21分19秒
384MB(600MHz): 9分26秒
768MB(2.4GHz): 4分03秒


十分な時間が無かったので、測定したのは起動時間と停止時間だけでしたが、やはり、大幅にスピードアップしています。
停止時間の方は、近日、Celeron 600MHz メモリ384MBの条件でも測定してから報告します。

なお、先日の日記では、メモリ768MBのマシンの性能について、
> #なお、誤解の無いように言っておきますが、メモリ768MBというのは、Oracleサーバとしては下限に近い状態。決して、サクサク動くという印象はありません。上と同じ> 操作をしたら、たぶん、2~3分かかると思います。メモリを2~4GB積んで、ようやく、サクサク動くようになるのではないでしょうか。
と書きましたが、これは、どうもWindows版の場合だけのようです。

今日、Oracle 10g Database Controlを使ってみた印象では、Linux版の方が、Windows版より、体感できるほど早くなっている気がしました。
測定したわけではないので、明確なことは言いにくいのですが、ログインには時間がかかるものの、その後の操作は、サクサク動いている感じがありました。軽い操作しかしなかったことの影響もあるのでしょうが、同じマシンのWindows上のOracleだと、もう少し遅かったような気がします。

また、小さなデータベースを作成するバッチスクリプトを流してみた印象では、Windows版だと、sqlplusを呼び出すごとに、画面のスクロールが数秒間止まっていましたが、Linux版だと、最初は画面が止まっている時間が長かったものの、次第に時間が短縮され、最後は、ほんの1秒足らずの時間しか止まらないようになっていました。
今回、この点からも、Linux版の方がWindows版より体感できるほど早いという印象を得ました。


今日は楽天広場のメンテナンスで大幅な機能アップがあった関係で、かなりつながりにくい状態になっているようですね。
私も、トップページの表示項目の設定だけやってみました。
本当は他の設定もやってみたかったのですが、エラー(アクセス集中)になって設定できなかったためです。
数日たてば沈静化するでしょうから、そのとき、再び新しい設定にトライしてみます。




過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら

KNOPPIX実験室








最終更新日  2004年08月04日 00時11分22秒
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2004年08月01日
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の日記で
> 今晩か明日、今度は自宅のマシン Celerom 600MHz 320MBでも起動できるか試してみようかと考えています。
と書きましたが、320MBでも、起動はするものの、むちゃくちゃ遅くなり、とても使う気にはなれない状態でした。

自宅の古いマシンにも1つだけ、64MBのDIMMが入っているものがあったので、これを取り出して、384MBに増設して
実験を続けました。

ちなみに、メモリが320MBと384MBでのOracleの起動時間は以下のようでした。

(1)データベースとリスナーの起動
320MB:2分43秒
384MB:2分17秒

(2)Oracle 10g Database Controlの起動
320MB:18分36秒
384MB: 7分09秒

(3)Oracle起動時間合計
320MB:21分19秒
384MB: 9分26秒

なお、インストールに使用したメモリ768MBのマシンでは、Oracle起動時間合計で3分程度だったと思います。
あのマシンは、CPUもかなり早いですが、この場合は、CPUよりメモリの方が大きく効いていると思います。

このあと、384MBの環境では、konquerorでOracle 10g Database Controlに接続して、サンプルユーザSCOTTのEMP表を表示するという操作をしてみましたが、10分程度かかりました。途中、Konquerorの設定誤りによるエラーがあり、設定を変更するという操作もしていますが、それを考慮したとしても、サクサク動く環境なら、1分程度で終わったはずの操作です。メモリ不足から、1つ1つの操作の反応が非常に遅く、ストレスを感じます。

#なお、誤解の無いように言っておきますが、メモリ768MBというのは、Oracleサーバとしては下限に近い状態。決して、サクサク動くという印象はありません。上と同じ操作をしたら、たぶん、2~3分かかると思います。メモリを2~4GB積んで、ようやく、サクサク動くようになるのではないでしょうか。

#Oracle 10g Database ControlはOracle 10gを管理するためのWebアプリになっています。


今日は、テーマ「KNOPPIXについて」の設定を忘れている日記を2つほど見つけたので、その日記も、テーマを設定して再投稿しました。日記一覧に「new」と表示された日記がいくつもあるのは、そんな理由からです。これらの日記の内容は変わっていません。あしからず。


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KNOPPIX実験室








最終更新日  2004年08月01日 17時36分44秒
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2004年07月31日
カテゴリ:カテゴリ未分類
メモリが384MBしかないマシンでも、Oracle 10g on KNOPPIXを起動できました。

昨日、インストール成功したOracle 10g on KNOPPIXですが、その継続的ホームディレクトリファイルをUSB HDDのFAT32パーティションにコピーし、別のメモリが384MBしかないマシンにつないでFAT32ブートで起動したところ、うまく起動できたものです。

このメモリ384MBのマシンでは、KNOPPIXのcloopファイルとスワップファイルは内蔵HDDのFAT32パーティションにインストールしてあり、いつでも、KNOPPIXをFAT32ブートできるようになっていました。ただ、KNOPPIXが、まだ、20040216-20040220版のままだったため、Oracle on KNOPPIX で使った最新版(20040517-20040629版)に入れ替えました。

そして、起動時にブートオプション「home=scan myconf=scan」を指定して起動したところ、一発で、うまく起動しました。
ただし、速度は超低速です。開発の初期段階などで少量のテストデータを格納できれば良いだけの時には使えますが、工程が進んでデータ量が増えてくるとつらいかもしれませんね。

ちなみに、昨日、インストールに使用したマシンは、Pentium IV 2.4GHz 768MBのデスクトップマシンでしたが、起動に成功したマシンは、Celerom 1060MHz 384MBのノートマシンです。
今晩か明日、今度は自宅のマシン Celerom 600MHz 320MBでも起動できるか試してみようかと考えています。

320MBで起動できたら、インストールもできるか試してみたいですね。


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KNOPPIX実験室








最終更新日  2004年07月31日 19時18分21秒
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2004年07月30日
カテゴリ:カテゴリ未分類
Oracle 10g(最新版)をKNOPPIX(産総研版の最新)にインストールできました。

以前、2004年4月10日11日の日記では、Oracle 8i 8.1.7をKNOPPIXにインストールを試みて失敗した旨を報告しました。そのときの日記では、「今度、Oracle 10gのLinux版の開発ライセンスを入手したら、メモリを512Mバイト以上積んだマシンを探してトライしてみることにします。」と書いていますが、開発ライセンスは5月連休前に入手できたものの、メモリを512Mバイト以上積んだマシンの手配ができず、そのまま忘れていました。

しかし、最近、ようやく、512MBのメモリを拝借できたことと、6月末まで使っていた開発用サーバ(メモリは256MB)が、一時的に遊休状態になっていることから、これらを拝借して実験してみました。
仕事とは直接関係しないので、少々風当たりは強かったのですが、成功すれば、上の日記で述べたようなメリットも得られることから、合間を見て実験してみました。

その結果、意外に簡単にOracle 10gをKNOPPIXにインストールできました。

詳細は、後日、KNOPPIX実験室で、Howto5-4としてアップしたいと考えていますが、とりあえず、ポイントだけ、下記に紹介します。参考にしてください。

なお、この実験では、OTNの掲示板でのFedora coreへのインストールの議論を参考にさせていただきました。



(1)Oracleは継続的ホームディレクトリにインストールする。
継続的ホームディレクトリは最大容量(2047MB)で作成する。
それでも、データベースファイルは、この継続的ホームディレクトリには入りきらないので、別途、2047MBのext2ファイルを作ってループバックマウントする。
したがって、これだけで、合計4GB。

(2)スワップファイルは必ず必要なようだ。
今回の実験では、メモリ768MBだったが、スワップファイルなしではエラーになる。私は、512MBのスワップファイルを用意した。

(3)カーネルパラメータはマニュアルどおり、きちんと設定する必要がある。
カーネルのリビルドは不要。/etc/sysctl.confを編集してブート時に/sbin/sysctl -pが実行されるようにすればよい。

(4)Oracleのインストーラは、サポート対象Linuxかどうかを/etc/redhat-releaseでチェックしているので、これに、サポート対象のRed Hat Enterprise Linuxと同じ値を設定しておく。

(5)Red HatとKNOPPIXのディレクトリ構成の違いを考慮してつじつまを合わせておく。
  • /bin/awk⇒/usr/bin/awk

  • /etc/rc.d/init.d⇒/etc/init.d

  • /etc/rc.d/rc?.d⇒/etc/rc?.d

  • /opt⇒mkwritable要


  • (6)ユーザoracleやoinstallなどの追加は不要。
    これらのユーザの代わりにユーザknoppixを使うようにする。

    (7)インストーラの起動は「/フルパス名/runInstaller -ignoreSysPrereqs」で起動する。

    初期データベースはインストール中には作成せず、後で、別途作成するようにする。
    インストール中、2回ほどリンクエラーが出たが、これは無視して続行を選んだら、インストールは成功した。その後も、特に問題なく仕えている。

    以上



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    KNOPPIX実験室








    最終更新日  2004年07月31日 00時22分43秒
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    2004年07月22日
    カテゴリ:カテゴリ未分類

    2004/7/21の日記からのつづき。

    何かひとつ、Windowsに無い、すばらしい機能を持ったアプリがあれば、それを手がかりに、Linuxが浸透するということがあるかもしれませんが、現在、私には、そんなアプリの心当たりがありません。
    今、Linuxのアプリを紹介するときの殺し文句は、「XXXに匹敵する強力なアプリが無償で手に入ります」ですね。そんなとき、紹介されたアプリと引き合いに出されたWindowsアプリを比べてみると、ほとんどのケースで紹介されたアプリの方が見劣りします。メリットはオープンソースという点だけ。しかし、ビジネス的なメリットを追求するとき、Windowsアプリの相場は安いので、有償だといっても、ほとんど問題になりません。またソースが無くても、サポートがついていれば、その方がありがたがれます。
    結局、今のLinuxアプリは、オープンソースで良くぞここまで、という驚きと賞賛はありますが、それがトップではないために採用につながらないというのが実情だと思います。

    私は、いずれ、Linuxは、この状況を打破し、Windowsを超えるときがくると信じています。そのときには、状況は一変するでしょうね。いまのWindowsとLinuxの立場が逆転するだけでなく、オープンソースであることに端を発する非常に大きな変革があると考えています。そのひとつは、オープンソース=無償の関係が厳密には成立しなくなるだろうと考えていること。しかし、現在の有償ソフトの流通の枠組みとも違った、まったく新しい枠組みが出てくるだろうと考えています。これについては、また、いつか、別の機会に考えてみたいと思います。

    再び、現在のLinuxに戻りましょう。
    このようにLinuxにはビジネス的なメリットを見出しにくいのに、少量とはいえ、売れています。なぜでしょうか。
    それは以下のところに多いように思います。
    (1)大学や研究所などでの研究用
    (2)Webサーバ、DBサーバ、APサーバなどのサーバ用途

    数値的な根拠を持っているわけではないのですが、私の周りでは、このような用途での話を良く聞くのです。このうち、「(1)大学や研究所などでの研究用」については、私には良く分からないところが多いので、省略します。


    Linuxはサーバ用途に強い?

    これらのサーバはLinuxだから安いハードとオープンソースソフトを組み合わせて安く構成するのかというと、必ずしもそうではありません。

    中には、高価なハードウエア(マルチCPU、大容量メモリ、RAIDなど)に、高価なソフト(Oracle DB、商用J2EEサーバなど)と、サポートつきの高価なLinux(Red Hat Enterprise Linuxなど)を組み合わせて構成しているところも少なくありません。したがって価格的にも、Windowsで構成するのと比べて大差ありません。(SunなどのWSで構成するよりは安くなるようですが)

    高価なハードを採用するのは性能向上のため、高価なソフトを採用するのは信頼性を確保するため、ということである程度うなづけます。また、数ある安価なLinuxを退けて高価なLinuxを採用する理由も、これらのハード・ソフトが正式サポートするLinuxはそれしかないからということでうなづけます。では、なぜ、Linuxを採用するのでしょう。Windowsや他のUNIX系OSではなくてLinuxなのはなぜなのでしょう。

    実は、このようなサーバ用途では、OSは何でも良いのです。どのソフトも、Windows版、Linux版、Sun WS版の3つくらいは持っています。どのOSを選定するのかは、OSを選定する人の価値観にゆだねられます。

    私が最近関与したプロジェクトではWindowsを選定していました。理由は、どのOSでも同じなら、普段から使い慣れているWindowsの方が保守しやすいから、という理由でした。このプロジェクトのシステムでは、ネットワークが物理的に独立していて他のネットワークに接続しておらず、セキュリティ上の心配が無いことも大きな理由のひとつでしょう。

    これに対してインターネットに公開するWebサーバやAPサーバを構成する場合には、セキュリティ上の懸念からWindowsは嫌われることが多いようです。このような場合Windows以外なら何でも良いわけですが、SunなどのWSだと高くつくし、Linux以外のPC UNIXだとサポートされない場合が多いので、結局、Linuxに落ち着くことになるのでしょう。

    また、Oracle DBサーバの場合には、Linux版の方がWindows版より高速という積極的な理由があります。このため、Windowsのセキュリティ上の懸念と相まってOracle DBサーバでのLinuxのシェアはかなり高くなっているように思います。(ただし、現在の最新版(Oracle 10g)でもそうなのかどうかは未確認です。少なくとも過去の一時期はそうだったという程度にお考えください。)

    では、セキュリティ上の懸念からWindowsが嫌われるのはなぜなのでしょうか。
    IISでWebを公開すると集中攻撃にさらされることがあるので敬遠したいと考えるのはある程度分かりますが、WindowsでもApacheなどIIS以外のWebサーバをたてることはできます。おそらく、Webサーバに限らず、LinuxでできるサーバのほとんどはWindowsでもできるでしょう。OS以外のほとんどをLinuxとWindowsで同じように構成したとき、それでも、Windowsの方にセキュリティ上の懸念が残ると考えるのはなぜでしょうか。

    それは、Windowsでは不要な機能を削除したコンパクトなシステムを作りにくいというところからきていると私は考えています。Windowsをインストールすると、ほぼフルインストールに近い状態でインストールされ、インストール可否を選択できるのはごく一部の機能だけです。
    これに対して、Reh Hat Linuxなどをインストールしてみると分かりますが、インストールオプションは、かなり大胆に取捨選択できます。
    たとえば、必要なサーバソフトウェア以外は最小構成でインストールすることも可能です。この場合、X-Windowなどはインストールされず、サーバ機能以外では、コンソールログインしてコマンド操作することができるだけになってしまいます。

    この場合、OS以外のほとんどをLinuxとWindowsで同じように構成したとするなら、同じサーバソフトウェアには、同じセキュリティホールがあり、それによってワームに感染する確率も同程度と考えられますが、万一感染した後の対応が違います。Windowsだと、ほぼフルインストール状態で、しかも、強力な機能が多数インストールされているので、それらを使ってさまざまな悪さをできますが、Linuxで必要なサーバソフトウェア以外は最小構成でインストールしてあるなら、できる悪さは、おのずと限られてきてしまいます。

    したがって、サーバ用途に強いというのは、Linuxのビジネス的なメリットのひとつと言うこともできなくはありませんが、Windowsの致命的なデメリットに救われた格好になっており、いまひとつインパクトにかけるメリットのように私は感じています。




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    KNOPPIX実験室








    最終更新日  2004年08月01日 17時46分18秒
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    2004年07月21日
    カテゴリ:カテゴリ未分類
    掲示板で、くれどさんから、Linuxのビジネス的なメリットは何ですかという質問をいただきました。
    しかし、私は、考え込んでしまいました。「ビジネス的な」という点が問題だったのです。
    私が、今、Linuxに感じているメリットは、多分に趣味的だからです。

    Linuxのメリットは、やはり、オープンソースのOSという点でしょうか。
    オープンソースなので無償で手に入れることができますが、そこには、自己責任の原則と、ソース公開の原則がついて回ります。
    原則としてサポートはありません。メーリングリストなどで実質的なサポートを受けられることもありますが、あくまで、参加者の善意によるもので、的確なサポートが受けられる保障はどこにもありません。

    このようなLinuxでビジネスを展開しようとすると、以下のようになるでしょうか。

    (1)サポートを有償で提供する。

    無償で配布するが、サポートは有償という場合と、サポートつきのLinuxとして、有償で販売する場合とがあるようです。
    Red Hatなどのディストリビュータが追求しているメリットはこれです。


    (2)Linuxを使用したソリューションを有償で提供する。

    ディストリビュータでない人が追求すべきメリットはこれです。
    この場合、Linuxを使うことが、他のOS(特にWindows)を使う場合より、価格以外の面ではっきりしたメリットがないと成功しません。
    しかし、LinuxがWindowsより勝っているところは何でしょう。


    この点について私が感じているメリットが趣味的なのです。それは、以下のような点です。

    (a)ファイルシステムの構造が統一的に整理されていてプログラム的に扱いやすい。

    具体的には、ファイルもデバイスもが、単なるバイトの並びとして整理され、それらをディレクトリにマウントすれば、単一のディレクトリツリーで統一的に扱えることを指しているのですが、これがどんなメリットを生むのでしょう。考えようによっては、メリットより、デメリットの方が多いかもしれません。

    Windowsの世界では、USB HDDなどが出てくるまで、マウント・アンマウントという操作とは無縁でした。フロッピーディスクの様なものでさえ、挿入すればすぐに使用でき、アクセスランプが消えたら、いつでも取り外しができました。デバイスの操作方法は、各デバイスの特性に応じて適切な操作方法が決められていました。ですから、そのデバイスの種類(内蔵HDD、増設SCSI HDD、USB HDD、CDROM、フロッピーディスク、・・・)に応じて、操作方法が少しずつ違います。でも、それが自然な違いだったので、混乱はありませんでした。Windows 3.1の頃には、アクセスランプが消えてすぐに取り出すとフロッピーを壊すことがたまにあり、これが明確なアンマウント操作が無いことと引き換えに生じるデメリットだとも思っていましたが、Windows 95以降、その現象は減っています。最近はフロッピーの使用頻度が減っていることとあいまって、経験したことがありません。

    Linux(というよりUNIX)の世界では、この操作が統一されています。こういうとメリットのようにも聞こえますが、デバイスの種類とは無関係に、常に、USB HDDと同様なマウント・アンマウントの操作が要求されるのです。これは、Windowsの操作に慣れていると、煩雑に感じます。それでも、誤操作が生じないように保護されていればまだ良いのですが、フロッピーではメカ的にいつでも取り出せるようになっていて、もし、マウントしたまま、アンマウントを忘れて取り出してしまうと、フロッピーを壊してしまいます。最近は、マウント操作の煩雑さを少しでも軽減するためにオートマウントが使えるようにもなってきましたが、その名のとおり、マウントを自動で行ってくれるだけで、アンマウントは自動ではありません。アクセスランプが消えたからといって、フロッピーを取り出すと、壊してしまいます。これははっきりいってデメリットです。なぜメリットになるのでしょう。

    この点にメリットを感じられるのは、システムのバックアップ・リストアを行いたいときなどの、ごく限られた状況だと思います。Linuxではデバイスやパーティションもマウントしなければ、ファイルと同じ、ただのバイトの並びとして扱えるというメリットがあるのですが、これを活用できる状況は、おのずとバックアップ・リストアなどに限られてくるからです。Windowsの世界では、このようなことはできないので、Windowsをいったん終了させ、リブート処理のかなり早い段階で実行したり、それでもだめな場合は、MSDOSでリブートして実行したりします。しかし、Linuxの世界では、最初はルートファイルシステム以外は、どのデバイスやパーティションもマウントされていない状態です。KNOPPIXのような、CDブートLinuxでは、ルートファイルシステムでさえ、RAMディスクになっているため、事実上、すべてのデバイスがマウントされていないのと同じです。なので、KDEなどの普段使っている環境のまま、自然に、このような操作ができます。

    しかし、この点にビジネス的なメリットを見出すのは、状況が特殊なだけに、難しいかもしれませんね。
    1つだけ事例があります。ある顧客から20GBのHDDを丸ごとコピーするなどの機能を持ったツールの開発を受注したことがありました。IDEのセカンダリマスタにコピー元HDD、セカンダリスレーブにコピー先HDDをつないでおいてコピーするのです。
    Windowsの世界では、Drive Imageという有償のMSDOSアプリを使ってコピーすると確か50分程度(約400MB/分)かかったと思います。それが、linuxだと、わずか20分程度で終わってしまったのです。実に1GB/分のコピー速度。使ったのは、ddというLinuxの標準コマンドです。デメリットは、GUIでないことと、Drive Imageだと、プログレスバーでコピーの進行状況を判りやすく表示してくれますが、ddだと、進行状況はまったく報告してくれないことです。そこで、ddコマンドのソースをダウンロードしてきて、1%コピーするごとに進行状況メッセージを表示するような修正を入れ、これをラップするGUIツールを別途作ることで対処しました。
    単に量産のためにHDDをコピーするだけなら、別にもっと良いツールがあるようですが、そうではない、チョッと特殊な用途だったために、既存のツールが無く、そんなツール開発の要求が出てきたのでした。顧客も、最初はDrive Image並か、それに少し劣る程度の性能が出てくれればと思っていたようですが、予想外の高性能にびっくりしたようで、大好評でした。


    (b)コマンド体系がよく練れていて便利に使える。

    これってメリット?と思う人も多いでしょうね。
    現在、WindowsはGUI全盛。すでにGUIでできないことは何も無いのでは?と思える状況です。コマンドは玄人向けで普通に使う分には必要ありません。
    しかし、Linuxでは、まだGUIでできることは限られています。かなり多くなってきましたが、まだ、コマンド実行とテキスト編集を併用しないとできないことはたくさんあります。Windowsに慣れた、Linux初心者の目から見ると、はっきりいって、これはデメリットに見えるでしょうね。
    ところが、Linuxに慣れている人の多くは、このような状況に疑問や問題は感じていないと思います。
    Linuxでは、多くの場合、GUIで提供されるよりも多くの機能がコマンドでも提供されます。そして、コマンドの方が、Linuxの豊富なコマンドセットとあいまって、便利に使えることが多いのです。GUIはあっても初心者向けで、慣れてきたらコマンドを使ってね、というのが大方のLinuxユーザの思いではないでしょうか。
    Linuxのコマンドを使うには、ある程度のノウハウの習得が必要になりますが、ある程度使えるようになってくると、その奥の深さから、手放せなくなってきます。そうなってきて、ようやく、これがメリットだと感じられるようになると思います。

    しかし、仮に、これがメリットだと感じられるようになったとして、そこにビジネス的なメリットを見出せる人はどのくらい居るでしょうか。
    このメリットは、要するに、コマンドを組み合わせて新しいコマンドを作ろうとするときに便利に使えるツールがたくさんそろっていますよ、だから、簡単に作れますよといっているわけです。でも、それならWindowsにもあります。Visual BASIC、HTMLアプリケーション、Windows Scripting Host、・・・。コマンドの代わりにCOMコンポーネントを使うことが多いので、少々煩雑になりますが、できることはもっと強力かもしれません。
    現在、大方の顧客はWindowsを使っています。まだ、LinuxなどのUNIX系OSを使っている人は一握りに人たちだけです。この一握りに人たちを相手にするならともかく、結局は、大方のWindowsユーザを相手にすることの方が多いはず。今、ある顧客(Windowsユーザ)の要求を満たすソリューションがWindowsでもLinuxでも提供できるとした場合、Linuxによるソリューションを提案して勝ち目があるでしょうか。
    私は、いずれLinuxがWindowsを超える日が来ると信じていますが、その日はまだ当分先のように思います。LinuxとWindowsが競合してLinuxに勝ち目が出てくるのは、LinuxがWindowsに追い越した後ではないでしょうか。それまでの間、このようなメリットは、Linuxを愛する変わり者の趣味的なメリットであり続けそうに思います。


    (c)X-Window、KDE、その他各種Window Managerなども、役割がよく整理され、柔軟性に富んだ構造になっている。

    だからか、いろんなウィンドウマネージャが出回っていますよね。私が使ったことのあるウィンドウマネージャ(WM)だけでも、fvwm(Live Linux)、fvwm2(Live Linux2)、GNOME(Red Hat 7.3、Miracle Linux 1.1、2.0、2.1)、KDE(Red Hat 7.3、8.0、KNOPPIX 3.1~3.4)、ice-wm(KNOPPIX-RW)があります。
    WMが変わると、操作性がガラリと変わるので、まるで、違ったOSを使っているかのような錯覚を受けます。どのOSも大抵、2つ以上のWMをサポートしていますが、私は、そのOSの一番推奨するWMを使うことにしています。ただ、Red Hatだけは、GNOMEとKDEを両方ともインストールしてログイン時に切り替えて使えるようになっていたので、そのようにしました。このとき、GNOMEとKDEを比較評価し、私にはKDEの方が良く感じられたので、以来、私はKDE派です。

    ところで、この複数のWMを切り替えて使えるというのは、果たしてメリットなのでしょうか。
    これまでのWMの進化の歴史を振り返ってみると、このWMを切り替えて使える柔軟性が果たした役割は大きかったと思います。後発のGNOMEが他のWMを制して人気を博したのも、さらに後発のKDEがGNOMEに追いつき、追い越して現在の地位を得たのも、この柔軟性があったために実現したことでした。

    しかし、ユーザの立場から考えてみると、いろんなWMを切り替えて試してみたいと思うのはマニアックなユーザだけで、大方のユーザにとっては、一番操作性の良いWMがひとつあれば足ります。複数のWMを比較評価して自分にあったWMを探そうなんて興味が無いので面倒に感じるだけというのが普通でしょう。柔軟性があったからWM間の自由競争が促進され、結果としてKDEのような優秀なWMが輩出してきたというのは、間接的なメリットでしかありません。
    したがって、このメリットも、ビジネス的なメリットにはなりにくい状況です。


    このように、今のLinuxの状況では、そこにビジネス的なメリットを見出しにくい状況だと思います。

    以下、2004/7/22の日記につづく。


    過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら

    KNOPPIX実験室








    最終更新日  2004年07月22日 19時03分38秒
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    2004年06月25日
    カテゴリ:カテゴリ未分類
    (2004/6/24の日記から続く - 日記サイズ制限のために分割したものです。)

    1.CDROMのカスタマイズとFAT32インストール

    (2004/6/24の日記 参照)

    2.KNOPPIX実験室で提供するKNOPPIXのカスタマイズ手段

    KNOPPIX実験室では、KNOPPIXを簡単にカスタマイズするために以下のようなツールを提供しています。

    (1)mkwritable - cloopの中にある、一見、更新不可能に見えるファイルを更新するためのツール

    (2004/6/24の日記 参照)

    (2)linuxrc2 - cloopの中のファイルを書き換えるような設定を読み込む、KNOPPIX実験室独自のブートオプション


    このオプションを指定すると、以下のファイルを追加・更新します。
    ・/usr/sbin/mkwritable (追加)
    ・/etc/init.d/knoppix-autoconfig (更新)
    ・/usr/sbin/mkpersistenthome (更新)
    ・/usr/sbin/mkdosswapfile (更新)
    ・/usr/sbin/saveconfig (更新)
    これらのファイルにどのような修正を入れているのかについては、KNOPPIX実験室の実験1-1で説明しています。

    さらに、これらのファイルを追加・更新した後で、以下の処理も行われます。これが、KNOPPIXのカスタマイズには、かなり重宝すると思います。

    (a)/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/files.dディレクトリ配下のファイル・ディレクトリを、ルートディレクトリ配下にディレクトリ構造を保ってコピーされます。
    例えば、/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/files.d/etc/profile というファイルがあれば、/etc/profileにコピーされます。
    もし、コピー先のファイルがcloopの中のファイルなら、mkwritableで更新可能にしてからコピーされます。
    また、コピー先に無いフォルダやファイルは、新規作成されます。
    /cdromはFAT32ブートだと、FAT32パーティションにマウントされていることに注意してください。CDROMを焼きなおさなくても、FAT32パーティションにファイルを置いておくだけで、cloopの中のファイルを更新できるのです。便利な機能だと思いませんか?
    欠点は、(i)コピー先のパス名に英大文字が1文字でも入っていると、うまくいきません。
    (ii)シンボリックリンクや、ファイルモード、ユーザ・グループなど、FAT32に無い機能は使えません。

    しかし、この欠点を心得た上で使い道を探すと、意外に便利に使えます。

    (b)/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/sh.d/patch*.sh というスクリプトファイルがあれば、実行されます。
    複数あれば、それらはアルファベット順に、逐次、実行されます。ただし、サブディレクトリは考慮されません。
    これらは、主に以下のようなことを行うためにあります。
    ・シンボリックリンクを張りたい。
    ・パス名に英大文字を含むものを、(a)では英小文字のみでコピーしておき、ここで、英大文字を含むパス名にリネームする。
    ・その他、ファイルのコピー後に行うべき設定変更処理などがある。

    複数のスクリプトファイルを持てるので、目的毎に小さなスクリプトを作っておき、必要に応じて使い分けることができます。
    例えば、サブディレクトリが考慮され無いのを逆手にとって、普段使わないスクリプトはnotusedサブディレクトリなどを作って入れておき、必要なときだけ、親ディレクトリに移動して使うことができます。また、その逆もできます。

    (c)/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/tbz.d/patch*.tbz というtarファイルがあれば、ルートディレクトリ配下にディレクトリ構造を保って解凍されます。
    もし、解凍先のファイルがcloopの中のファイルなら、mkwritableで更新可能にしてから解凍されます。
    tarファイルなので、英大文字のパス名や、シンボリックリンク、ファイルモード、ユーザ・グループなども使えます。
    しかも、tbz形式なので、圧縮率も高く、(a)に比べて、貴重なFAT32領域を節約できるというメリットもあります。
    複数のtarファイルがマッチすれば、それらはアルファベット順に、逐次、解凍されます。ただし、サブディレクトリは考慮されません。
    tarファイルに固めるのは、簡単なようで、意外に面倒くさく感じることがありますが、tarファイルに固めておけば、cloopの中のどんなファイルでも更新できるのです。使い道によっては、便利な機能だと思いませんか?

    複数のtarファイルを持てるので、目的毎に小さなtarファイルを作っておき、必要に応じて使い分けることができます。
    例えば、サブディレクトリが考慮され無いのを逆手にとって、普段使わないtarファイルはnotusedサブディレクトリなどを作って入れておき、必要なときだけ、親ディレクトリに移動して使うことができます。また、その逆もできます。

    (3)mkpatchlistとmkpatch - KNOPPIX実験室独自の設定保存ツール。


    上の(2)(c)の機能で使用する「/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/tbz.d/patch*.tbz」というtarファイルの作成を支援するツールです。
    tarファイルに固めるというのは、何かのインストール用のtarファイルを作るときのように、1つのフォルダを丸ごとtarファイルにバックアップするというときには簡単に行えるのですが、設定の保存用のtarファイルでは、あちこちのファイルを少しずつ集めてきて1つのtarファイルに固めることになるので、これを手作業でやろうとすると、煩雑な作業になりかねません。
    saveconfig(KNOPPIXの設定の保存)では、この部分を強引に単純化しているので、簡単に使える半面、すぐに限界に突き当たってしまいます。

    このツールは、逆に、制限は少ないのですが、saveconfigほど簡単には使えません。KNOPPIXのカスタマイズ版のCDを作りたいと考えている人が使うことに限定して考えていると言った方が良いくらいかもしれません。
    KNOPPIXのカスタマイズ版のCDを作るということは、いわば、Linuxの新たなディストリビューションを開発するということです。上の(2)の機能を使ってKNOPPIXをカスタマイズする場合、その開発とは、要するに、ブート時にどのファイルを書き換え、どのファイルはそのまま残すかといったことを決めることだと言えるでしょう。ですから、この場合、tarファイルに何を保存するかといったようなこともツール任せにすべきではなく、仮にツールを使用したとしても、開発者がチェックして責任を持てる形にする必要があると考えました。この結果、設定保存ツールは、2つに分かれました。以下のようにして使います。
    (i)mkpatchlist - tarファイルに保存するファイルの候補一覧を作成します。
    (ii)kwriteなどのテキストエディタを使って、この候補一覧を開発者がチェックし、必要なら修正します。
    (iii)mkpatch - 候補一覧で指定されたファイルをtarファイルにtbz形式で出力します。

    これらの使い方に関する、より詳しい説明は、「2004年1月10日の日記 KNOPPIXの設定を保存する機能について」に書いてあります。(でも、ちょっと着眼点が違うようですね。近日、ここでも、もう少し説明を加えます。)

    (以下は、近日中に加筆・修正するつもりです。)

    (4)継続的ホームディレクトリにインストールしたプログラムをブート時にシステムに組み込むためのツール


    (5)CDROM内に継続的ホームディレクトリの圧縮イメージを持ち、ブート時にRAMディスクに展開して使用可能にする機能


    (6)ブート時のトラブル調査のためのログを収集する機能



    3.関連記事

    (2004/6/24の日記 参照)




    過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら

    KNOPPIX実験室








    最終更新日  2004年08月01日 18時23分06秒
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    2004年06月24日
    カテゴリ:カテゴリ未分類

    1.CDROMのカスタマイズとFAT32インストール

    これまで、FAT32インストール)は、もうひとつのHDDインストールと称して、通常のHDDインストールと同様な高速な環境を簡単に構築する方法として、紹介してきました。
    しかし、FAT32ブート環境(FAT32インストールして作成した環境)には、もうひとつ、重要な側面があります。それは、カスタマイズCDを簡単に作れる環境であることです。

    FAT32ブート環境は、以下の点は、CDブート環境と同じです。
    (1)カーネル、miniroot、cloopは、CDブート環境と同じものをそのまま使います。
    (2)CDROMとcloopのマウントポイントも、CDブート環境と同じ/cdromと/KNOPPIXになります。
    (3)ルートファイルシステムがブート時のminirootのままだという点もCDブート環境と同じです。

    FAT32ブート環境とCDブート環境の相違点は、以下の点だけです。
    (a)ブートローダの違い。FAT32ブートではGRUBを使いますが、CDブートではisolinuxかsyslinuxを使います。
    (b)/cdromにマウントするファイルシステムの違い。FAT32ブートではFAT32ですが、CDブートではiso9660です。
    (c)FAT32はHDD上にあるので高速ですが、CDブートだと、かなり低速になります。

    この(a)(b)(c)の違いを意識するプログラムはブート関係とカーネルを除くと、きわめて少ないので、通常は、FAT32ブートで動作確認が取れれば、CDブートで動作しないということは起こりません。
    この点は、KNOPPIXをカスタマイズするためにHDDインストールしてcloopを再作成するというアプローチにはない、非常に便利な点です。
    しかも、HDDインストールやcloop再作成のような、時間とリソースを大量に消費する操作も不要です。

    このように、FAT32インストールは、KNOPPIXのカスタマイズを目的とする向きには、うってつけの方法だと私は考えています。




    2.KNOPPIX実験室で提供するKNOPPIXのカスタマイズ手段

    KNOPPIX実験室では、KNOPPIXを簡単にカスタマイズするために以下のようなツールを提供しています。

    (1)mkwritable - cloopの中にある、一見、更新不可能に見えるファイルを更新するためのツール


    原理は簡単です。cloopの中の更新したいファイルをramdiskにコピーし、シンボリックリンクを張り替えて、同じパス名を指定すると、ramdiskにコピーしたファイルを参照するようにすることで、そのファイルを更新できるようにするのです。
    たとえば、/usr/local/srcに新しいプログラムのソースをダウンロードし、ビルドすることで、/usr/local/binや/usr/local/manにプログラムをインストールすることを考えましょう。そのためには、/usr/local/bin、/usr/local/man、/usr/local/srcの3つのディレクトリを更新できる必要があります。
    KNOPPIXでは/usrは/KNOPPIX/usrへのシンボリックリンクになっているので、/usr/local/binなどは、cloopの中の/KNOPPIX/usr/local/binにあることになり、更新できません。
    しかし、この場合、suモードで以下のコマンドを実行すると、これらのディレクトリも更新可能になります。
    # mkwritable /usr/local/{bin,man,src}
    これを実行すると、/ramdisk上に以下のフォルダが作られます。
    /ramdisk/usr
    /ramdisk/usr/local
    /ramdisk/usr/local/bin
    /ramdisk/usr/local/man
    /ramdisk/usr/local/src
    そして、これまで、/usr ==> /KNOPPIX/usr に張られていたシンボリックリンクは、/usr ==> /ramdisk/usr に張り替えられます。
    もちろん、これだけだと、/usr/binなどのディレクトリやファイルが見つからなくなってしまうので、シンボリックリンクを張り替える前のディレクトリにあったサブディレクトリやファイルへは、張り替え後のディレクトリからシンボリックリンクが張られます。例えば、先の例では、/ramdisk/usr/bin ==> /KNOPPIX/usr/bin にシンボリックリンクが張られます。
    こうすることで、たとえば/usr/binを使う場合は、従来どおり、/KNOPPIX/usr/binが使われますが、/usr/local/binを使う場合には、/ramdisk/usr/local/binが使われるようになるので、/usr/local/binなどに新たなプログラムをインストールすることも出来るようになります。

    このように、mkwritableを使えば、cloop内のどんなファイルでも更新できるので、うまく使えば、RAMディスク容量が許す限り、どんなプログラムでもインストールしたり、設定変更したり出来るはずです。そればかりか、継続的ホームディレクトリを併用して、このRAMディスク容量の限界を乗り越えることさえ出来るようになっています。(この記事内で説明します。)

    ただ、あるプログラムをインストールしたいと思ったとき、どこをmkwritableすればよいのか、戸惑うことがよくあります。結局は、適当に見当をつけてmkwritableしておき、インストール中にエラーが出てきたら、そのエラーメッセージを参考に、追加のmkwritableを実行してインストールを再試行するという事を繰り返すことが多いです。
    このあたりのやり方は、KNOPPIX実験室のHowto5-xやhowto3-xで具体例を使って解説していますので、参照してみてください。


    (以下は、日記サイズの制限のため、2004/6/25の日記に書きます。)

    (2)linuxrc2 - cloopの中のファイルを書き換えるような設定を読み込む、KNOPPIX実験室独自のブートオプション


    (a)/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/files.dディレクトリ配下のファイル・ディレクトリを、ルートディレクトリ配下にディレクトリ構造を保ってコピーされます。

    (b)/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/sh.d/patch*.sh というスクリプトファイルがあれば、実行されます。

    (c)/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/tbz.d/patch*.tbz というtarファイルがあれば、ルートディレクトリ配下にディレクトリ構造を保って解凍されます。


    (3)mkpatchlistとmkpatch - KNOPPIX実験室独自の設定保存ツール。



    (以下は、近日中に、別の日記ページで加筆・修正するつもりです。)

    (4)継続的ホームディレクトリにインストールしたプログラムをブート時にシステムに組み込むためのツール


    (5)CDROM内に継続的ホームディレクトリの圧縮イメージを持ち、ブート時にRAMディスクに展開して使用可能にする機能


    (6)ブート時のトラブル調査のためのログを収集する機能



    3.関連記事


    このような設定保存方法については、他にも、以下のような記事をアップしているので、参考にしてください。
    (1)KNOPPIX実験室 Howto1-2 設定を保存する機能について
    KNOPPIX実験室の設定保存機能を、KNOPPIXの標準の設定保存機能(saveconfig)と比較しながら説明しています。

    (2)2004年1月10日の日記 KNOPPIXの設定を保存する機能について
    KNOPPIX実験室の設定保存機能の操作方法を説明しています。

    (3)KNOPPIX実験室 Howto3-xとHowto5-x
    KNOPPIX実験室の設定保存機能を使って、Webサーバ等を立ち上げたり、何か新しいプログラムをインストールしたりする方法を説明しています。




    この日記は、最初は、6月24日の「実験くん」さんの書き込みのレスとして書き始めました。しかし、この辺については、書きたいことがたくさんあるので、長さなどの制限のきつい掲示板から日記に変更してアップしたものです。
    「実験くん」さんの質問に対する回答としては、少しピントがずれていますが、やりたいことは、KNOPPIXのカスタマイズ版CDを作りたいのだと思われること、cloopファイルの作成にてこずっている様子であることから、こういう方法もありますよ、この方が簡単ですよ、ということを紹介するために書き始めたものです。

    以下は、最初にこの日記を書いたときの掲示板のレス形式の記述です。
    上の記述と一部重複しますが、履歴として残しておきます。


    >実は,knoppixをCDで起動してUSB-HDDでknopixのカスタマイズを試行しています。
    >圧縮をかけたものをテストで起動するために使いたいと思っていますが,まだ,3.2しかカスタマイズは成功(再圧縮)していません。
    >3.3は本日,失敗して,3.4の方法は,よく分かりません。カスタマイズ方法をご存じな方よろしくお願いします。
    >3.2はきんねこさんのHPを参考にしました。
    私は、KNOPPIXをHDDにインストールしたことは、一度もありません。HDDにインストールして使うLinuxなら、別に、もっと好きなLinuxがあるからです。KNOPPIX 3.2/3.3の頃にカスタマイズ版のCDを作ったことは何度もありますが、カーネルとcloopファイルは提供されたものをそのまま使いました。cloop内のどんなファイルでも、ramdiskにコピーして書き換えられるようにしてしまうスクリプトmkwritableをKNOPPIX実験室で提供していますが、これとtarを併用して、cloopファイルへのどんな更新でも、ブート時に反映してしまうのが、そのカスタマイズの仕掛けです。
    たとえば、起動にKNOPPIX実験室のminirt2x.gzを使っており、起動オプションに「linuxrc2 mvetc」を指定しているならば、/cdrom/KNOPPIX/linuxrc2.d/tbz.dというディレクトリを作り、そこに、patchXXXX.tbzと言う名前(XXXXの部分は任意。複数ファイルも可)で設定を保存しておけば、ブート時にその設定をramdiskに読み込みます。もし、そのtarの展開先がcloopファイル内の更新できない部分にあった場合は、mkwritableを使って、更新可能な状態にパッチした上で展開されます。
    ちなみに、あまり面白くない例ですが、
    http://www.h2.dion.ne.jp/~miyawaki/knoppix/linuxrc2/linuxrc2.d/tbz.d/patchwww.tbz
    http://www.h2.dion.ne.jp/~miyawaki/knoppix/linuxrc2/linuxrc2.d/tbz.d/patchSamba.tbz
    をダウンロードして/KNOPPIX/linuxrc2.d/tbz.d/patchwww.tbzディレクトリに置くと、
    KNOPPIXのブート時にApache+PHPサーバとSambaサーバが自動的に起動していると思います。
    #ただし、patchSamba.tbzには1年も前の古いパスワードファイルが入っているため、ユーザwnnが正しく登録されず、
    #結果としてかな漢字変換ができなくなります。



    過去のKNOPPIX関連日記一覧はこちら

    KNOPPIX実験室








    最終更新日  2004年07月01日 01時32分23秒
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