2011/04/29(金)21:26
合同葬儀
今日は夫の友人の合同葬儀。私も参列させて頂きました。
自宅が流されている為、礼服を着れない方も沢山いました。亡くなった友人の家族も礼服ではありません。
お寺の目の前も凄まじい光景が広がっていました。
亡くなった友人のお母さんは足が悪い為、杖をついています。3月11日の大津波警報が出た時、勤務先にいた友人は周りの反対も聞かず、お母さんをたすけようと自宅へ。おそらく自宅に着いたその時、津波が来て犠牲に。
家族はすでに逃げて無事でした。
なんとも家族思いの友人。
せめて、帰宅途中で津波が来ていたら助かっていたのに。
「津波てんでんこ」…まさにその通りですね。
親は子を探さず、子も親を探さず、ばらばらに逃げる。なんとなく悲しい言い伝えですが、そうすれば、お互いが助かる。
はたして、あの状況でそういう冷静な判断が出来るのか?
いえ、しなければいけません!ね。