mywkfmnrのホームページ

フリーページ

お気に入りブログ

ビュートバランサー2 CPU4Eduさん

源氏物語の世界 jooxさん
一日一冊:読書日記… 本のソムリエさん

全7件 (7件中 1-7件目)

1

源氏物語

2012年03月17日
XML
カテゴリ:源氏物語

*ふみまよう*(文迷:源氏物語の音読) 」で公開されている「すみこ」さんの朗読を聞いて、参加者全員で読む、というスタイルを考えているそうです。

そのテキストには、私のサイト源氏物語の世界 再編集版で公開しているXML形式の再編集版の縦書きWord文書作成機能を使って印刷したものを採用するとのことです。大変うれしく、誇り高く感じました。

第1回が2012/4/10(火)で、以後、第2・4火曜開催で3年程度の予定とのこと。
https://www.library.city.edogawa.tokyo.jp/toshow/event_guide/html/chuo.html#genji

できれば私も参加したいと思いましたが、平日昼間ですと仕事の関係で参加できないのが残念です。

 ====

IPAのプロジェクトが終わって以来、なかなか意気が上がらず、サイト更新の手が遠のいていたのですが、実際に、このような形で利用される旨の連絡を受けると、張り合いが出てきますね。

更新したい項目は沢山あるので、時間を見つけて、少しずつ更新していこうと考えています。







最終更新日  2012年03月17日 17時23分25秒
コメント(0) | コメントを書く

2007年02月06日
カテゴリ:源氏物語
源氏物語絵巻の方は、公開期間外だったので、一部のコピーが展示されていただけでした。今年の絵巻の公開は11月10日~12月9日に「よみがえる源氏物語絵巻」展と同時に展示されるようです。(パンフより)

代わりに尾張徳川家の雛まつり展をやっていました。核家族生活が長いと、つい忘れがちなことですが、由緒ある家柄だと歴代のお嫁さんが嫁入り道具で雛祭りセットを持ってくるので、古いものが倉庫に何セットも眠っていたりするのでしょうね。徳川家のような日本有数の名家だと、その中からめぼしいものを選んで陳列するだけでも、美術館の特別展示ができてしまうということに気付かされました。
正面には、先代以前の3代(内2代は故人)のお嫁さんの雛祭りセットが並べられていました。1つだけなら近所の成金さんのお家にもピカピカの新品が飾ってあったりしそうな気もしますが、何十年もの年季が入ってなお鑑賞に堪えるものを3セットも並べられると、やはり、へぇーという感じになりますね。
しかし、個人的には、手前の側面に飾られていた、今ではあまり見かけない一風変わった雛道具の方が、当時の様子が偲ばれて面白かったです。


常設展示のほうでは、第3展示室の床の間や違い棚の飾り方の展示が印象に残っています。我が家にも小さな床の間と違い棚を作ってあるので、ここまで立派にはできなくても真似できないだろうかと思って見ていました。

順路の途中で隣の蓬左文庫に立ち寄るようになっていたのですが、そこでは日本の印刷史の展示が印象に残っています。印刷は江戸時代からと思っていたのですが、そこには平安時代や奈良時代の印刷物まで展示されていて、そんなに古くから印刷技術があったのかとびっくりさせられました。また、活字もずいぶん昔からあったようです。意外だったのは、活字は出版部数の少ない印刷物用とされていて、江戸時代になって出版部数が増えてくると、再び木版印刷に戻ってしまうという解説。活字を安価に量産できるようになるまでは、活字は単に木版の廉価版でしかなかったのですね。

今回は、2/5(月)~2/6(火)に久々の出張があり、用事が早めに済んだために余った時間で行くことができたものでした。このため、一人での見学になってしまいましたが、いつか、女房と一緒にもう一度生きたいですね。11月10日頃(今年の絵巻の公開+よみがえる源氏物語絵巻展)だと、その後で京都まで足を伸ばせが紅葉が楽しめるかもしれないし、そのあたりでもう一度いけるといいななどと考えています。






最終更新日  2007年02月10日 15時27分54秒
コメント(0) | コメントを書く
2006年06月04日
カテゴリ:源氏物語
『「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック』を読んでみました。
私にとって一番知りたかったことは、江戸時代以前にかかれた源氏絵を本などからスキャンして私のサイトで挿絵として使ってよいのだろうかということでした。しかし、この点については、あまりにあっさりと問題ないと書かれていて、拍子抜けしてしまいました。

それは、2006/1/6発行の初版第1刷のp104にあります。
----ここから----
【質問】
浮世絵画像を利用または加工したものを、自作の芸術作品として発表したいのですが、著作権問題はどのようになるのでしょう。
【回答】
 浮世絵そのものは、一般的には保護期間が過ぎており、日本の文化として誰でも利用することができます。(中略)
 しかし「元の絵」をどこから仕入れるか、使う場合には注意が必要です。
 たとえば、本などの出版物からスキャンする場合、(中略)「絵」単体なら問題ありませんが、ページをまるごと、そっくりそのままスキャンしたり、解説を掲載したりするとアウトです。(以下略)
----ここまで----

これは、以下のようなことをするだけなら、問題ないといっているのだと私は理解しました。

(1)本から源氏物語絵巻の絵だけをスキャンして、私のWebページの挿絵に使う。
(2)美術館で買った色紙や「トランプ源氏物語」(どちらも、江戸時代の画家の絵が使われている)から、絵だけをスキャンして、私のWebページの挿絵に使う。

この場合、出典の明記も必要なさそうですね。質問が「自作の芸術作品として発表」になっているためです。
しかし、実際には絵だけではなく、絵の名称、画家名、年代などのデータは掲載すると思うので、これらには引用が成立するよう、出典は明記するつもりです。

もっとも、現在でも絵入源氏物語の挿絵は使っています。これは、渋谷教授が江戸時代に出版された絵入源氏物語を所蔵しており、それをスキャンしたものをWebで公開されていたため、転載の許可をいただいたときに一緒に包括的に許可をいただいたものと理解していたためでした。
実際には、この理解に若干のすれ違いがあり、それが問題にならないか気になっていたのですが、上のQAからまったく問題にならないことが判明し、安堵しました。

さあ、これからは ドンドン コピーするぞ~。
でも、まだ一抹の不安が・・・。似たような問題に悩んでいる(いた)方、是非、コメントください。



この本には、もう一箇所、同じ問題に触れたところがp167~168にあります。そこも引用しておきます。
----ここから----
10 著作権保護期間切れについて
【質問】
(前略)50年経過していても、スキャンして、サイトに掲載するというのは不可なのでしょうか。
(中略)もし、掲載したい場合は、著作権が切れていても、きれていなくても、許可を取る必
要があるということなのでしょうか。
【回答】
 ご質問の使い方であれば、まず大丈夫だと推察します。保護期間が切れたものであれば、許
可を取る必要もありません。
 有名な「幕末の江戸城の写真」で説明しましょう。
「幕末の江戸城の写真」は著作権保護期間が切れた写真です。これらの写真は、本や写真集か
らスキャンしてご自分のサイトで公表することができます。
 あれ??、写真集の著作権は?、という疑問ですが、著作権保護期間が切れた著作物をたんに
コピーしただけのものは著作物とは言いません。したがって、本のページをまるごと公表する
と本の著作権を侵害することになりますが、写真の部分だけを公表する分には構わないわけで
す。
(以下略)
----ここまで----


同じ本の中で、もう一箇所、関連の記述を見つけました。p266にある以下の記述です。
----ここから----
 では、江戸時代に撮影された写真を出版物からそのままスキャンし、アップした場合はどう
でしょうか?
 写真の解説部分、本のページのレイアウト方法は出版社の著作物ですが、写真そのものは(中略)著作権法の保護対象外です。さらに、出版社は元の写真を複製して本に掲載していますが、元の写真を忠実に複製するだけなら著作物の創作とはいえないので、写真だけならアップしても問題ありません(ただし、元の写真の管理権の問題が生じる可能性はあります)。
----ここまで----
 ここで「元の写真の管理権の問題が生じる可能性はあります」とはどういうことなのでしょう。気になります。そこで、先ほど著者のWebサイトに行き、掲示板で質問してきました。回答が得られたら、この日記で紹介します。


2006/6/9 追記
著者のWebサイトの掲示板で回答をいただきました。近日、それを紹介する日記を書きます。






最終更新日  2006年06月04日 14時34分12秒
コメント(0) | コメントを書く
2006年03月28日
カテゴリ:源氏物語
「文迷(源氏物語 婆の部屋)」というサイトです。

25年前に家庭用ラジカセで録音したという源氏物語全54帖の朗読を、その息子の丈(たけ)さんがmp3に変換してアップしているのだそうです。朗読は約84.5時間あり、64kbpsで圧縮しても合計2.3GBに達するとのこと。その数値だけでも凄さがわかりますが、それだけではありません。
淡々とした口調で、はっきりと聞きやすく発声された朗読は、とても、素人が趣味で録音したとは思えない、プロ顔負けのできばえです。
それを無償公開した上、二次加工も許可してくれています。
凄い、すばらしい、といった言葉だけでは言い尽くせない凄さがそこにあります。

私は、このサイトを立ち上げた丈さんからメールをいただいて知ることができました。私のサイト「源氏物語の世界 再編集版」では、本文の朗読を今後の課題にも挙げていたですが、分量の多さになかなか手が出せず、半分、あきらめかけていただけに、渡りに船の感があり、このサイトを知ったときの感激はひとしおでした。
私のサイトの次の最大の課題は、これを再編集版にうまく統合することになりそうです。

この朗読を録音し、それを無償公開することを決意してくださった「婆」さんと、それをmp3に変換して公開する労を執ってくれた丈さんに、この場を借りて、深く感謝の意を表したいと思います。
本当に、どうもありがとうございました。







最終更新日  2006年03月29日 03時00分04秒
コメント(2) | コメントを書く
2005年01月16日
カテゴリ:源氏物語
採択時に要求されたことは昨日の日記で述べた2点ですが、私は、さらに以下のことにも対応したいと考えています。

(3)注釈の一般化
現在の再編集版には、注釈、出典、校訂という3種類の似通ったデータがあります。
元々、古典の世界では、このような整理の仕方が一般的であり、渋谷教授も、それに倣って整理したため、このようになっているものと思いますが、再編集プログラムで扱う上では、この3者は一般化して同様に扱うことができそうです。
すなわち、注釈はフリーフォーマットで、どのようなことでも書けますが、出典と校訂は記述フォーマットと意味が決まっているという点が違うだけです。どちらも、本文中の一部のテキストと、注釈・出典・校訂などを記述したテキストとの対応表であるという点で同じものとして扱えます。

また、今、私は再編集版の今後の課題として「本文中で使用される「女」「宮」などの呼称が具体的に誰を指すのかを調べてポップアップ表示する」を挙げていますが、これも、本文中の一部のテキスト(呼称)と登場人物情報を記述したテキストとの対応表であるという点で同じものとして扱えそうです。他に違いがあるとすると、注釈・出典・校訂は1:1対応になることが多いのですが、これは基本的に多:1対応になるという点です。
しかし、これも本質的な違いではありません。注釈・出典・校訂を1:1対応に限定しているのは再編集版の制限事項です。意味的には1:1対応でも、2行以上にまたがる注釈・出典・校訂は2:1対応~多:1対応で扱う必要がありますが、再編集版ではこれを端折っています。たとえば、和歌に対する注釈は上の句と下の句の2行にまたがって注釈が付いていますが、現在はどちらか1行だけからしか注釈へのリンクを張っていません。この結果、リンク元の文字列と注釈の見出し文字列が一致しなくなるなどの弊害が生じています。これは、多:1対応を許可するように制限を解除すれば、解決できます。

そこで、私は、コメントという概念を定義して、この本文中の一部のテキストと何かの情報を記述したテキストとの対応表を一般化しようと考えています。(英語のcommentには、やや批判的なニュアンスも込められているそうですが、類語のnoteやannotationより私にはシックリくる感じがするので、「コメント」にします)
そして、誰かが新しい注釈をつけた場合(上記(2)関連)、その注釈が渋谷教授の注釈と渾然一体となって扱われるのではなく、まったく別物として扱うようにします。すなわち、現在の(渋谷教授による)現代語訳と与謝野晶子訳がまったく別物として扱われているのと同じように、「誰それによる注釈」として、(渋谷教授による)注釈とは区別して扱います。現在も注釈と出典は区別して扱われていますが、その差はあまり顕著ではありません。しかし、(渋谷教授による)注釈と「誰それによる注釈」の差はもっと顕著に現れるように工夫するつもりです。(これらの実現方法は、他の実現方法の説明と合わせて、別の機会に説明します)


(4)挿絵の拡充とマルチメディアデータへの対応
現在の再編集版にも江戸時代の絵入源氏物語からとった挿絵が入っています。
http://genji.nce.buttobi.net/?target=combined01.1.2.html#line1.2.1
元々は渋谷教授のサイト「源氏物語の世界」のローマ字版で使われていた挿絵です。
http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/roman01.html#in12
同じ挿絵は、ユネスコの源氏物語の紹介サイトでも使われています。
http://webworld.unesco.org/genji/jp/part_1/1-1.shtml
こちらは挿絵がメインで、それに簡単な解説を付ける事で源氏物語のあらすじを紹介しています。挿絵が全部で238枚もあると、これだけでも、相当に読みでのある、分かりやすい読み物になっています。

私は、この挿絵についても、以下のような改善ができたらいいなと考えています。
  • 新たな挿絵の追加

  • 現在の挿絵のカラー化(塗り絵)

  • 挿絵の解説の追加



  • さらに、挿絵だけでなく、以下のようなマルチメディアデータにも対応できたらいいなと考えています。

  • 動画・音声データ
    何か楽器を演奏するシーンでは その楽器の音が、演奏曲目が分かっている場合には その曲が聞きたくなります。また、舞を踊っているシーンでは その舞が見たくなりますし、蛍が袋から一斉に放たれたシーンでは、その群舞する蛍を見たくなります。これらは一例ですが、このようなものを収録した動画・音声データが適切なところにあれば、源氏物語の鑑賞効果は飛躍的に高まるのではないでしょうか。
    映画やドラマに収録されるような高品位なものは望みません。特定の1シーンに対応しただけのような断片的なものであっても、あるいは、高校・大学等のサークルで素人が収録したようなものであっても、それが適切なところに挿入されていれば、源氏物語の鑑賞には大いに役立つだろうと思います。


  • 本文の朗読
    瀬戸内寂長さんの現代語訳が出版されてから、その現代語訳の朗読やオーディオドラマなどは意外に多く出回っているようです。しかし、本文の朗読はきわめて少ないようです。いまどき、古典の本文の朗読を聞くだけで内容が分かる人は、専門に研究している人を除くとほとんどいないだろうとは思いますが、私のような素人でも、活字化された本文を目で追いながら朗読を聴くと、以外に得るところがあります。
    私が渋谷教授主催の輪読会「むらさきの会」に初めて出席したとき、渋谷教授による朗読を聞かせていただくことができたのですが、私にとっては古典の朗読を聞くのは初めてだったため、意外に大きなカルチャーショックを受けました。そのときの感想は2004年9月16日の日記に書きましたので、参考にしてください。この頃から、再編集版に朗読を持ち込んだらどうだろうという思いが出てきました。


  • 古写本を写真に撮った画像データ
    京都大学電子図書館では源氏物語54帖中の52帖について源氏物語の古写本を写真に撮った画像データを一般公開してくれています。
    http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/genji/gmfrcont.htm
    また、jooxさんが楽天広場のホームページで江戸時代初期(1650年)に刊行された源氏物語を写真に撮った画像データを一般公開してくれています。
    私には、これらは、まだ、ほとんど読めないのですが、それだけに、これらが読めるようになったらいいなと思うことがあります。
    幸い、源氏物語は鎌倉時代の藤原定家の写本をベースにしたものが多いので、底本が違っても、比較的良く一致することが多いそうです。
    実際、jooxさんのホームページの解説を渋谷教授が校訂した本文と付き合わせてみると、底本は違うのに非常によく一致しています。
    そこで、これらの画像データが、渋谷教授が校訂した本文ではどの部分に当たるのか、その対応がとられていると、私のような、これから勉強して読めるようになりたいと思う人には大変役立つと思います。
    現状では、京都大学のページより、jooxさんのページの方が、この目的には役立ちます。古写本から1ページずつ取り出して、その中の一節を読み下してくれるので、それを頼りに、そのページが渋谷教授の本文のどこに対応しているのかを割り出すことができるからです。
    しかし、京都大学には、せっかく、54帖中52帖分もの古写本のデータが揃っているので、以下のいずれかの対応が取れていると便利だろうなと思います。
    ・古写本の画像一枚分(見開き2ページ)が、渋谷教授の本文のどの部分に対応するか、または、
    ・渋谷教授が整理した目次の各章・段が、古写本のどの部分に対応するか。


    もちろん、以上のようなコンテンツ(挿絵、動画、音声、朗読、古写本)を私が一人で整備することは、能力的にも体力的にもきわめて困難です。しかし、(1)(2)と同じで、このようなコンテンツの整備はボランティアによる協力者を募って行い、私は、これらを可能にする仕掛けを整備するというのであれば可能性があります。

    私は、このうちの挿絵、動画、音声については、(3)で述べたコメントの考え方をさらに拡張することで対応できそうだと考えています。
    古写本の画像一枚ごとに本文に対応させる場合も、古写本の画像を挿絵に準じて扱うことで、同様に対応できそうです。

    反面、本文の朗読と、目次の各章・段ごとに古写本に対応させる場合は、少々難しい問題を含んでおり、まだ実現方法の見通しが立っていません。



    今回は、採択されたといっても金額が1.3M\と小さいため、本格的な開発作業を行うことは困難です。
    そこで、今回は、以下の中心に開発したいと考えています。

    (a)sourceforge.jpの活用
    sourceforge.jpに共同開発プロジェクトとして「源氏物語の鑑賞支援ツール」を登録しました。
    現在は、まだ、源氏物語の世界 再編集版の一括ダウンロード用のファイルをアップしているだけですが、近いうちに(1)で述べている共同開発環境として整備するつもりです。
    なお、共同開発環境としては、専用のWebアプリケーションを開発することが理想ですが、今回の採択条件では、それだけの費用を捻出できないので、本来なら専用Webアプリが行うことも、協力者がsourceforge.jpの機能を利用して手作業で行ってもらうことを考えています。

    (b)注釈の高度な一般化
    反面、(2)(3)および(4)のうち挿絵、動画、音声、古写本(画像一枚ごとに本文に対応させる場合)については、今回できるだけ対応したいと考えています。sourceforge.jpにも、再編集版の第三サイトのようなものを構築し、協力者がsourceforge.jpで手操作で情報をアップすれば、それが自動的に第三サイトに反映されるところまで持っていけたらいいなと考えています。その実現方法は、ある程度見えてきたので、他の実現方法の説明と合わせて、別の機会に説明したいと考えています。ただ、sourceforge.jpの容量制限(100MB)が大きな問題になるかも知れません。(現在、第二サイトは145MB)






  • 最終更新日  2005年01月17日 01時59分16秒
    コメント(0) | コメントを書く
    2005年01月15日
    カテゴリ:源氏物語
    源氏物語の鑑賞に役立ちそうなツールを開発・整備しようという企画が、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の未踏ソフトウェア創造事業に採択されました。その開発のベースは、私のサイト「源氏物語の世界 再編集版」(以下、単に再編集版と呼びます)です。
    昨年末にすでにIPAから発表されているので、ご存知の方もいるかと思いますが、KNOPPIX関係では須崎さんが一昨年度から採択されているあのIPAの未踏ソフト事業です。今年度の第2回の公募に応募したところ、採択されました。
    http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2004mito2/koubokekka.html (一番下の方に載っています)


    といっても、採択された内容は、私の初期の提案内容からはずいぶん変わってしまいました。

    最初は、再編集版の今後の課題で述べているようなコンテンツ整備を少しでも早く実現するために財政的に支援してもらえないだろうかと思って提案しました。だから女房が仕事(パート)をやめて、このコンテンツ整備に専念するというストーリーで応募しました。

    しかし、審査の終盤で面接していただいたときに言われたことは、私が提案したようなコンテンツの整備には資金援助できないということでした。それらは青空文庫でやっているような形でボランティアによる協力者を募って行うべきだというのです。そのための仕掛けの整備には、資金援助できるとのことで、その部分に限定して採択された結果、採択されたものは、かなり様子が変わってしまいました。

    その採択内容をまとめると、以下のようになります。


    IT革命の進展に伴い、デジタル技術や情報技術、ネットワーク技術を活用して、生活の質的向上を図ることが重要となっています。私は、最近、源氏物語に強く関心を抱くようになりましたが、この分野では、まだ、IT革命の恩恵を十分に活用しきれていないのが現状であると感じました。そこで、源氏物語の鑑賞に役立つ各種の情報を、IT技術を駆使して使いやすい形に整理し、さらに源氏物語に興味を持つ人たちの新たなコミュケーションツールにもなりうるソフトウェア「源氏物語の鑑賞支援ツール」を開発します。
    現在、源氏物語の本文、注釈、現代語訳などを使いやすい形に整理して公開するWebサイトとして、「源氏物語の世界 再編集版」があります。そのサイトでは、高千穂大学の渋谷教授がWebサイト「源氏物語の世界」で公開している源氏物語の本文、注釈、現代語訳などを読みやすい形式に再編集して公開しています。
    この再編集は、専用の再編集プログラムを作って行っていますが、現状では、渋谷教授の本文、注釈、現代語訳に特化しているため、柔軟性に欠けています。
    そこで、今回は、この再編集プログラムのデータ構造に着目し、それを整理・改善して、新たなコミュケーションツールに必要な柔軟性を獲得することを主目的とした開発を行います。
    また、このプロジェクトの賛同者を募り、複数の人間が参画して源氏物語の鑑賞に役立つ情報の整備を進めていくための環境も整備します。


    つまり、この採択に当たって、以下のようなことが求められたのです。


    (1)複数の人間が共同開発できる環境を整備すること。
    今の再編集版では、ライセンスはオープンソースになっているので、誰かがこれをベースに別のもの(仮に再々編集版)を構築することはできますが、それだけでは複数の人間が協力して同じ1つの再編集版を発展させていくことは難しいでしょう。
    そこで、あおぞら文庫や、Linuxなどのオープンソースプロジェクトのように、複数の人間が協力して再編集版を発展させていく仕掛けの確立が求められました。


    (2)新しい注釈や現代語訳を簡単に追加できるようにすること。
    今の再編集プログラムは、渋谷教授による本文、注釈、現代語訳、ローマ字版を、すべて入力して一括処理することにより、集約したHTMLページやツリービュー目次などを作成するようになっています。このため、別の協力者による注釈や現代語訳を追加しようとすると、そのたびに、再編集プログラムをいじる必要が生じてしまいます。
    たとえば、今、新たな現代語訳として与謝野晶子訳を追加する作業が仕掛り中ですが、これとても、追加できるのは与謝野晶子訳だけであり、他の訳を追加することはできません。
    しかし、再編集プログラムを改造しないと、注釈をつけることも、現代語訳をアップすることもできないとすると、新たな協力者を募集する上では大きな障害になります。
    また、仮に、再編集プログラムの改造は済んだとしても、新しい注釈や現代語訳をアップするたびに、Linuxなどのオープンソースプロジェクトにありがちなリリース版の作成やWebサイトへの組み込みといった煩雑な手順を踏まないといけないとしたら、これも、複数の人間が共同開発する上では大きな障害になります。
    このような、煩雑な手順を省略して、新しい注釈や現代語訳をアップするだけで、再編集版に反映されるような、そんな仕掛けの構築が望まれます。


    ==========以下、2005/1/16の日記につづく==========






    最終更新日  2005年01月17日 01時55分52秒
    コメント(0) | コメントを書く
    2004年09月16日
    カテゴリ:源氏物語
    高千穂大学の渋谷教授が主催する源氏物語の講読会なのですが、毎週木曜日(しかも祝日を除く)に開催されるため、行きたいと思っても仕事を持っている身ではなかなか行けませんでした。しかし、この9・10月なら何回かは行けそうなメドがたったので、行ってみたものです。

    行ってみると、やはり、ご婦人方が多いですね。すでに子育てを終えたか一段落しているような世代から私の母よりは少し若いくらいの世代のご婦人方でしょうか。男の方は、先生と私の他には、既に現役を退かれていると思われる年配の方が一人いらっしゃっただけでした。

    開催場所は我が家よりも両親の家のほうが近いので、昨夜は両親の家に泊まったのですが、母に源氏物語の講義を聴きに行くといったら、母が私の高校時代の参考書を出してくれました。母も近所の源氏物語の講座に登録して時々聞きに行くのだそうですが、その関係で見つけたもののようです。若紫の一節だけ多数の書き込みがあり、期末テストか何かで勉強したようですが、もう、完璧に忘れていました。今回は、そのとき以来、数十年ぶりに古典の講義を聴いたことになります(大学は理工系に進んだので古典はありませんでした)。しかし、高校の頃の講義を思い出すと、退屈な講義だったように思うのですが、今日の渋谷教授の講義は、退屈しないようにいろいろな話題を織り交ぜたり脱線しながら話をしてくれたので面白かったです。その分、購読のペースは落ちるのですが、学校の講義のようにノルマがあるわけではないので、それも良いのではないでしょうか。この会は昭和55年から続いているそうですが、それだけ長く続いた理由の1つは、この辺にあるのかもしれませんね。

    今日、購読したところは、第47帖 総角の第4章第3段でした。匂宮が薫の手引きで夜更けにお忍びで宇治を訪れる場面です。宇治10帖も、ちょうどこのあたりから込み入ってきて面白くなってくるところなので、初参加のタイミングとしては意外に良いタイミングだったかもしれません。

    実はこの初参加記念に、第47帖 総角について以下のことをしてみました。
    ・与謝野晶子訳も本文と対照して読めるようにする。
    ・本文中で使用される「宮」「君」などの呼称が具体的に誰を指すのかを調べる。
    どちらも、第5帖若紫や第4条夕顔までで止まっていましたが、むらさきの会での購読中に何か役立つかもしれないと思って、特別にやってみたものです。これらはまだアップしていませんが、数日中にはアップするつもりです。
    しかし、いざ行ってみると、準備していたことは何も言い出せずじまいでした。
    いや、先生は、私のサイトを紹介してくれたり、先生のインターネットに対する見方などを披露してくれたりして私を持ち上げてくださったのですが、そこで私に振られたとたん、私の方は頭が真っ白になって、何も言えなくなってしまったのです。しかも2度も。情けない限りでした。

    この購読で使っているテキストは、室町時代の写本を原形のまま写真複製した影印本なのですが、私はくずし字がいまだに読めないので、もっぱら、再編集版の該当箇所を印刷したものを持ち込み、それを読んでいました。


    この会では、参考資料として、渋谷教授がインターネットに公開している「源氏物語の世界」のオリジナル版のテキストを縦書きに変換したものを使っていました。
    古典の世界はやはり縦書きなのですね。インターネットに横書きで公開しているのは、インターネットエクスプローラがいまだに縦書きをサポートしてくれないからなのでしょう。そういえばykhnmyさん(楽天ぱんだpandaパンダさんのもうひとつのペンネーム)のサイト「私説・源氏語り」では、苦労して縦書きに変換したものも公開されています。私には横書きの方が読みやすいので、私説・源氏語りは横書きのページで読ませていただきました。しかし、もし縦書きのビジネス文書なぞというものを見たら私は相当な違和感を覚えるでしょうが、おそらくそれと同じくらい、古典をやる人にとって横書きは違和感を覚えるのでしょうね。

    そう思うと私の悪い癖で、つい、再編集版で縦書きをサポートする方法に思いを馳せていました。その間は先生の講義も上の空で聞いていなかったような・・・(すみません)
    でも、どうやればできるかというイメージはまとまりました。HTML形式やHTMLヘルプ形式の再編集版ではIEが縦書きをサポートしてくれないので実現困難ですが、CSV形式なら2つのアプローチがありそうです。
    (アプローチ1)WordのVBAで全文検索機能を書き、結果をWordの差込印刷機能を使って、縦書きのWord文書を生成する。
    (アプローチ2)全文検索プログラムでXML形式のWord文書を直接生成し、自動的にWordを起動して表示させる。

    アプローチ2の方が処理は高速になりますが、プログラムは大きくなり、しかもWord 2002以降が前提になります。操作性もアプローチ2の方がよさそうに見えますが、アプローチ1でも似たような操作性にすることはできます。WSH(Windows Scripting Host)でWordがサポートされているので、WSHで全文検索し、Wordを起動して結果を差込印刷するのです。
    どちらも、全文検索プログラム上では、「検索結果をWordで縦書き表示する」というチェックボックスをチェックするだけで実行できるようになります。

    しかし、どちらにしても、趣味でやっている現状だと、そこまでの時間を避けそうも無いですね。結局、新しい今後の課題が1つ増えただけかもしれません。


    今後の課題というと他にも思うことがありました。

    今日の予定範囲だった第47帖 総角の第4章第3段を先生に朗読していただけたのですが、そこで初めて「(オーン)」の読み方が分かりました。渋谷教授はローマ字版で「ohom-」と表現していらっしゃいますし、ykhnmyさんも私説・源氏語りの最初の方で「いづれの御時にか、おほんとき、オーントキ、と強めて読む」と言ってらしたのでなんとなく分かったつもりでいたのですが、実際に聞いてみると、「オーン」のところを少しトーンをあげてややゆっくり目に読んでおり、ああそうなのか、そう読むのかと、ようやく分かりました。

    ただ、今、この日記を書きながら、ふと疑問に思ったのですが、「御文(オーンふみ)(4.3.1行)」や「(オーン)ありさま(4.3.4行)」「御宿世(オーンすくせ)(4.3.4行)」は「オーン」と読むのに、「御心(みこころ)(4.3.5行)」は「み」と読むのはなぜでしょう。御文は匂宮からの文だからいいとしても、他は大君のありさまや宿世や心です。老女房にとって主人の大君には敬語で話す必要があったから「オーン」となったけど、この物語の語り部(紫式部)には主従関係は無いので、そう読むのだろうかと勝手に想像していますが、本当のところはなぜなのでしょうか。

    ところで、私のような初心者には、一度、このような朗読を聞いてみたほうが良いようです。そういえば、ykhnmyさんも私説・源氏語りの最初の方で「聞きながら場面を想像する、よんでもらう音読」が良いと言っています。対象は私のような初心者ではなくて、古典の朗読を聞くだけで情景を思い浮かべることのできる、もう少し上級の人たちですね。
    それに渋谷教授も今日の講義の中で、源氏物語は女房が中宮彰子に読んで聞かせることを想定して書いているから、耳で聞いただけでも理解しやすいように書かれていると言ってらしたように思います。
    このように、本文の朗読が初心者だけでなく上級者にも役立つというのであれば、再編集版に朗読を持ち込んだらどうだろうという思いが出てきます。

    実はこの思いはずいぶん前からあって、ローマ字版があるなら、これを音声合成ソフトに入力して朗読させたらどうだろうと思ったのが最初です。Windows XPにはTTS 3000という音声合成ソフトがおまけでついているので、あれが使えるかもしれないと思ったのです。でも、そんなことをしても、本当に役立つのだろうかという思いの方が大きく、結局、何もせずじまいでした。今回の「御」の読み方にしたって、先生に朗読していただけたから分かったのであって、TTS 3000に朗読させたって分かりっこありませんから。
    しかし、人間が朗読するとなると、全54帖すべて揃えるのは、かなり大きな作業量になり、趣味でできるような代物ではなくなってしまいます。もっとも、どこか1帖だけくらいなら何とかなるかもしれないので、一応、これも、新しい今後の課題に挙げておくことにします。


    他にも、感じたことがいくつかあったのですが、それらは、またの機会に書きます。
    次回は、9月30日だそうです。たぶん、次回も行くでしょう。


    2004/9/22 恥ずかしい誤記があったので、修正しました。






    最終更新日  2004年09月22日 18時26分23秒
    コメント(1) | コメントを書く

    全7件 (7件中 1-7件目)

    1

    PR


    Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.