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カテゴリ:沖縄
![]() Lacrimosa:涙の日(S100 カンバスに油彩) この海に安息をお与えください。 我らのいとなみがこの海を二度と傷つけませんように。 1998年には世界規模の海水温の上昇で、慶良間の珊瑚礁は一面の白骨となりました。 2001年から2006年にかけて、慶良間の海はオニヒトデの異常発生では、さらに無残な状況になりました。 2011年5月のスーパータイフーンでは、水深10mよりも深い場所の珊瑚が根こそぎもっていかれ、水中はまさに墓場のようでした。 これらはまぎれもなく、我々人間のいとなみが引き起こした、地球規模の大きな気象変動が原因です。 慶良間の海の珊瑚礁が美しくあることは、我々人間が母なる地球と共存できているかの目印になります。 幸いにも京都議定書、パリ協定が結ばれ、慶良間の珊瑚礁域はラムサール条約に登録され、国立公園となり保護されていますが、2016年も多くの珊瑚が白化するのを目の当たりにしました。 美しい珊瑚を守ることは、私たちの住むこの地球を守ることです。 個々人の活動ももちろんですが、国家や地域を越えた、大きな心の共有が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 27, 2016 03:29:22 PM
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